Youtube等ではこれまでもなんどとなく発信していましたが、メインのカメラをNikon D800からZ6Ⅱに切り替えました。
D800は未だ写真機としては現役バリバリだったし、個人的にはこれまで自分の人生を高解像度に切り取ってくれたD800をずっと使い続けたいと思っていました。ただ、やはり動画性能(FHD, 30fps, 20分, AFがうるさい&暴れる)は現行機とかなり見劣りしてしまいます。
そのため、当面はiPhone12Pro Maxで動画を撮って、一眼での動画撮影はしばらく待とうと思っていたのですが・・色々考えた結果Z6Ⅱに乗り換えることにしました。
Z6Ⅱに切り替えた目的は「写真と動画」
Z6Ⅱに切り替えた目的は「写真も動画も非常に高レベル」という点にあります。D800から乗り換えた理由はざっと以下の通り。
- 光学性能に妥協はしたくない中、NikonのZマウントはかなり魅力だった。
- Youtube動画撮影を含めて4K/30fps、4K60fpsが内部記録でき、外部記録でLog/HLG/Rawに対応
- 静止画もD800相当の解像度で撮っていきたい
- フルサイズながらミラーレスなので小型/軽量/オートフォーカス爆速/オートフォーカスめちゃくちゃ静か
フルサイズ4K動画の王道と言えば、今はPanasonicのS1/S5シリーズ、或いはSONYのα7シリーズの方がメジャーではあるのですが・・候補だったS5/α7cにはないZ6Ⅱの魅力がZマウントだったのです。
Atomos Ninja Vとの組合せであればやりたかったLogもHLGも撮れるし、将来的にはProRes Rawでの動画撮影にも挑戦できる・・というのは非常に魅力でした。
バリアングルモニターでない点は、正直ちょっとYouTube動画撮影用途としてはマイナスでしたが、家で撮る分にはAtomos Ninja Vを繋いで10bitで収録するので今のところ大きな問題ではなさそうです。
Youtube動画を撮るのが楽しい
Z6Ⅱを購入してから、動画撮影が楽しくなってしまいYoutubeばっかり更新していました。新しいGearをゲットするとついついそれで遊びたくなってしまいます。
主にガジェットのレビュー動画中心で上げているのでどんな動画を撮っているかご興味がある方は是非リスト「レビュー動画」にまとめているのでご覧ください。
おっさんの自撮り動画が4Kになる需要などこの世に皆無だとは思いますが、せめて高画質/高音質な動画や音声でやっていきたいという「おっさんの4Kへのこだわり」はそれなりに楽しんで貰えるんじゃ無いかと思います。
最近YouTubeにかまけてばかりいたのだけど、一向に視聴者が増える気配はない(笑)でも今は、自分が段々と上手にできるようになってくる感覚がとても楽しい。ブログも最初はそんな感じで…読まれなくても書くのが楽しくて8000文字の記事とか書いてた。上達感を楽しめる時期は最も幸福な時期やと思う。
— 北真也(beck) (@beck1240) July 16, 2021
何よりも、こうやって何か新しいことをはじめている時のワクワクというか、上達してる感というのはすごく楽しいわけです。そんなに沢山は見て貰える様なYoutubeチャンネルではないけれど、それでも多少なりとも見てくださる方々がいて、時々評価やコメントも貰いながら楽しんでやっています。
Z6Ⅱを買ったおかげで、動画をもっとやっていきたいというモチベーションが得られたことは、何より大きな収穫やったかなと思います。
写真性能も間違いない
まだ、そこまで写真の方を使い込めていないのですが、写真性能も間違いないです。D800と比べてよくなった点と言えば、
- AFの性能が劇的に向上した(フォーカスポイント51→273、瞳AFが出来るようになった&感度と追従速度がむちゃくちゃ凄い)
- 連写性能(4コマ/秒→14枚/秒、フルサイズミラーレスとはいえ爆速)
- Full Autoで撮った際の露出あわせがむちゃくちゃ賢い(D800は撮影前の露出調整必須)
- なんせZマウント。(マウント径44mm→55mm、フレンジバック46.5mm→16mm)
- ボディ内手ぶれ補正(フルサイズにありがちな手ぶれ写真が減らせる)
- ISO感度の上限が25600→51200
D800が3630万画素だったのに対してZ6Ⅱは2450万画素。ここはちょっとグレードダウン。ただ、今時の動画に強いフルサイズは軒並み2400万画素前後だし、もっと動画に振ってるα7sⅢなんかは約1210万画素(結果、4K120fpsや高感度低ノイズを実現)。
勿論、高画素の方が引き延ばしに強いとかありますが、2450万画素でも実は約6000×4000ピクセルもあるので十分に高画素。というか、素人の趣味程度なら2450万画素で十分すぎるぐらいです。逆に、Z6Ⅱがどこまで高感度につよくなっているか楽しみですらあります。
Z7Ⅱだと4575万画素までいくのだけど、動画で色々制約が出ちゃうし、高すぎて買えないですしね。写真も動画もっていう人はZ6Ⅱ、写真メインという人はZ7Ⅱが良きです。(僕は写真メインならD800使い続けてたと思うけど)
何枚か適当に家にあるものをとってみたけど、24mm-70mm/f4と50mm/f1.8のどちらともに申し分ない描写。
子供の写真をはじめとして、家族写真に今後も活躍してくれるでしょうし、ブログに紹介するグッズのブツ撮りなんかも問題なしです。
今まではファインダーから見える画と、実際に撮影された画の間に差分があったため、何枚か試し撮りする必要がありましたが、背面液晶やEVFで今の設定でどういう画が撮れるか見えるので試し撮りや、撮り直しが減りそうです。
爆速瞳AFは勿論、フルオート撮影性能も劇的によくなっているので、カメラに詳しくない方に撮影を委ねるときも安心。(D800は70%の確立で、手ぶれ、ピントずれ、露出オーバーが起きていた)試し撮りができないとっさのシーンを撮るときの安心感も増します。
勿論、狙って撮りたいときはマニュアル設定でシャッター速度とISO感度固定でNDフィルタ使って表現変えたりもできるし、この時に背面液晶やEVFで設定の結果を見ながら調整ができるのは便利だなと。ケースバイケースでオートとマニュアルを切り替えて使っていきたいところです。
ちょっと暑くなってしまって写真を撮るためだけに外出する気力がわかないのですが、風景や町並み、夜景なんかも試し撮りしてみて、どれぐらいいい画が撮れるかためしてみたいと思います。
最後に〜買って良かったZ6Ⅱ
正直、D800から乗り換えるのはかなりの勇気がいりました。D800まだまだいけるのにっていう想いもありましたし、2台運用も考えましたが、予算的な問題と保管場所の問題から完全移行に踏み切りました。
Z6Ⅱに乗り換えてから動画が楽しくなったり、ボディが軽くなったことによってカメラを持ち歩く頻度も増えそうです。オートがより賢く信頼できるようになった分、今までよりもっとスナップ写真が増えそうな気もしています。
Youtubeも今のところ自撮りのレビュー動画メインですが、今後はプレゼン動画や街や風景の動画を撮ってシネマティック動画作品作りにも挑戦してみたいと思います。
また、カメラ周りの情報や、動画の撮り方や編集の仕方、Youtubeでの動画発信のTipsなんかもYoutubeやブログで発信していけたらと思います。是非、Youtubeのチャンネル登録もお願いいたします。
なんにせよ、新しい世界が広がるというのは良いことだなと思います。新しいカメラとの生活や活動を楽しんでいきたいと思います。
今回紹介したグッズ
Z6Ⅱ
Also published on Medium.