前回のガジェット編では動画撮影の側面から紹介しましたが、今回は主にカメラとレンズにフィーチャーして棚卸しをしていきたいと思います。おまけでさらっと周辺機器も触れておきました。
とはいえ、既に不要なレンズとかは売り払ってしまったし、必要なレンズは概ね揃っているし、カメラも全部現行最新機種だし、買い換えとか買い増しは殆ど無いんですけどね。
メインカメラ
- メインカメラ:Nikon Z9
- Nikkor Z 50mm/f1.2
- Nikkor Z 70-200mm/f2.8
- Nikkor Z 24-200mm/f4-6.3 & 2xテレコン
- Nikkor Z 20mm/f1.8
- Ulanzi クイックシュー「隼」
- JJCのハンドストラップ
基本的に自分の用途である風景写真、家族写真、運動会とかのイベント写真、星空写真、ブログのブツ撮り、動画撮影なんかをカバーできるだけのレンズ構成は揃っていると思います。
14mmからの広角ズームが欲しいっちゃ欲しいですが、まぁ20mmあるので暫くは大丈夫かな・・って感じで、掘り出し物の14-30mm/f4か14-24/f2.8が見つかればその内買うかも知れません。
Z9は少なくとも5年、長ければ10年ぐらいは使おうと思っていますので、当面は買い換えはないと思います。
メインカメラ:Nikon Z9
メインカメラはNikon ZシリーズフラグシップのZ9です。暫くはこいつと生きていく覚悟で無金利60回払いで思い切って購入しました。特徴は色々あるのだけど、ざっと挙げると・・
- フルサイズミラーレス一眼
- 4571万画素
- 秒間20コマの高速連写(11MPで120コマも可能)
- 8.3K60p,8K30p,4K120pまでイケる動画性能
- ハイレゾズーム(8K撮影⇒2倍の4Kまで解像感を維持してズーム)
- 9種類の被写体検知や3DトラッキングなどAF性能もめっちゃ高い
と、まぁ、写真機としても動画機としても圧倒的な性能を誇ります。Nikon Z6Ⅱから乗り換えて、写真も動画も圧倒的な解像感にマジでびびりました。
所謂縦繰り一体型で、図体はちょっとデカいんですが、それでもD800とかのレフ機とそんな変わらないサイズ感なので、そこは流石のミラーレス。地味にHDMIがMiniじゃなくてType-Aになったのが嬉しい。
後液晶がデカいし綺麗です。この液晶になれると他のカメラの液晶が全部おもちゃに見えます。ボタン類の豊富さは見た通りで、ぶっちゃけ機能が豊富すぎて使いこなせてないので、色々使い方を学んでいかねばだなぁ・・。fnボタンを使いこなせる様になりたい。
Z6Ⅱを手放してZ9に乗り換えた理由とこれからのカメラ運用体制Nikkor Z 20mm/f1.8
動画撮影から風景撮影まで、多分一番よく使ってるレンズがNikkor z 20mm/f1.8。
動画で自撮り映像を撮るときにも背景が広く映りますし、20mmとはいえボケ感も綺麗です。
超広角を活かしたダイナミックな写真が撮れるのは勿論、
解像感も色味も美しく、周辺減光なんかも気になりません。
そして、何より明るい。F1.8とNikon Zの暗所性能があれば、割と真っ暗な場所でもまるで昼間かの様な写真が撮れます。流石フルサイズ。
Nikkor Z 24-200mm/f4-6.3
Nikkor Z 24-200mm/f4-6.3は24mmから200mmまでカバーできるいわゆる便利ズームです。
こういう便利ズームにありがちな解像感の甘さや歪みなども特になく・・というか・・画質/解像感共にむっちゃ良いです。S-Lineの24-70mm/f4と比べても全然遜色ないレベル。
何より有り難いのがコイツ一本差しておけば、どんな場面にも大抵対応出来ること。そして、24mmの広角端でとってもそこそこボケ感が楽しめます。
f4-6.3とはいえ、夜景等の撮影も全く問題なし。流石フルサイズ。
何より素晴らしいのはカバーできる画角の幅が広いこと。こちらの写真が広角24mmで、
200mmの望遠端だとここまで拡大できます。テレコンは使えないのでこれ以上の望遠が欲しいなら70-200mm/f2.8にテレコンを付けるか、NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sにテレコンを付けるのが良いです。40万ぐらいするけど。
Nikkor Z 50mm/f1.2 S
Nikon Zシリーズに魂を捧げた人かどうかを見極める踏み絵的存在がこの「Nikkor z 50mm/f1.2」ではないかと思います。普通に鈍器です。
画質は圧倒的です。ポートレイトと言えば85mm/f1.8が定番ですが、50mm/f1.2もポートレイトに非常に適したレンズです。
F1.2なので、解放で撮ると被写界深度がとんでもなく浅いです。前ボケ後ろボケどっちも良い。とても綺麗です。
ブツ撮りなんかに使うのもよし。
何気ない風景を切り取るだけで絵になるレンズ、それが「Nikkor z 50mm/f1.2」。Nikon Zシリーズ使ってる人の大半はこのレンズを買うべきか悩むと思いますが・・・勿論、買いの一択です。
Nikkor Z 70-200mm/f2.8 & 2xテレコン
結局なんだかんだ買ってしまった大三元望遠レンズ。70-200mm/f2.8ですが2xテレコンかましたら400mm/f5.6までイケます。
僕の様な素人カメラマンでもこのレンズさえあれば結構良い感じに対象を切り取ることが出来ます。まじでこの羽毛感すごない?
400mmもあれば動物園ぐらいの広さならしっかり対象に寄ることが出来ます。
解像感もボケ感も流石大三元ですな。
70mmで撮ったらこんな感じで
200mmまでズームすると圧縮効果もしっかり効いた感じの画になります。
Ulanzi クイックシュー「隼」&JJCのハンドストラップ
Z6Ⅱからの流れえでハンドストラップを使っているのですが、流石に望遠レンズでハンドストラップだと腕が死ぬので、ハンドストラップとクビ掛けストラップを切り替えるかな。
クイックシューはUlanziの隼シリーズで統一してます。この辺の詳細はまた今度別の記事で。
サブカメラ
- サブカメラ:Nikon Zfc
- Nikkor z DX 16mm-50mm/f3.5-5.6 VR
- Viltrox 23mm/f1.4 Zマウント
- Viltrox 13mm/f1.4 Zマウント
- Small Rig製の皮ストラップ
- Small Rig製のエクステンショングリップ
サブカメラ用途なので、街歩きスナップやVlog用のNikkor z DX 16mm-50mm/f3.5-5.6 VR、ブツ撮りや背景ボケがしっかり欲しいスナップ用のViltrox 23mm/f1.4 Zマウント、主にVlogと風景用のViltrox 13mm/f1.4 Zマウントと欲しいレンズ構成は組めています。
望遠に関してはフルサイズの24-200mmや70-200mmがDXクロップで300mm相当まで行くので、DXレンズは不要かなと思っています。
サブカメラ:Nikon Zfc
サブカメラはZfcです。デザイン一目惚れ説は捨てきれませんが、マジでNikon Good jobだと思ってます。最大の特徴はDXフォーマットによる小型軽量。
小型っていっても普通のデジカメよりデカいんですが、それでもキットレンズのNikkor z DX 16-50mm/f3.5-5.6と併せた重量が580gというのは、ボディだけで1090gのZ9と比べると圧倒的に小型軽量。普段から持ち歩く気になる重量です。
バリアングル液晶搭載がある意味最大の購入理由で、ミニマムこのカメラさえあれば自撮り動画がどこでも撮れます。とはいえ、液晶めっちゃ小さいので遠目に画角確認ができるぐらいですが。
サブカメラのNikon Zfcの良いところ、レンズ毎の使い途Nikkor z DX 16-50mm /f3.5-5.6 VR
キットレンズのNikkor z DX 16-50mm/f3.5-5.6 VRは兎に角小さい。そしてシルバーで映える。一応フルサイズ換算で24−75mmなので、標準ズームってことになります。そして驚きのVR搭載。
ボディない手ぶれ補正がないZfcにとって、VRレンズか否かかなり大きな問題です。電子手ぶれ補正があるとはいえ、手持ち動画撮影とかVRじゃないレンズでやると酔います。
背景ボケも悪くない上に解像感も抜群です。というか、ぱっとみおもちゃっぽいレンズなのに、実際使ってみたらめっちゃ良いレンズです。
背景ボケとか暗所性能は明るい単焦点には勝てませんが、街歩きスナップ等であればこのレンズで十分じゃないかなと思います。
ちなみに、レンズフードはJJCのシルバーレンズフード、レンズカバーもシルバーで統一していますw
Viltrox 23mm/f1.4 Zマウント
ほぼシルバーがラインナップされているからと言う理由だけで買ったViltrox 23mm/f1.4です。そう、Zfcは写真だけでなく、カメラ自身をドレスアップする楽しみもあるのです。
Viltroxの単焦点全般的にいえることですが、解放での解像感はちょっと甘いです。まぁ、よーく見ればってレベルですが。
F1.4のレンズですから、ボケ感は兎に角良いです。むしろ、かなり被写界深度が浅くなるので、調子に乗って解放で撮りまくらないように注意が必要です。
フルサイズ35mm相当の画角なので、広すぎず、狭すぎず。
個人的にはブツ撮りに丁度良い画角、焦点距離だと思っています。
Viltrox 13mm/f1.4 Zマウント
Viltrox 13mm/f1.4はZfcでVlog撮るためだけに買った的なところがあります。ただ、レンズ内手ぶれ補正はないので手持ち撮影はお薦めできず、あくまで三脚で立てて自撮り映像を撮るようです。
じつは23mmよりもちょっとデカいです。
13mmは流石にレンズ経でかくなっちゃうよね。
結構寄れるので被写体に思いっきり寄って被写体と背景両方とも大きく写すみたいなことができるのも広角レンズならでは。ブツ撮り用途でも悪くない。
とはいえ、小さな被写体に対して使うと被写体よりも周りが大きくなってしまうので、そういう時には23mm/f1.4とかを使います。
僕は使いませんが、自撮り写真がこの広さで撮れるので、旅先のセルフィーで使いたいって場合にもこのレンズは超便利だと思います。
NikonのDXフォーマットで広く景色を撮りたいとか、自撮り写真を撮りたいとか、自撮り動画を撮りたいという用途でいえば、現状一番広角なレンズであることは間違いないので、そういう方には超お薦めです。
Small Rig製の皮ストラップ
Small RigがわざわざZfc向けとして発売したストラップです。この組合せ、最高過ぎん?
Nikon標準のストラップはZfcとミスマッチなので、Zfc買う人はSmall RigのこのストラップはMust Buyだと思います。
Small Rig製のエクステンショングリップ
Small Rigのエクステンショングリップを装着しています。プレミアムエクステンションで張り替えると色が合わないのですが、逆に黒とミントのツートンぽくなってこれはこれで可愛い。
アルカスイス互換なので、今時の三脚であればネジ止めなしで固定できるはず。Zfcは標準だとグリップ感が皆無なので、このエクステンショングリップは何はなくとも付けておくべきかと。
何より、Small RigがZfcのデザインに合うようにデザインしているので、親和性が抜群ってのが良いですよね。Small Rigグッジョブやで。
周辺機器
- 三脚
- Neewer ポータブル卓上ミニ三脚
- カメラバッグ
- カメラバッグ : K&F Concept 「アルファバックパック」
- 周辺機器
- フラッシュ:K&F Concept KF-882
- スマート電動三脚ヘッド:Polaris
- ジンバル:Moza Aircross2
- HDMIトランスミッター:Hollyland Mars300pro
周辺機器はまだブツ撮りとか実戦投入ができていないので、三脚のみ写真有り、それ以外は写真なしで紹介だけさらっとさせて貰います。
三脚について
運動会用に使ってるSilkの安物はほぼ運動会専用なので・・持ち歩きようによく使う卓上三脚の方を紹介しておきます。
とはいえ、これもNeewerの安物ですが。アルカスイス互換で、Small RigのエクステンショングリップやUlanziの隼がそのまま装着できるので重宝しています。
高さは1mもないぐらいですが、兎に角コンパクト。積載量的にもZ9&20mmぐらいなら余裕なので、お出かけするときはこいつを持ち歩きます。ただ、アルミ製なのでカーボン製に比べると重いです。
今年の目標は、コンパクトで軽量だけどZ9が乗せられる高さ150cm以上いけるカーボン三脚を買うことかな。卓上三脚はこれはこれであっても良いのだけどね。
カメラバッグ : K&F Concept 「アルファバックパック」
Z9も持ち歩けるようにとでK&F Concept 「アルファバックパック」を購入しました。まだ実戦投入していないのですが、容量がとんでもないので、今日紹介したレンズ全部入れても余裕です。
その内詳しく紹介記事書きたいと思います。
フラッシュ:K&F Concept KF-882
以前誕生日プレゼントで頂いたフラッシュです。あまりフラッシュ撮影をしないのですが、ちゃんとフラッシュの向きを変えられるので、直接フラッシュ光を当てずに天井に跳ね返して撮るとか、光量調節できるとかそれなりに便利機能があります。
今年はフラッシュをちゃんと使える様になりたい・・
スマート電動三脚ヘッド:Polaris Astro edition
買ったのに使えてない周辺機器その①スマート三脚ヘッドのPolaris。赤道儀的にも使えるし、スマホを使って狙っている星や星雲に自動で向いてくれます。
星空を撮りたくて購入したのですが、まだ活用し切れておらず。今年の目標はPolarisと大三元ズームでアンドロメダ星雲を撮ったり、20mm単焦点で天の川を撮ったりしたいと思います。
https://camp-fire.jp/projects/view/526865
ジンバル:Moza AirCross2
買ったのに使えてないガジェットその②がMoza AirCross2動画用に購入したのですがあまり活用出来ておらず。今年こそZ9のジンバル撮影でシネマティックで動きのある動画を撮りたいと思います。。
HDMIトランスミッター:Hollyland Mars300pro
買ったのに使えてないガジェットその③がHollyland Mars300pro。HDMIを無線でiPhone等に飛ばせるので、外部ディスプレイ代わりにiPhoneを使ったり、写真撮影中のZ9の情報表示画面を収録しようと思って購入。
意外にZ9を持ち出して外で自撮りとか撮らないし、Z9で写真を撮りに行くみたいな動画も作れておらず登場シーンがありませんでした。今年こそは・・。
さいごに
ということで、たなおろシリーズ第3弾はカメラ及びレンズについて棚卸ししました。改めてですが、自分の使用用途にあった機器は揃ったなという感じではあるので、手放す物は多分無くて、買い足しも特に今すぐ必要なさそうなので、暫くはこの構成で活動を続けていきたいと思います。
次は普段持ち歩く小物・アクセサリーの棚卸しをしたいと思います。
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