7月の後半に子供達を連れて「長野県星狩車中泊旅」に出かけたので、数回に分けてどんな感じだったかを記事にまとめていきたいと思います。
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本記事では今回の旅の相棒「ナッツRV社マッシュ号」について紹介していきたいと思います。
Youtube動画もアップしておりますので是非ご視聴ください。
CarStayでキャンピングカーのカーシェア初体験
今回の旅でははじめて「CarStay」というキャンピングカーのカーシェアサービスを利用し、個人の方が所有しているキャンピングカーをお借りしました。
お借りした車はキャンピングカーYoutuberの雄クーピーチャンネルさんも所有されている「ナッツRV社マッシュ号」(リンク先は実際に今回お借りしたマッシュ号のページ)。
こちらのマッシュ号をお借りした理由としては
- 家から一番近かった
- お値段もお手頃だった
- 前回は軽キャブコンだったので、今回はライトキャブコンに乗ってみたかった(カムロードベース等のキャブコンはデカすぎて取り回せるか不安だったのでライトキャブコンが良かった)
- ベッド展開が面倒なので常設2段ベッド&バンクベッドのキャンピングカーが良かった
家庭用クーラーが付いていない(クーラーが必要な場合はエンジンをかけてカーエアコン)ことが気にはなったのですが、今回はなんせ「星狩車中泊旅」。1日目は1400mの高原、2日目も850mなので大丈夫だろうってことで思い切ってお借りしました。
ライトキャブコンめっちゃ広いやん
まず真っ先に思ったのが「ライトキャブコン広っ!!」です。向かい合わせの2人掛けのイスとテーブルで居住空間を十分に確保しながら・・
バンクベッドはもちろんの事ながら、
常設2段ベッドがあるわけです。
今回は子供2人と大人一人の3人旅なので、バンクベッドと常設2段ベッドだけで寝床は事足り、イスとテーブルはそのままに出来るという。
前回のHappy1+はベッド展開不可避だったので、早速ライトキャブコンの実力を見せつけられた感があります。
圧倒的収納力
そして、何よりも驚きなのが圧倒的な収納力。
上部の作り付け収納が左右についており、殆どのものがここに入ります。
常設二段ベッドの下には十分過ぎる荷物スペースがあり、キャンプグッズや着替えなど、全ての荷物がここに収まりました。
その上引き出し収納もあるなんて・・居住スペースの広さだけで無く、収納力の面でもライトキャブコンはスゲーっす。
電装設備もしっかり揃ってます
電装設備もクーラー以外は一通り揃っており、
40Lの冷蔵庫は、22LだったHappy1+よりも大分余裕があり、2泊3日の冷蔵が必要な食料を全て収納しきることが出来ました。
電子レンジは外部AC電源がある場所でしか使えないのですが、レンジが使えるか否かで調理の手抜き度合いが大分違うので、マジで有り難いっす。
何だかんだテレビも重要アイテムです。FireTVをぶっさしてアマプラ/ネトフリ/Youtubeが観れるかどうかは、子連れの長時間ドライブの死活問題なんですよ、マジで。
オーナーさんのご厚意でIHコンロも使わせて頂けたおかげで、ガスコンロを持ってくる手間が省けましたし、
電気ケトルも使わせて頂けたので、お湯沸かしまくりの珈琲飲みまくりでした。ガスコンロをいちいちセットしてお湯を沸かすよりもこっちの方が断然楽ですからね。(社内の限られたスペースでは危険なので、コンロや調理器具は出しっぱなしにできない)
外装
マッシュ号は全長4.86m、幅2m、高さ2.66mと、大型のワゴン車ぐらいのサイズ感です。
これより大きくなる(1.5t/2tトラックベース)と普通車向けの駐車場に止められなくなるので、やはりライトキャブコンのこのサイズ感は神ってる。
後輪の後ろに外部収納があり、ここにACケーブルを入れたり、工具、雪かきグッズなんかを入れておくと良さそうです。両サイドにポケットがあるので、片方を小物入れ、片方を持ち帰りゴミの収納に使ったりするといいかもです。
三方向からベッド下収納に荷物を出し入れ出来る扉がついており、これがむっちゃ便利でした。わざわざエントランスから荷物の出し入れをしなくて良いので、特にキャンプグッズの出し入れに大活躍でした。
キャンプグッズを設置すれば拠点間マシマシ
今回、オーナーさんのご厚意でキャンプグッズも色々付けて頂き、タープ、机、キャンプチェア、焚き火台等々を使わせて頂きました。
やはりタープがあると拠点間が全然違います。
直射日光を遮るモノがなにもない高原では、タープがあったおかげで快適に過ごすことが出来ました。高さがあるテーブルは持参したのですが、高原の空気を吸いながら書き物をするのめっちゃ良かったです。
子供達も拠点での焚き火を観ながらの食事を楽しんでくれたようですし、設営した甲斐があったってもんですよ。
子供達の夏の思い出、プライスレス♪
圧倒的な走行性能の差
Happy1+と比べて圧倒的な違いを感じたのが走行性能。とりわけパワーと走行安定性はぶっちぎっていました。
走り出し、坂道、高速走行どれをとっても軽キャブコンのHappy1+よりも素晴らしかったです。
特に高速道路でHappy1+は70km/h以上出すのが怖いというか、べた踏みしても80km/h位が限界だったのに対して、マッシュ号は80km/h巡航でしっかり安定し、追い抜きで90km/hもそこまで怖い感じは無く、100km/hに近づくと少しヒヤヒヤします。
下手すると巡航速度は軽キャブコンとライトキャブコンで20km/hぐらい違うんじゃないかなと思います。
ただ、今回の旅は峠道が多かったので、流石にライトキャブコンで峠道を走るとべた踏みでも40km/h出ないみたいな場面が多々あり、パワーがあるとはいえやはり限度があるなと思った次第です。
また、走行安定性が兎に角すばらしくて、カーブでも安定しているし、ショックも結構吸収されてるし、横風やトラックが横を通り過ぎる時の煽りもそれ程気になりませんでした。
走行安定性に感動したので返却後にオーナーさんに伺ったところ、足回りの強化(後輪2重タイヤ、強化ショックアブソーバー)が入っているとのことで納得でした。自分がキャンピングカーを買うなら足回りは絶対に強化しようと心に誓いました。
今回は神奈川→長野北部、長野縦断、長野南部→神奈川の長距離ドライブだったのですが、パワーと走行安定性のおかげでそれ程疲れることもなく、快適に2泊3日の車中泊旅を終えることが出来ました。
さいごに
ということで、今回の「長野星狩り車中泊旅」の相棒「ナッツRV社マッシュ号」について紹介させて頂きました。
マツダボンゴが生産終了してしまったので、新車での購入はできないのですが、今回乗ってみて「やっぱライトキャブコン良いなぁ」と思ったので、自分がキャンピングカーを買ううのであれば中古のボンゴベースか、新車ならタウンエースベースのライトキャブコンも結構有力な選択肢になりそうです。(Happy1+もやっぱり捨てがたい)
今回お借りした車(横浜在住の方は是非!)
https://carstay.jp/ja/cars/63d6748a3aa771c50dbf7bfb/
レンタカーサービス:CarStay
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キャンピングカー:ナッツRV 「マッシュ号」
https://nutsrv.co.jp/contents/column/pvmush2020/
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