GWから「lift」を使って習慣形成にチャレンジしてたのですが、丸1ヶ月程立った今の状況としては大体以下の様な状況です。
- 毎日カロリー記録 → 習慣化成功
- 毎日BLOG → 習慣化成功
- 毎日ランニング → 習慣化成功
- 毎日筋トレ → ほぼ習慣化成功
- 毎日読書 → 習慣化成功
- 毎日英語の勉強 → 少しずつやれるようになってきた
- 毎日診断士の勉強 → まだまだ
- 毎日開発 → まだまだ
まぁ、ブログと読書は元々それなりにはやってきてたので、他の物に比べればそれ程難易度は高くなかったと思います。ランニングや筋トレもまぁ、たまにはやっていたので「新しく始める」という感じでは無かったかもしれません。
それでも、今まで何度も挫折し続けてきた毎日の食事記録、ランニング(走れない日はウォーキングも可)、ブログ更新が1ヶ月ほど継続できたのはちょっとした成功体験でした。体重も順調に下がってますし(後10kgぐらい痩せないとだけど)。
ただ、やはり、これまでちゃんと取り組めていなかったお勉強系、開発系の習慣化に苦労しているのも事実です。これらについては、ちょっとした対策を考えてみたいと思います。
■「Lift」ってどんなサービス?
Liftは、いわゆる「習慣記録」サービスです。
予め取り組みたい習慣に対して、出来た日には淡々とチェックインを行っていきます。
iPhoneやAndroidといったスマホアプリ版とWebブラウザー版が用意されており、どちらかでも記録が残せて、どちらからでも記録を参照できる点は非常に使い勝手が良いです。
また、取り組む習慣は、他の参加者と共有することができ、例えば「Exercise」という習慣に取り組んでいる他の参加者の記録を見ることもできます。見ず知らずの人とやり取りをすることは稀ですが、やったことのメモを残した時に外国の方が「Prop」してくれたりすると、ちょっと嬉しい気分になります。
その他、自分がフォローしている人の取組を見ることも出来ますので、「おー、shingoさん頑張ってるなぁ。」みたいな感じで、刺激を貰えたりもします。
もう少しLIFTについて詳しく知りたい人は、是非以下にある堀さんの記事を読んでみてください。
習慣を作るウェブサービス “Lift” は目標達成支援サイトに進化する | Lifehacking.jp
■習慣形成に「Lift」を用いるべき3つの理由
習慣形成に「Lift」が効く理由は次の3点だと考えています。
理由1.クラウドサービスである
習慣記録系のサービスやアプリというのは世の中に沢山あるのですが、スマホでもPCでも使えるものは他にありません。(あるのかも知れませんが、知りません。)記録を行うにしても、記録を参照するにしても、手元にあるデバイスから即座にアクセス出来ることは大変なメリットです。
理由2.記録の集計が非常に良く出来ている
まぁ、この理由が一番大きいですね。日々習慣に取り組んでいくと、取り組んだ回数を週毎、月ごと、総合計で見れたり、カレンダー形式で見れたり、連続記録がオレンジ色で表示されたりと、ぱっと見て「よしよし、頑張ってるぞ」と実感を得られるのでGoodです!
また、集計画面意外でも、記録画面でも取組状況というのが見えるのが良いですね。続ければ続けるほど、Liftを開くのが楽しみになる、良い仕掛けだと思います。
理由3.記録を残したときのエフェクトがカッコイイ!
記録したときに、今週何回目だよとか、今週の目標達成だよとか、何回連続だよ、みたいなお褒めの言葉をくれるところがちょっと嬉しい。
でも、一番ビックリしたのは、21回目のチェックイン時に表示される「Hi-Five」。習慣化に必要な日数が21日だと言われているので、21日達成を盛大に祝ってくれているのだと思います。
■習慣化のコツ
1ヶ月ほど習慣化に取り組んでみて見えてきた、習慣化のポイントを5つ紹介します。
ポイント1.習慣化に取り組む項目を絞り込む
習慣化に取り組むときには、できるだけ項目数を絞り込んだ方が良いです。今私が取り組んでいる習慣は8つですが、その前は10個ありました。さすがに多いだろうと言うことで、2つ削減して取り組んだのですが、3つ程上手く習慣化できていません。
理由は簡単で、人間が一時に「やらねば」と意識できることは精々が短期記憶の範囲(5〜9個)ですし、習慣化という「過負荷」を一気にやろうとすると、消耗してしまいます。また、色々詰め込みすぎると、時間が足らなくなってしまう可能性もあります。
物事を習慣化すると、ある程度は無意識の内にそれが出来るようになりますし、慣れてくれば効率的に作業が行えるようになります。一時に取り組む習慣化の数は少し絞って、ひとつ習慣化ができてから新しいものに取り組む方が、習慣化を成功させる近道です。
ポイント2.周りに宣言し、報告する
私は、今回の習慣形成に先立ち以下の様な記事を書きました。
折角のゴールデンウィークなので習慣形成チャレンジ始めます! ー Lifelog Life vol.1 | Hacks for Creative Life!
ここで「今回こういう取組をやるよ」と宣言することで、後に引けない状況を作り出しました。
2週間限定で糖質制限をはじめました ー Daily Beck 5/26〜29号 | Hacks for Creative Life!
その後、何日かに1回の割合ぐらいで、習慣化への取組を報告しています。まぁ、誰得な記事かと言えば俺得なだけなので、人によっては「こんな雑音RSSにいれんじゃねぇ!」と言われても致し方ないかなとは思います。
ただ、この取り組み自体も、自分を実験台にした習慣化の実証実験だと思いますので、是非生暖かく見守って頂き、使えそうな部分があればご自身の生活に取り組んで頂ければ幸いです。
また、東ラ研Health Hack部というFBグループで、食事記録とランニング記録を投稿しているのですが、こういう励まし合える(監視し合える)仲間がいると、習慣化の成功確率がぐぐっと高まりますよ!
ポイント3.難易度を下げてまずは続けることを重視する
実は、足を痛めてしまい、5月半ばからずっとウォーキングをやっていました。Runningの習慣ですが、「走れないときは桜木町から自宅(2.6km/30min)まで歩く」という救済策を用意していました。
確かにランニングはできませんでしたが、この救済策を用意することで、週間20km程度のウォーキングを行ったわけですから、何もやらないよりは断然良いわけです。
習慣形成に於いては、最初から完璧を求めるのでは無く、まずは目標を下げたり、救済策を用意しておき、意識せずとも続けられる状態までまずは持って行くことを心がけると良いでしょう。
ポイント4.スタートダッシュを掛ける
習慣化は、慣れてくると意識しなくても出来るようになりますが、慣れるまでは意識的に「やるぞ」と動機づけなければ行けません。今回、私はGWという長期休みを使って習慣形成のスタートダッシュを掛けたことが功を奏した様に思います。
習慣化を片手間にやると大体うまくいきません。習慣化タスクの優先度を高く設定して、普段やっていることのいくつかを止めて(例えば、テレビを見ない、飲みに行かないなど)集中して取り組むようにしましょう。
ポイント5.毎日の振り返りが絶対大事
私は一日の最後に「日次レビュー」をやるのですが、この中で、以下の作業を行います。
- StudyPlusを開き勉強記録を全て付ける
- カロリー管理を開き食事記録を全て付ける
- 体重を量る
- その日出来たことをLiftにチェックインする
- (余裕があれば)DailyBeckでそれらをまとめる
とくに、DailyBeckを書くと、嫌が応にも出来なかった習慣への対策を考えさせられるので、振り返り大事だなぁと痛感する瞬間です。
最後に
ということで、今回はLiftの3つの魅力
- 理由1.クラウドサービスである
- 理由2.記録の集計が非常に良く出来ている
- 理由3.記録を残したときのエフェクトがカッコイイ!
と、習慣化のポイント5つ
- ポイント1.習慣化に取り組む項目を絞り込む
- ポイント2.周りに宣言し、報告する
- ポイント3.難易度を下げてまずは続けることを重視する
- ポイント4.スタートダッシュを掛ける
- ポイント5.毎日の振り返りが絶対大事
を紹介しました。是非皆さんも、「Lift」で習慣形成、チャレンジしてみてください!
参考書籍
参考アプリ