いつからかブログに「エール」を込めるようになった

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いつからだろうか、ブログを書くときに「読んでくれた人に”明日からも頑張ろう”と思ってもらえる記事を書こう」と思うようになったのは。

アルファブロガーにはほど遠いが、それでも僕のブログを読んでくれている人が少なからずいて、実際に会って友人となった人も少なくない。ある時から僕はブログを読んでくれている仲間や遠く離れた友、中にはまだ会ったこともない方々に向けてエールを送りたいと考えるようになった。

隠すことなく内面を吐露すれば、ブログを書き始めた当初、書くことは則ち自己の研鑽の為で有り、セルフブランディングによる”成功”への賭け金であった。しかし、今はそれらの事は二の次であり、一番は読んでくれた誰かの訳に立つこと、更に願わくば読んでくれた人が少しでも元気になれるような記事を書きたいと思っている。

■きっかけは「勇気を貰った」と言われたこと

きっかけはある時「ベックさんのブログに勇気を貰った」と言われたことだった。ただ、手帳の使い方やiPhoneやクラウドの活用法を紹介し、時折自分の心情を吐露していただけのつもりだったけど、思いがけず自分の書いた記事を読んで、その様な感情を抱いてくれた人がいたという事に強い衝撃を受けた。

それ以来、僕の価値観は一変してしまった。勿論、成長もしたいし、夢も叶えたい。しかし、例え微力で一時的であっても誰かの力になれるという事は何事にも代え難く、より重要な事、言うなれば僕の人生におけるミッションとなった。

そう考えていると、ふと、かつて学生時代だった自分が思い描いていた「クリエイターになって人が感動する作品を作る」という夢を思い出した。感動させるというのとは全く異なるのだけど、僕が書くことで誰かの助けになれるのであれば、それは僕が書き続けることの最たる理由となる。

■多くの人でなく、あの人の顔を想いうかべながら書く

記事に想いを込めるとき、僕はかつて出会った人々の顔を思い浮かべながら記事を書き進める。時には「頑張れ!」とエールを送り、時には「辛くなったら少し立ち止まってもいいんだよ」とペースダウンを促したりもする。

僕は成功者でもなければ心理カウンセラーでもない。なので、不特定多数の人に世界の真理を説いたり、心の内面を分析してアドバイスを行う事はできない。

出来ることはただ励ましたり、寄り添ったり、一緒に歩いて行こうと声をかけるくらいのことだけ。それなら、せめて僕は自分の周囲にいる家族や仲間、そしてこのブログを読んでくれている方が笑顔でいられる手助けをしたい。

 大衆の救いのために勤勉に働くより、ひとりの人のために全身を捧げる方が気高いのである

ダグ・ハマーショルド

7つの習慣を読み進める中で出会ったこの言葉もまた、僕が活動する中で重要な指針となっている。多くの人の役に立てるのであればそれは素晴らしい事だが、それよりもまず僕の周囲にいる人達の為に力を尽くすべきと考えている。

■かつて、そして今なお僕は周囲の人に支えられている

思えば、学生時代から親や友人には随分と迷惑を掛けてきた。両親は勿論亡き祖父母から貰った惜しみなき愛情も、友人達と遊び語らい、心から楽しんだり将来に夢を馳せた日々も、失恋に打ちのめされた僕のやけくそにつきあってくれた親友の存在も、全てが僕を勇気づけ支えてくれる物だった。

バレーを教えていた教え子達に「頑張れ」という自分が負けるわけにはいかないと、苦境に歯を食いしばった時期もあったし、自分に自信が持てない教え子に「反省は大切だけど、頑張ってできるようになったことを認めてあげることも同じぐらい大切な事なんだよ」と言ったことはそっくりそのまま僕にも当てはまる言葉だった。教えているようで教えられていて、励ましているようで励まされていた。

勿論、今は一番近くで支えてくれる奥さんの存在抜きには語れないし、つい数ヶ月前にぶちあたった大きな苦境の中で億の友人・仲間が手をさしのべてくれた。今なお僕は周囲の人に支えられ、今日という日を生きている。

■自分に出来ることをやるしかない

せめて助けられた分ぐらい、自分も誰かの役に立ちたいと思うのだけど、際だったスキルも持っていなければ、他人を支援するほどのリソースもない。そんな僕にとって書くことは数少ない”できること”の一つなのだ。自分にできることが限られている事を嘆いても始まらない。やれることをやるしかない。

だから今は、自分自身が懸命に働き考えを深化させ、そこで得たもの感じた事を等身大の言葉や姿勢で示していく他ない。頑張れとエールを送る僕が挫けたり怠けたりしては元も子もないし、自分の弱いところや駄目なところを隠して格好を付けても意味がない。

人生という山は一筋縄にはいかないものだけど、一人では長く険しい道のりも、仲間と励ましあっていくことで多少なりとも楽しく、思い出深い物になるだろう。そう信じて、僕は今日もブログにあなたへのエールを込めたいと思う。

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