誰が僕を救ってくれるの?
街の明かり潤んで見える。涙涙の物語。
僕にとって最もなくなって欲しくなかったサービス「MediaMaker」がサービス終了となりました。
理由はAmazonからのBAN。
携帯端末向けデザイン構築などのAmazonアソシエイト規約違反によって、 2017年3月に当サービスのAmazonアソシエイトアカウントが削除されました。 それに伴い、アクセス制限などの制約を受けてきましたが、 このたびAmazonからのデータ提供が完全に停止されたためサービス運営が継続不可能となりました。
この知らせを目にした時の僕の焦燥ぶりといえば、それは酷いモノでした。
泣き叫び、髪をかきむしり、天(Amaz○n)に呪いの言葉を吐きかけ、iPhoneXを投げ捨て・・るのは流石に躊躇してやっと我に返った次第です。
以前からMediaMarkerの中の人には
「まじで無くなると死ぬんで、有償化して安定運営して欲しい」
と懇願していた僕ですが、まさかこの様な形の結末を迎えるとは思ってもみませんでした。本当に、心から、とんでもなく残念です。
こうなってしまった以上、僕に言えることは「素晴らしいサービスを提供して頂き、本当に有り難う御座いました」以外何もありません。
■とりあえず移行先を探そう
とはいえ、蔵書管理および読書記録のためにも、代替サービスを決めなければなりません。
色々調べて検討した結果、無難に「ブクログ」を使うことにしました。
メディアマーカーと比べると
- 外部連携機能(というか、Evernote連携)が弱い
- 管理出来る項目がそれほど多くない(価格情報とか購入日とか)
- 自分の本棚なのにAmazonアフィリエイトコードがブクログのもの(詳細レビューページのみユーザのコード)
とか色々不満はあるけれど、蔵書の管理と簡単なレビューが残せればそれでいいやと。
ということで、MediaMarkerのデータを全移行。
■移行手順
移行手順は多くの人が書かれているので、詳細は以下リンクを参照いただくとして、超簡易な手順だけ書いておきます。
参考
メディアマーカーからブクログへ4864冊を移行。Excelを使った移行方法・注意点IT-EX
まずはMedia MarkakerからCSV出力。
選択するのは以下の図の通り
ExcelなどでCSVを開き、列の並び順を以下のブクログの形式に合わせます。
サービスID, アイテムID, 13桁ISBN, カテゴリ, 評価, 読書状況, レビュー, タグ, 読書メモ(非公開), 登録日時, 読了日
サービスIDを先頭列に追加して全てAmazonを意味する1を設定。ASIN、ISBN/JAN、カテゴリ、評価、状態、コメント、タグ、一列空けて、登録日、読了日の順番に並べ直します。
状態をブクログのテキストに変更します。読了⇒読み終わった、未読⇒積読、読中⇒いま読んでる、と一括置換したのち、日付の形式を”yyyy-m-d h:mm”に変換すれば準備完了です。
オフィシャルには全ての項目がダブルクォーテーション(”)で囲われていないといけないと書かれていますが、無くても問題無く取り込めました。
タグが複数個ある場合、MediaMarkerから出力されたCSV上では改行でタグの区切りが設定されているため、改行コードをカンマに変更して、全てのタグをダブルクォーテーションで囲う必要があります。(私は面倒くさかったので、改行のままとりこんで、後からブクログ上で手動で変更することにしました。)
■読書メモのためのEvernote連携について
これまでは読書メモをMediaMarkerに書いておけばいいかんじにEvernoteにノートを作ってくれていたのですが、それももう叶わぬ夢となってしまいました。
ブクログには文字制限もあるので、読書メモについてはEvernoteに集約する方針で、とりあえずブクログに登録された本の情報がEvernoteに流れてくるようにだけ仕組み化することに。
ブクログにはRSSがあるので、これをifttt経由でEvernoteに流通して、後は読書メモはEvernoteに取ろうかなと。RSSは以下のURLから取得できます。
● https://booklog.jp/users/(ここにユーザ名)/feed/
IFTTTの設定はこんな感じです。
レシピが必要な方は以下からご利用下さい。
Evernoteに取り込んだ図。書籍情報が全然ショボイとか、タグとか連携できないとか不満はありありですが、とりあえずEvernoteにノートが自動生成されるだけでもワンステップは自動化ができるということで。
■最後に
MediaMarkerサービス終了のアナウンスには愕然とするしかありませんでしたが、嘆いていても状況は改善しないので、今後は蔵書管理(読書記録)はブクログ、読書メモはEvernoteで行っていくことにしました。
ブクログお使いの皆さん、是非ブクログ上でつながりましょう!
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