子供が産まれてから、ブログなんかを書く所謂”活動時間”が短くなり、しかも子供と奥さんが寝ている間などの細切れ時間で対応する必要が出てきました。
そこで、通勤時間や休憩時間の隙間時間を有効活用して、Evernoteにブログの下書きを書き進めつつ、下書きが出来た物を毎日1時間ずつぐらい時間を取ってMarsEditで書き上げていくというスタイルで対応しています。
で、今回紹介するのが、Evernoteにブログの下書きのノートを作ると、ToodledoにURLスキーム付でタスクが登録されるという、僕以外誰も嬉しくないんじゃないかというZapierレシピを使った運用を紹介します。
■ブログを書く時の最近のワークフロー
今回はZapierレシピがメイントピックですが、最近私がやっているブログのネタ管理やら下書きやらの大まかな流れは説明して置いた方が分かりやすいと思うので、参考までに以下に記します。
- 思いついたネタは取り敢えずEvernoteの「31.ネタ」ノートブックに突っ込む
- Workflowyで連載/シリーズ物の全体構想を練ったり、各記事単位の大見出しまで決める(単発記事はWorkflowyを経由しない場合もあり)
- 記事の下書きノートをEvernoteの「32.blog draft」ノートブックに作成する(下書きを書かずに一気に書き上げる記事は直接Marseditへ)
- 自宅でMarsEditを使って一気に書き上げる
モブログで記事更新すれば良いじゃんってツッコミが聞こえてきそうですが、要するに慣れの問題で、最終的な記事の形にするのは、やはりMacでやりたい感じなのです。MarsEditが好きやねん。
で、上の手順で言うと、「32.blog draft」にノートを作成した時に、当該ノートへのURLスキームを貼り付けたタスクをToodledoに登録してくれるZapierレシピが今回の本題です。
■Zapierレシピのつくりかた
何はともあれ、Zapierに登録し、「Make a Zap!」で新しいレシピの作成画面を開きます。(Zapier的にはレシピじゃなくてZAPが正しいのですが・・本記事ではレシピで通します。)
Evernoteのトリガは「New Note」でToodledo側のアクションは「Create Task」を選択。
アカウントを選択して・・
Evernote側のフィルタ条件を設定します。私は「32.blog draft」配下にノートが作成されたらにしていますが、Customeフィルタを用いればタグやタイトル、その他Evernote上のあらゆる管理パラメータを使って絞り込むことができます。
Toodledoのどのフォルダに、どんなタスク名称で登録するかを選択し、最後にnote欄にURLスキームを設定して下さい。
「evernote://views/(ユーザID番号)/(Shard番号)/(ノートのGuid)/(ノートのGuid)」です。数のオレンジの部分以外は手打ちで、オレンジの部分は「insert fields」から選択して下さい。
詳しい情報はこちら:ノートリンク – Evernote Developers
■動作イメージ
で、これがどんな風に動くかというと
ブログ下書き帳である「32.blog draft」ノートブックにノートを追加すると・・
ToodledoにURLスキーマ付でタスクが自動登録されます。URLをクリックすれば
Macでいつでもそのノートを開く事が出来ますし、
勿論、iPhoneのタスク管理アプリからノートを呼び出すこともできます。
■最後に
「隙間時間にブログの下書きをする」というのは、行動方針としては良いのですが、これだけで具体的なアクションを想起するのはなかなかに困難です。
「xxxという記事を書く」というタスクを作成し、そこから下書きノートへのリンクを張ることで、よりアクションを具体的に想起させられますし、且つ下書きをする対象までの導線を確保することでスムーズに作業を始めることができます。
みんな大好き「IFTTT」に比べると知名度がイマイチ高くない「Zaiper」を使ったハックですが、IFTTTに比べると対応サービスやパラメータが多いので、使ったことが無い方は是非試してみて下さい。
紹介したサービス