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ブログにxxでなければいけないって決まりは無いよと言うお話

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本格的にブログを書き出してかれこれ5年ほどになる。

更新頻度は高くはないし、タイトルにキャッチーさもあまりない。情報ブログというにはテーマが偏っているし、鮮度の高い情報というのもほとんどない。RSSも全文流しているし、moreタグで折りたたむこともしていない。1記事当たりの文字数も多すぎるだろう。記事本文中には極力広告は入れない。

多分、イマドキのブログメディアの定石みたいなものは大体外してしまっている。
狙ってやっているわけではないけど、何となくそういうスタンスなのだと思う。

今書きたいのは実にベックらしいボリューミーなライフハック記事と、心の奥底にモヤモヤとある言葉にできていない何かであり、こいつらは書くのに時間が掛かるから、結果更新頻度が犠牲になる。

それから、どちらかというと僕はなるだけ多くの人に「記事」を読んで貰いたいので、それがRSSだろうとブラウザだろうとかまわないから、RSSに全文配信するようにしている。スマホでRSS読んでる人が記事を”読んでくれる”確率は、部分配信より全文配信の方が確実に高い。

記事本文中に広告をいれないのも、記事読み始めで広告クリックして別のサイトに行ってしまうと記事を読んでもらえないからという単純な理由から。リンクも、前提として読んで欲しいリンク、記事の資料性が高まるリンク以外は極力本文に含めず、記事末尾に付けるようにしている。

■「xxでなければならない」ということはない

「やっぱりブログは毎日書いた方がいいんですよね?」とたまに聞かれるのだけど「いや、俺毎日書いてない人だから・・」と少しばつが悪い。書きたい内容を、自分の生活でブログに費やすことが許される範囲で書けばいいんじゃないかなと。

「ブログのネタを集めるためにどういう情報収集されてるんですか?」と聞かれると「その時々で思いついたことを書いてるから、特には・・」と会話が終了しかけて「あ、RSS読んでていいなと思う記事があったらTwitterに流します。」と、最初の質問とは全く関係ない回答をする。

つまりは「xxでなければならない」という事はないんじゃないってこと。どちらかというと、あんまり型にはまりすぎると紋切り型になって他のブログと見分けつかなくなるんじゃないかなんて逆に心配になるぐらい。

定石は参考にしつつ、自分が伝えたい事、ブログを使って実現したいこと、自由になる時間、なんかを加味しながら自分なりのスタイルを確立させていけばいいんじゃないかと思う次第。

ノウハウやテンプレートは車輪の再発明を防ぐためにあるわけで、情報を発信するというブログ本来の目的に注力すべきだし、自分のスタイルに合わなければ他の人の素敵なノウハウなんてさっさと捨ててしまえば良いんじゃないってことで。

■ブログを書かなきゃ気持ち悪い

ちなみに、どんな場合でも共通して言えることは「やめないこと」なんだろうと思う。

更新頻度が低かろうと、5年も続けていればブログを書くことがちょっとした習慣になってくる。記事自体は世の中に出なくても、ちょっとした隙間時間を使って記事のストックにちょろちょろと手を加えたりする。

そんなもんだから、日々の生活の中でブログを書かない日が続くとなんだか気持ちが悪い。むしろ、僕の心にあるモヤモヤした物を言葉に落とし込んでブログにばーーーっとはき出すことを止めることを想像するだけで発狂しそうにすらなる。

ブログは既に僕の人生の一部になっていて、この営みの中で僕は自己成長や、他者への貢献、夢への応募、だいたい言いたいだけ欲の充足など、様々な目的を果たしている。ブログやってなかったら出会えなかった人や、できなかったことも沢山あったなぁとも思う。

そういう意味で、僕にとってブログというのは時間を投資する価値が非常に高い活動だと思うし、そこで得られた物の大きさを思えば、「いやまじでやってて良かったよ!」と声を大にして言いたくもなる。

でも、上に挙げたことって大半が副次的なもので、究極に突き詰めると、僕の場合は「書きたいからブログを書く」ってところに落ち着く。もしもインターネットやブログの仕組みがなかったらこの「伝えたい」感をどこにぶつければいいのか本気で悩む。多分、誰にも求められてないのに勝手に壁新聞とか作っちゃうんだろうなって。

■人の数だけブログのスタイルがある

言ってしまえばソレまでなんだけど、要するに人の数だけブログのスタイルが存在して然るべきってこと。だって、そこで表現したいことも、その前提にある知識や経験も、もっと立ち返ればなんでブログやんのかって目的も違うわけだしね。

情報を発信することにより専念するために、ノウハウやテンプレートは上手く活用すれば良いと思うけど、それらを絶対視して「xxでなければいけない」なんて考えるのはあまりお奨めしない。目的が人によって違うということは、成功の定義も人それぞれ違うわけだから、ノウハウやテンプレートは絶対的な成功法則にはなり得ないからね。

そんなわけで、僕自身は他の人とスタイルが違うからって理由で是正する気もあまりないし、他の人のスタイルを見て良いとこはパクるし、そうでもないところは「ふふーん、目的が違うのね」程度でスルーする。そんな事に時間を割くより、もやもやした考えをまとめたり、記事の構成を考えたり、文章の推敲に時間を当てたいと思う。

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