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楽天経済圏に全シフトした僕の「やりすぎない楽天経済圏攻略法」 ー ポイントの出口戦略編

楽天経済圏攻略法、最終回となる今回は「ポイントの出口戦略編」です。

楽天経済圏攻略法シリーズ

楽天経済圏攻略の鍵は「ポイントの出口戦略」にあり

ここまでの記事で「どうやってポイントをお得に貯めるか」はご理解頂けたと思いますが、実はこのポイントというのが少しくせ者で、まとまったポイントがあるとついつい無駄遣いしたくなってしまいます。

私の場合、ついついガジェットを買おうとしてしまうのですが、無駄遣いしてしまっては本末転倒なので、なるべく「生活費」にポイントを回せるように意識的にポイントの使い途を決めています

通常ポイントと期間限定ポイント

楽天ポイントには大きく二つ、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」が存在します。

「通常ポイント」は楽天ポイントカードを提示したり、楽天カードの利用金額に応じて貰える1%程度の還元率の通常ポイントで、約1年間の有効期限があります。カードの支払いに回せたり、ポイント投資、楽天証券のポイント支払いなどあらゆる用途で利用可能です。

SPUや買い回りポイントアップで貰えるポイントは「期間限定ポイント」です。獲得できるポイントの大半がこの「期間限定ポイント」であり、使用用途が限られる点は注意が必要です。

通常ポイントと期間限定ポイントの使い途

楽天ポイントの出口戦略の基本は以下の通りです。

  • SPU対象のサービスでポイントを使わない(カード支払い分のポイントを取り漏らす)
  • 通常ポイントは貴重なので「カードの支払い」と「楽天証券のポイント投資」以外には使わない
  • 期間限定ポイントは利用可能なサービスを把握して積極的に使っていく

ざっと「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の使い途をまとめたのが以下の表となり、私のお薦めは○が付いている用途でのポイント利用です。

楽天ポイントの使い道 SPU対象 通常ポイント 期間限定ポイント
楽天市場、楽天ブック、楽天ファッションでの買い物 対象 ▲勿体ない ▲勿体ない
加盟店でのポイント支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天ふるさと納税 対象 ▲勿体ない ▲勿体ない
楽天モバイルの支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天でんきの支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天ガスの支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天ペイでの支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天ビューティでの支払い 対象外 ▲勿体ない
ラクマでのポイント支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天トラベルでのポイント支払い 対象外 ▲勿体ない
楽天カードの請求分支払い 対象外 ×
楽天Edyへのチャージ 対象外 ×
楽天証券でポイント投資 対象外 ×
楽天ウォレットで仮想通貨に交換 対象外 ×

楽天市場での買い物にポイントを利用しない方が良い

これはあくまで他の用途でポイントを使える前提ではありますが、楽天市場、楽天ブックス、楽天ファッション、楽天ふるさと納税といったSPU対象のサービスでのポイント利用はあまりお薦めできません。

SPUには楽天カードのポイントアップが含まれており、楽天銀行利用分も併せるとプレミアムカードで+5倍、それ以外で+3倍のポイントアップ、0と5の付く日キャンペーンと併せてそれぞれ+7倍、+5倍のポイントアップが得られます。

仮に楽天市場での買い物2万円分をポイント支払した場合、プレミアムカードで7%分1400ポイントを取り漏らすことになります。

他の用途でポイントをしっかり使い切れるのであれば、SPU対象サービスはなるべくカードで支払い、SPU対象外で楽天ポイントでの支払いが可能なサービスでポイントを使う方がお得です。

通常ポイントの使い途

通常ポイントは何にでも使える万能ポイントなので、期間限定ポイントが使えない用途での利用をお勧めします。私のお薦めは「カードの請求に充てる」ことと「楽天証券のポイント投資」の2点です。

同じポイントを使うにしても

  • 楽天市場の支払いは楽天カードを使ってSPUのポイントを貰う
  • 楽天カードの請求時にポイントで支払う

という形にするだけで、SPUでの追加ポイント分だけお得になります。

カード請求でポイント支払いを行いたい場合は、e-NAVIから申し込めます。余っている通常ポイントがあれば積極的にカード支払いに充てていきましょう。

また、楽天証券でポイントを使った株や投信の購入は「通常ポイント」のみが利用可能です。私の場合、毎月付与されている通常ポイントは概ね「つみたてNISA」の代金に自動的に充てられています。(毎月33333円積み立てているので、通常ポイントは概ねこれに吸収される)

期間限定ポイントの使い途

期間限定ポイントは有効期限も短く、使えるサービスも限られているポイントなのですが、使い途をしっかり定めてやれば「生活費」をうまく圧縮することが可能です。

私は以下の5つの使い途で

楽天モバイルの通信量を期間限定ポイントで支払えるのは本当にありがたくて、我が家の通信料金はほぼほぼポイントだけで賄われています。端末の割賦には使えないので、その点は注意が必要です。

ラクマで欲しいモノがあるときにも期間限定ポイントを使っています。ただ、こういったフリマアプリって無駄遣いに走りがちなのでその点は注意が必要です。。

楽天ビューティや楽天トラベルもポイント利用の有力な出口候補です。カットやマッサージ、家族旅行といった必要経費に対して期間限定ポイントが活用出来るのは大変有り難いです。

そして、最大のキラーコンテンツが「楽天ペイ」です。コンビニ、スーパー、ドラッグストア・・或いはデリバリーピザ等々、身の回りのリアルサービスで「期間限定ポイント」を使って支払いが行えます。

しかも、期間限定ポイントでポイント払いしたその支払いでもポイントが貰えます。(ポイント払いでポイントが貰えるのは楽天市場とかと同じ設計しそうですね。)

楽天ペイが使える店舗はかなり増えていますので、普段のお買い物で楽天ペイを使うようにすれば「期間限定ポイントが使い切れない」ことはまずないんじゃないかと思います。

【7/19 午後追記】大橋さんから補足頂きました。ありがとうございます!5と0の付く日は楽天ペイのポイント払いでポイント2%になります。(毎月エントリーが必要)通常1%に+1%で最大200P迄(2万円分まで)ポイントが多く還元されます。

まとめ

ポイントの出口戦略についてざっくりまとめると以下の通りです。

楽天経済圏攻略法シリーズはこれにて完結です。過去記事でまだ読んでいないモノがあれば是非ご一読ください。

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