アメリカで開催されているAppleの開発者向けカンファレンス「WWDC2009」にて、前噂どおり新型iPhoneについての発表があった。その名も「iPhone 3G S」SはSpeedを意味するらしい(^^)
日本ではSoftbankから6月26日に発売予定。流石に今回は大行列はできないだろうけど、自分みたくコレ待ちだった人もいるだろうし、当初は品薄になるんじゃなかろうかと。(ドコモからはやっぱり出なかったですね。。)
価格はApple発表で32GB 299ドル、16GB 199ドル。恐らくSoftbank的には32GBで月々3,280円、月月割り2,000円の実質負担額1,280円(24ヶ月で30,720円)あたりで手を打ってくるんではないかと思う(もしくは3480円/月ぐらい??)
ざっと特徴を洗っておくと
- 最新のOS 3.0を搭載(100以上の新機能とAPIを搭載)
- 処理速度が向上(およそ2倍~3倍)
- 通信速度が向上(3.6Mbps→7.2Mbps)
- 電池の持ちが改善(30%程度の改善)
- メモリ容量がアップ(32GB、16GBのラインナップ)
- カメラ機能が向上(300万画素、AF、マクロ接写可)
- ビデオ撮影機能が追加(30fp、VGA640×480)
- 音声認識機能搭載(日本語は対応してるのかな ^^;)
- 電子コンパス搭載(+GPSでMAPソフトがナビになる!)
などなど、HW的にも順当とも言える進化を遂げています。ってか、ほぼ事前に流れていた噂通りで、改めてApple通の人々の執念みたいなものを感じてみたり(笑)ディスプレイ解像度は320×400のままっぽい。。せめてVGAにして欲しかったなぁ。
OS3.0では、カット&ペーストに対応したり、横断検索機能のSpotlightが搭載されたり・・・詳しくは下記の記事を読んでもらえれば一発だ。
新型iPhoneは今夏発表──「iPhone OS 3.0」はコピペ、プッシュ通知、Spotlightなどサポート
特筆すべき点として、開発者向けには
- アプリ内での決済
- Bluetoothによるペアリング不要のP2P接続
- アプリへのプッシュ通知
- マップのアプリ内利用
- 周辺機器との通信、制御
- iPhone/iPod touch内の音楽ライブラリーアクセス
エンドユーザ向けには
- カット、コピー、ペースト機能
- Spotlight(端末内検索機能)
- MMSのサポート
- BluetoothのA2DPサポート
- 多くの標準アプリでランドスケープモード対応
- カレンダーのCalDAV対応
- メモのiTunesシンクロ
あたりが上げられるらしい。また、Safaliのバージョンもあがるみたいで、
- HTML5に対応
- Javascriptの処理性能が2~3倍
- httpストリーミングに対応
- ユーザー名やパスワードのオートフィル搭載
などなど、素敵に進化を遂げています。惜しむらくはFlashをサポートするという発表がなかったこと・・・
ちなみに、これまでのiPhone3Gも売り続けるみたいで、Apple公認価格はiPhone3G 8GBで99ドル。エンドユーザ向けに裾野を広げることが目的のようです。Softbank的にはスパボ一括9,800円とかで売るのかな・・・??
さて・・・beck的には割賦の支払いが終わるタイミング(今年の7月で丸2年)の問題から、前回のiPhone3Gを見送って今に至るわけで、何はなくともiPhone 3G S買うでしょ!!また、購入後にレポートいたしやす♪