僕は結構なライフログマニアだと自負しています。
読書系の記録はMediaMarkerを使っていて、かれこれ7年ぐらいの付き合いです。
先日、MediaMarkerの棚卸しをやっていた中で、ふと気になったので昔の記録を振り返ってみたのですが、これが中々に楽しい時間になりました。今回は、振り返りの中で感じたことなどを紹介してみたいと思います。
■過去の自分との邂逅
MediaMarkerにあるいつ、どんな本を読んだかという情報は、その当時の「興味関心」或いは「課題意識」のライフログでもあるわけです。
登録した本の第一号は「ロジカル・シンキング」でした。ステータスが読了になっていないということは、恐らく途中で読むのを断念したのかもしれません。
読了本を登録日順などに並べ直して、2008年とか2009年頃にどんな本を読んだかを振り返るとなかなかに趣深いです。
週末起業の本とか懐かしいなぁ。この頃はまだブログとかもやれてなかったから、週末起業みたいなのを目指してたかなぁ。
Webを進化させる人達は確かWeb2.0とかのネタが書かれてて、笠原健治氏(ミクシィ)、守安功氏(モバゲー)、伊藤穣一氏、内藤裕紀氏(ドリコム)、近藤淳也氏(はてな)など、錚々たるメンバーがインタビューに答えているという、ある意味で魚拓的一冊。
・・と、まぁ、MediaMarkerの棚卸しをやっていたら、そんな懐かしい本と、それに付随する当時の自分の苦悩みたいな物が甦ってきて、懐かしさ半分、胃酸の逆流半分な感じです。
もう少しマクロ的に振り返ってみると、
社会人になった2005年〜2007年の記録がないのが寂しいですが、2008年頃の悩み多き自分が、まずは仕事の心構え的なのを欲して自己啓発書や「仕事とは?」みたいな本から入り、徐々にライフハックに移行していく様が見えます。
当時は何を読んで良いのか分からず、いわゆる売れ筋のビジネス書に手当たり次第手を出していた感もありますね。
2010年頃からセルフブランディングや情報発信系の本を読んだり、自分の知り合いの本を献本などで拝読することが増える様子が見えます。「悩めるサラリーマン」から「ブロガー」に変貌していく自分が垣間見えて、これはこれで興味深い。
最近は、興味関心の赴くままに・・という感じですね。
■読書メモを読み返す
読書メモなんだか簡易書評みたいな物もちょくちょく書いていて、
ウォズ本(リンク先はMediaMarkerのページ)だったり、
佐々木さんの著書(リンク先はMediaMarkerのページ)だったりが初期の読書メモですね。半分読書感想文、半分紹介記事風。
もう少し後になってくると読書メモっぽくなってきます。
「街場の文体論」(リンク先はMediaMarkerのページ)あたりは結構グッとくるところが多くて、抜き書きやそれに対する所感なんかを一杯残しています。
ノウハウ本なんかは抜き書きと言うより、スキームやまとめを書き出してりします。
ビジネス書ではよく、理解を助けるための著者の経験やたとえ話みたいな話が挿入されているので、この類の情報をバッサリ落としてポイントだけ抽出しておくと、振り返りが楽になります。
読書メモを改めて読み返してみると、メモが本の内容のアンカーとなってくれて、「あー、こんなことが書かれてたな」と記憶を呼び起こすことも容易に出来ますし、ポイントだけを振り返って「最近これ出来てなかったな」と改めて本の内容を実践できたりします。
全ての本についてメモを残せている訳ではありませんが、あらためて読書メモを読み返してみると、改めてその効果に驚かされます。
これからも、読んだ本は読みっぱなしにせず、読書メモや書評記事を書いて、自分自身の財産としていけたらなと感じました。
■最後に
今回MediaMarkerを振り返る中で感じたことをざっとまとめると
- いつ、何の本を読んだかという情報は、その当時の「興味関心」或いは「課題意識」のライフログ
- ポイントだけ抜き出した読書メモで振り返りが楽になる
- 読書メモを残しておくことで、本の内容を思い出しやすくなる
7年使い続けたことで、MediaMarkerは自分にとって一種財産になったなと感じています。ご興味がある方は是非MediaMarker試してみて下さい!
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