以前、日経産業新聞のインタビューを受けたときに、オーディオブックについてお話ししたところ、記者さんが「そんなのあるんですね!凄い!」と感動されていて、まだまだ認知度低いんだなーと実感しました。
ということで、オーディオブック大好きっ子の僕としては、もう少し力を入れてオーディオブックの普及活動をしていかねばなと思っている次第です。(もっと流通したら安くなるんじゃね?的な下心もありw)
今回は「オーディオブックのオススメ利用シーン5選」ということで、僕のオーディオブック活用シーン及び、そのシーンでのオススメ本( FeBe 配信の本)を紹介したいと思います。
■通勤電車でオーディオブック、マジ最強
IMGP2363 / Wry2010
まぁ、これは当たり前すぎて面白く無いですけど、通勤時のオーディオブックはマジで最強です。首都圏の電車通勤というのは、すし詰め状態の社内に更に人を押し込む阿鼻叫喚の地獄絵図なので、紙の本を読むとか、まじで不可能です。
リュックを背負ったまま乗ってきたオジサマに、背中の1点を集中して押され、身体が「くの字」に曲がる無理な体勢のまま横浜〜品川間をただひたすら耐えるその時間も、オーディオブックがあれば読書が出来てしまいます。しかも、オーディオブックに聴き入っていると、時間が経過するのが速く感じるというおまけ付き。
出勤後すぐに仕事に取りかかる精神状態を作れるので、自己啓発やビジネス書の類を聴きながらの出勤というのは割と有りですよ。「ザ・ファシリテーター」とか、「ドラッカー 時代を超える言葉」とか良かったですね。
ただし、「MAKERS」とか聴いたその日にゃ、「よーし、俺Ardoinoでガジェット開発して、KickStarterで資金集めて、一人MAKER始めちゃうぞ!さらば通勤電車!」なんて気分になること請け合いなので御注意ください。
MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
■ランニング中のながら聴きで一石二鳥
ランニング中はiPhoneでRunkeeperとNike+を稼働させつつ、オーディオブックを聴いています。1時間ランニングをすれば、その間読書もできてしまうので、一石二鳥ですな。(時折入るRunkeeperの音声がちょっとうざったいのですが)
ランニング中って割と手持ちぶさたなので、オーディオブックの内容にそれなりに集中できます。ただ、走ってる時ってある程度気持ちを盛り上げてくれるものの方が良いようで、個人的にはストーリー仕立ての本が相性が良いように感じます。
例えば「仕事は楽しいかね?」や「ユダヤ人大富豪の教え」みたいなの。「君と会えたから・・・」は感動的すぎて、ランニングどころじゃ無くなったので、感動が強すぎる本はあんまり向かないかなと。
■一度読んだ本を何度も聴いてすり込む
個人的に、これが一番「オーディオブック最高!」と思う使い方ですね。シーンというか、用途ですけど。
最近FeBeが力を付けてきたのか、大物を続々とリリースしているので、古典系とかの何度も読み返したい本なんかをオーディオブックで何度も流し聴きするとすげー良いですよ。「7つの習慣」はたまに聞き返すんだけど、4周ぐらいしたかな?
フランクリン・コヴィーシリーズとかは、割と本読むのも大変だし、本読んでも全体像掴むのが大変だったりするので、オーディオブックと併用することで、かなり本の内容が定着するようになった様に感じています。
フランクリン・コヴィー系の本は値段が高めですが、収録時間が他の本の2,3倍あるので、致し方なし。。
■ちょっと凹んでるときとかに元気を貰う
仕事でミスしたり、人間関係がうまくいかなかったりして凹んでるときに、オーディオブック聴いて元気を貰ったことが何度かあります。凹んでる時って、心が凝り固まってる感じになるので、外から刺激を与えてほぐしてあげる必要があるんですよね。
若かった頃はよく、どうにも辛い時には夜中に車を走らせて海辺をドライブしたり、友達呼び出して一晩中飲んで歌って(叫んで)みたいなことをやってたけど、今はそういう「若さと勢いで何とかする」みたいなのは厳しいので・・(^^;
個人的には「君と会えたから・・・」と「『雨と夢のあとに』」あたりが感動できてオススメなのと、「心を浄化する魔法の言葉」みたいな言葉のサプリ系の本も良いと思います。
『雨と夢のあとに』オーディオ..
後、あまり知られてませんが女子バレーの幻の日本代表、故・横山友美佳さん著「明日もまた生きていこう」という本は感動と言うより、衝撃を受けました。僕がバレーボーラー且つメグカナ世代(の2つ上)だってのもあるとは思いますが・・。
■疲れ果ててる時とかでも耳から
仕事で毎日遅くまで帰れなくて、帰りの電車でぐったりしてる時とか、頭使いすぎて何もやる気が起きないときなんかでもオーディオブックをとりあえず聞き流してます。読書は能動的にページをめくって読む必要がありますが、オーディオブックならただ聴いてれば勝手に情報が飛び込んできますからね。
そんな時ぐらいゆっくりしろよと突っ込まれそうですが、毎日帰りが遅くて家と会社を往復するだけの毎日を送ってると、それはそれで精神的に病んでくるわけです。オーディオブックの一つでも聴いて「前進感」を与えるのもちょっとした精神安定効果が得られる・・・様な気がしてたんだろうな、当時は。
こういう時はあんまり頭使わなくて、聴いていて元気が出てきて、それでいてなんか得るものを感じられる「夢をかなえるゾウ」とか「もしドラ」あたりが良かったですね・・・(しみじみ)
■最後に
数えてみたら、オーディオブック配信サービスのFeBeで、2008年11月からこれまで計150冊ほどオーディオブックを購入していたので、僕は割と古参&ヘビーユーザの部類に入ると思われます。
オーディオブックのおかげで今まで読書が出来なかった時間が読書タイムになったり、元気を貰ったりで、今では生活っつーか人生の中で欠かせない存在になっています。
今回紹介した本の中だったらハズレはないと思いますので、まだ聞いたこと無いよーって方は是非一度お試しあれ♪
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