出産育児を経験された女性の先輩から
「写真の印刷ならしまうまプリントがお奨め!」
と言われて、取り敢えずEvernoteにメモっていたのですが、母の日のプレゼントに息子ちゃんの写真を写真立てとアルバムに入れてプレゼントしようということになったので、早速試してみました。
結論から言います。
このクオリティでこの価格は凄すぎる
もう、このひと言に尽きます。
■どれぐらい凄いかというと
公式サイトの価格表を見てみると・・・
今回はKodakのロイヤルペーパーで印刷をお願いしたのですが・・・これで1枚8円とか、価格破壊過ぎる。
まず、普通家のプリンターだとインク代と紙代だけで1枚2,30円ぐらいのコストが必要になりますので、プリンタ本体の金額はこの際考えない(TPOでプリンタが必要になる場合があるので)にしても、しまうまプリントはかなり安い。
しかも、家のプリンターって、基本的に水性インクなので、耐水ペーパーなど特殊な紙を使わないと水に弱いし、経年劣化も早い。しまうまプリントは、どのメニューを選択しても全て銀塩なので耐久性はインクジェットよりは遙かに優れています。
表現力は諸説あるので何とも言えないのですが、インクジェットより銀塩の方が劣るということはないと思います。
まぁ、いずれにせよ、うちのプリンターはもう古く、変な線が入ったりすることが多いので、オフィス文書や手帳に貼るシールぐらいならいいのですが、長期保存目的の子供の写真を印刷するのは使えなかった訳ですが。
ちなみに、類似のサービスと比較しても、しまうまプリントの金額は兎に角安い。惜しむらくは、人手で調整をしてくれるサービスにKodakやFUJICOLORがないこと。
オリジナルでもFUJICOLORと遜色ないとは書かれているけど、類似サービスの「しろくまフォト」が職人仕上げのFUJICOLOR(但し、Ever-Beauty paper for LASERではない)を用意しているだけにちょっと残念です。
■注文の仕方(主にMacユーザ向け)
まぁ、解説するほど複雑ではないのですが、簡単に流れだけ取り上げておきます。
何はともあれ、しまうまプリントのWebサイトで「写真プリントご注文」を選択してください。
注文画面が開くので、「利用規約に同意する」にチェックを付けて、好きなメニューを選択して下さい。個人的には兎に角安くなら5円のオリジナル、質的な面を重視するなら8円のKodakが良いんじゃないかと思います。ロイヤルペーパーがこの値段は驚異的。
アップロード方法は、WindowsでIEを使ってる人以外は無条件にブラウザモードに。アプリモードは使ったことないからどんな感じかわかんないっす。
Macの「写真」アプリの写真も参照できなくはないのですが、容量が20MBを越えるファイルがアップロードされると上手く写真が取り込めない事象が発生したので、写真のリサイズや後々の取り回しを考えて、書き出しを行うと良いでしょう。
JPEG品質はできれば維持したいので、サイズ側を調整しましょう。お奨めは縦か横どちらか長い方の編の長さを指定したサイズに抑えてくれる「大きさ」ですね。大きさを5000px以下に指定すれば、概ね20MBより小さいファイルサイズになります。
で、しまうまプリントの写真アップロード画面から「画像を選択」ボタンを押下し、先ほど書き出したファイルを取り込みます。
後は写真のサイズごとに枚数を指定して「送信」ボタンを押しましょう。
ユーザアカウントを既に持っている場合は、ログイン処理後、オプションの選択画面に移ります。ユーザアカウントを持っていない場合は、ユーザ登録が必要となるMS雨
日付の印字は、「入れる」にしておかないとどこにも日付情報がないので、後々の整理が面倒になります。枚数が多い場合は、「入れる」方が良いだろうと思います。
トリミングを「する」にした場合、大抵左右がトリミングされてしまうので、写真の端っこが切れたら困る場合は「しない」にして置く方が良いでしょう。色調補正は、自分で補正をかけてしまう場合は「しない」方が良いですが、そうでないなら「する」を選択しておきましょう。
送料はメール便だと格安or無料。ゆうぱっくだと500円かかる代わりに、あわよくば翌日着で受け取れたり、手渡しで受け取れるのでメール便に比べると安心です。
オプションを選択した後は、確認画面をいくつか経て、注文が完了です。
■で、どんな感じかと言えば
写真はプラスチックトレイにビニールの蓋を付けられた状態で送られてきました。
今回は150枚程度注文したのですが、プリント代は1278円。100枚overだとメール便の送料が無料になるので、急がない場合はプリント代だけで済んでしまいます。急ぎの場合は500円でゆうパックに切り替えられます。
今回の枚数だと、このトレイ2つにパッキングされていました。
ビックリしたのは、宛名が書かれた紙やちょっとした広告が書かれた紙もKodakの2L版のロイヤルペーパーが使われていたこと。印刷〜パッキングまで自動化されているから、印画紙をイチイチ切り替えるよりもまとめて印刷しちゃった方がオペレーションが簡略化されるんでしょうね。
写真のできあがりは特に文句なしですが、時折機械の自動補正で明るくなりすぎた写真があったので、仕上がりの美しさを求めるなら、人手で補正を入れて貰うか、予め暗めの写真の補正を自分で行っておく方が良いかと思います。
ちなみに、写真立ては「LADONNA AVANTI」を購入。アルバムは無印で。
しまうまプリントのこれまた安すぎるフォトブックも頼もうかと思ったのですが、今回はいずれにしても写真立て用にL版、2L版の写真が必要だったので、写真プリント+別途アルバムを購入の形を採ることにしました。
■最後に
今回は、格安ネットプリントサービス「しまうまプリント」を紹介しました。
1枚5円や8円という価格帯ではありますが、品質・耐久性共に申し分ありませんので、個人的にはかなり満足度高しです。また今度、人手の補整や、フォトブックなどにも挑戦してみたいと思います。