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RODE Wireless GoⅡを使えばInsta360 Go2の外付けマイク問題が解決する&マルチカム収録が楽になる

内部収録が出来るのが魅力でついRODE Wireless GoⅡを衝動買いしてしまったのですが、これが買って大正解!Insta360 Go2の外部マイク問題が解決し、マルチカム収録のポストプロセスが無茶苦茶楽になりました。

YouTubeでも動画を挙げているので是非チェックしてみてください

Wireless GoⅡのおかげでInsta360 Go2が一軍復帰

唯一無二の小型軽量カメラInsta360 Go2。取り回しが良いのに高画質で手ぶれ補正もバリバリ効いて、めっちゃ良いんですが以下の泣き所がありました。

  • バッテリーの持ちが悪い
  • 内蔵メモリの容量が32GBしかない、増設不可
  • 外部マイクが使えない
  • 撮れる映像は4Kではなく2.7Kまで

購入してから結構経っていることもあり、ケースから外した状態で動画を十数分録るとバッテリーがなくなります。FPV動画用途で1,2分の動画を収録→ケースに戻してこまめに充電を心がける運用が必要です。

メモリ容量の少なさは、バッテリーが弱く長回しに不向きと言うこともありそれ程大きな課題にはなりません。(長回し録画したい人はGo Pro11なりOsmo Action3を買うべき)

ただ、音質の悪さだけは如何ともしがたく、音声が不要な動画素材の作成、しかも1−2分のショートクリップのみと用途が限られた為、段々と使わなくなってしまっていました。

救世主「RODE Wireless GoⅡ」現る

そんな中現れた救世主が「RODE Wireless GoⅡ」です。トランシーバー(マイクが着いている送信機)に音声を内部収録出来る機能が付いており、これが48Khz/32bit floatという高音質で収録出来る優れものなのです。

RODE Centralというアプリ経由でしか音声が書き出せないのが若干面倒ではあるのですが、どうせ音声別撮りで動画に合成すること自体が手間なので、さほど気にはなりません。

Insta360 Go2には外部マイクを接続することはできませんが、Wireless GoⅡのトランシーバーに内部収録した音声を後からInsta360 Go2の映像に合成すれば、実質的に外部マイクが使えることになるわけです。

これがどれぐらい違うかはYoutube動画の以下の箇所を観て頂ければ分かります。Wireless GoⅡに風防が着いているというのもあるのですが、それにしても音声の聞きやすさが全然違います。

最強の手ぶらFPV動画コンビが爆誕

そんなわけで、ここに「Insta360 Go2」と「Wireless GoⅡ」という最強の手ぶらFPV動画コンビが爆誕しました。

親指大の小型軽量カメラのくせに無茶苦茶画質も手ぶれ補正もいいInsta360 Go2で気軽に映像を撮りながら、Wireless GoⅡで高音質に音声収録を行う。

Insta360社には、バッテリーの持ちとメモリ容量を増やし、4K動画に対応したInsta360 Go3の発売を強く希望したいところです。(64GBモデルは一応あるんですけどねー)

とりあえず、現状は以下の様な形でFPV動画撮影のセットを組んでいます

  • 長回しの4K動画はOsmo Action3 & Wireless GoⅡ
  • ショートな2.7K動画はInsta360 Go2 & Wireless GoⅡ

観光地とかでOsmo Action3をつけるのはそんなに問題はなかったりします(映像撮ってる人結構いるから)。

ただ、宿泊施設屋内の様子を録ったり、家族でお出かけしているときのFPV動画にはちょっとOsmo Action3は目立ちすぎるため、こういった場面ではInsta360 Go2が無茶苦茶活躍してくれます。

マルチカム収録のポストプロセスもめっちゃ楽に

もう一つ嬉しい副産物ともいえるのが、Wireless GoⅡで内部収録を行った音声をベースに映像素材を合成することでマルチカム収録のポストプロセスがめっちゃ楽になることです。

今回のYoutube動画ではInsta360 ONE RS1インチの音声収録にしくじっていたので頑張って手動で位置合わせをしましたが、Final Cut Proの音声同期機能を使えば容易に音声ファイル&複数の映像素材から複合クリップが作れてしまいます。

Deep Japan in JapanglishのVlogでは計4台のカメラで撮影を行っていたのですが、Wireless GoⅡの音声と音声同期を行うことで簡単に映像素材を合成することができました。(上のスクショは余計な部分をカットした後なので綺麗ですが、実際には映像なし音声のみ箇所のカットや、同期にしくじった映像素材の手動同期作業が必要です)

Youtueに上げた動画ではInsta360 ONE RS1インチの第三者視点とInsta360 Go2の主観視点を組み合わせたマルチカム収録を行っているので、是非チェックしてみてください。

また、Deep Japan in JapanglishのVlogでも同じくWireless GoⅡの内部収録音声を中心にマルチカム合成を行っているのでご視聴頂ければ幸いです。

~

バックアップで念のためにInsta360 ONE RS1インチやOsmo Action3、Z9なんかのカメラにもWireless GoⅡの受信機の音声を入れているのですが、基本的に内部収録した音声の方が音質は良いので、

  • 内部収録音声を後から映像に合成するのがメイン
  • 同期精度向上とバックアップの為にカメラ内にも受信機音声を収録

という方針で運用しています。

さいごに

ということで、今回はRODE Wireless GoⅡを導入したらInsta360 Go2の外部マイク問題が解決し、マルチカム収録のポストプロセスが無茶苦茶楽になったというお話でした。

実を言うとWireless Goを持っていて、Wireless GoⅡが出たときに「なんだマイク2個に増えただけか」とずっと見送っていたのですが、Wireless GoⅡの内部収録機能の存在を知り、Insta360 Go2の外部マイク使えない問題が解消できることが分かった瞬間に速攻ポチってしまった次第です。

何かしらの参考になったなら是幸い。ではでは。

今回紹介したグッズ


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