今この瞬間にしか書けない記事を書くことが楽しい

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ここ最近雑記シリーズが続いている。

雑記シリーズはその時々で心の中に強く「伝えたい」という想いが芽生えたモノを、ただ思いつくがままに書き綴っている。その時々の精神的なゆらぎがそのまま出てしまっていて、ある意味で素の自分に近く、恐らくはその時にしか書けない即興性の強い記事なのだと思う。

ブログを書くようになってから随分と時間が経ったが、時期毎に書く記事のタイプがえらく違っていた。はじめは母校のバレー部のコーチとしての想いを綴る実に個人的な日記ブログだった。その内、ライフハック記事が中心になって、最近は思うこと、考えている事をつらつら書くことが増えた。もちろん、このブログはライフハックブログだし、そういった記事は今後も書き続けたい。

ただ、努めてライフハック記事”だけ”を書こうとしていた頃よりも、今の方がより自分の内側に入って行って言葉を探している気がする。自分の中にある言葉に出来ないモヤモヤしたものを、言葉に切り出していく作業。これがなんとも苦しくて楽しい。

■自分、周囲の人、環境は常に変化し続ける

時に人は今この瞬間が未来永劫続いていくモノだという錯覚に陥る。しかし、実際には人は経験を積み、時には成長し、時には大切な感情を麻痺させてしまう。そして、あなたの選択と時間の経過により環境は日々刻々と変化を遂げていく。それは物質的な変化かも知れないし、精神的な変化かも知れない。

例えば、今の僕は社会人になって丸8年が経ち、結婚をしたり本を出版したり、それなりに経験を積んできた。仕事でいっぱいいっぱいになって周囲のことが見えなくなったり、手痛い失敗をして食事も喉を通らないほど精神的に追い詰められたこともあったけど、その分困難を乗り越えたときの爽快感や仲間と共に仕事を成し遂げることの悦びも知っている。

今僕が見ている世界は、3年前に見えていた世界とは全く違う色をしているのだろう。そこには成長もあれば、麻痺もある。価値観そのものが変わってしまった部分もあるだろう。故に、あの頃では書くことができないことがきっと書けるし、逆にあの頃なら書けていたことが書けなくなっている。

或いは、もっと短期間の中でも、何かに感動したり、自分の中でその時妙に気になっていることであったり、インスピレーションが湧いて書かずにはおれなくなったりという、その時々の感情や考えている事柄も、時の経過と共に薄れたり、忘れてしまったりもする。

その時に自分が持っている知識と経験、加えてその時々の感情や思考は、恐らくもう二度とは巡っては来ない。だから僕は、文章が少々へたくそでも、まとまりが無くても、書きたい事に出会えたなら、その時に書きあげることを何より優先する。

■誰の為に書くのか

以前、「いつからかブログに「エール」を込めるようになった 」にも書いたのだけど、最近はブログを書くときにある特定の人達の顔を思い浮かべながら「頑張ろう!」という想いを込めて書くことが多い。

最初はインプットに対するアウトプットを用意して学習効率を上げるとか、起業のために多くの人に知られる人間になりたいみたいな、極個人的な欲求でもってブログを書いていた。その後、自分が苦境に立たされ、ライフハックや仕事術で苦境を乗り越えたことから、「若者にライフハックという武器を配りたい!」と想うようになり、今現在はこれまで出会ってきた「今将に頑張って戦っている人達」にエールを送りたいと想うようになった。

ビジネスの現場でそれなりの責任を持って働く中堅どころという自分の立ち位置や、ここに至るまでの経験からそうしたいと想うに至ったのだろう。もしかすると、また自分の立ち位置が変わったり、色んな経験を積む中でメッセージを届けたいと想う先が変わるかも知れない。

しかし、僕は(会社員であるかは別として)ビジネスの世界で生きていくと決めているので、そこで戦っている多くの仲間たちを励ましたいし、苦境を乗り越えたり、楽しく働ける様なコツを発信していきたい、という想いは変わることはないだろうと想う。僕は成功者ではないから「こうすれば成功できるよ」とは言えないけど、共に歩きながら自分なりの工夫を共有したり、励ますことならできる。

■人は忘れたことすら忘れる生き物である

ふと昔の記事を読み返してみると、少し妙な気分になってしまう。自分が書いた記事なのに、自分は隅々までしっているハズなのに、何故かハッと気づかされたり、その頃の感情を思い出して元気が出たりする。かつての自分と再会するというか、かつての自分に戻るという感覚が近い。

多くの人は大切な思い出は絶対に忘れたくないと願うのに、いとも容易く忘れてしまう。だからこそ、またいつでも思い出せるようにと日記が発明されたのだろうし、僕にとってはこのブログがその役割を担っている。

その時の感情を思い出したいとか、原点を忘れないようにしたいと読み返す記事をいくつか列挙した。下手をすると僕以外の人には役に立たないかも知れないけれど、その瞬間にしか書けない記事を書くことは楽しかったし、その蓄積を後から見返すこともまた同じくらいに楽しい作業なのだ。

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