地元を離れ、東京に出てから12年と少し経過しました。干支が一回りしてるとか、どんだけ時間経つの早いねんって感じです。
先日(6月末頃)帰省した際、なんとなく、無性に地元のことがPRしたくなり「#勝手に太子町観光大使」をはじめた次第です。あ、正式な観光大使は「たいしくん」なので、是非皆さんフォローして下さい。
ということで、今回は簡単に地元について紹介したいと思います。
■大阪府南河内郡太子町について
・人口:13,627人
割とリーズナブルな大阪のベッドタウンではあるので、過疎って程ではないと思います。ただ、僕の子供の頃から人口は微増程度。なんせ、結構な若者が大人になると太子町を出ちゃうんで。
・面積:14.17平方キロメートル
ちなみに、諏訪湖が13平方キロメートル、新宿区で18.23平方キロメートルです。ようするにちっこい町です。
・町のプロフィール
太子町は、大阪府の東南部に位置し、北を羽曳野市、西を富田林市、南を河南町に接し、また東は金剛生駒紀泉国定公園となる金剛・葛城の山々を介し、奈良県の香芝市、葛城市と接した、豊かな緑と歴史につつまれたまちです。
–町のプロフィール/太子町ホームページより引用
といわれても分からないと思うので、位置関係を地図で見てみると、大阪府の右下の方にあるのが分かると思います。新大阪、関空、伊丹空港のいずれからも遠いという高立地。最寄りの都会の天王寺までは30分。
・観光資源(メジャー処)
- 叡福寺(聖徳太子墓陵)
- 小野妹子の墓陵
- 推古天皇陵
- みかん狩り
- 二上山登山
- 近つ飛鳥博物館
それから、推古天皇が613年に敷設したと言われる(多分)日本最古の国道、竹内街道(たけのうちかいどう)は文化庁から日本遺産に認定されたとのこと。(まぁ、地元が認定されてはじめて知った制度ですが)
その他、用命、敏達、孝徳天皇陵、大津皇子の墓陵、源氏三代墓(頼義、義家、頼信、正確な住所はお隣の羽曳野市)など、兎に角お墓が多いです。本屋も消防署もありませんが、歴史だけはあります。(昔はコンビニもなかったんですけどね)
名産品は「ぶどう」と「みかん」です。
大阪のイメージないと思いますが、大阪はぶどうの収穫量第3位(5140トン)だったりします。
■アクセス
遠地からのアクセスは、新幹線が比較的便利です。
お子様が子鉄であれば尚のこと。
新大阪からは、御堂筋線orJR環状線で天王寺へ移動、そこから近鉄南大阪線で30分の電車旅です。
駅は昔ながらな感じです。昔はよく駅前のたこ焼き屋でたこやきフライを買って食べてました。
新幹線で東京から4時間ぐらい、車なら5時間半です。まぁ、東京から来る人はいないと思いますがw
■帰省したら必ず行く「太子温泉」
ここからは、今回の帰省で行った場所を2箇所紹介したいと思います。
まずは「太子温泉」。
僕が中学生の頃に、バレー部の合宿と称して学校に泊まり込んで、夜は太子温泉でひとっ風呂浴びたのも今となっては良い思い出です。
スーパー銭湯ブームである昨今、大阪にもいたるところにスーパー銭湯や日帰り温泉が存在します。綺麗さや広さだけとれば、どう考えてもスーパー銭湯に行く方がよいのですが・・それでも僕はこの裏寂れた「太子温泉」に足を運びます。
まぁ、昔からの馴染みだからってのがほぼ全てで、川と森に面している露天風呂に出れば、昔から何百回と吸い込んだ懐かしい空気が胸いっぱい広がります。濃い森の香りとマイナスイオン感。胸の奥底にたまった澱がちょっとずつ浄化されていくような感覚を覚えるのです。
ちなみに、裏の川は夏場蛍が見れるスポットとして、町外からも多くの人が訪れる名所だったりします。
太子町というか大阪府にメジャーな牛乳は存在しないためか、関西のメジャーな牛乳を色々取りそろえているのも割と嬉しかったりします。蒜山ジャージー牛乳めっちゃ美味い!!
懐かしいデイトナUSAみたいなゲームや、僕が中学生の頃ぐらいに元気だったであろう脱衣麻雀ゲームなど・・ゲームコーナーもいいかんじに香ばしいです。
源泉名:太子温泉
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
浴用の適応症:
1.リウマチ性疾患
2.運動器障害
3.神経麻痺
4.神経症
5.病後回復期
6.疲労回復
ちなみに、太子温泉は恐らく唯一の太子町内での宿泊施設になります。ざっと調べた感じ、ネット予約とかできなさそうなので、太子温泉のホームページから問い合わせるなり電話なりで予約をお願いします。(まぁ、他所で宿取るのがいいんじゃないかなと)
営業時間:8:00~22:00
定休日:第3水曜日
住所:〒583-0992 大阪府南河内郡太子町山田1131
TEL:0721-98-4126
交通アクセス:近鉄南大阪線「上ノ太子駅」より送迎バスで7~8分
※どう考えても、車で来るのが正解な場所です。
■道の駅の朝市で太子君グッズをゲットしよう
帰省した際に訪れた場所その2は、太子町の隠れた人気スポット「道の駅・近つ飛鳥の里・太子」です。
建物の裏はせゝらぎが流れていてその上に橋が架かっているのですが、夏場は緑ももりもりしており水面はほぼ見えません。都会っこの息子氏からして見れば、えらく珍しい景色のようです。
日本遺産なるものの存在を知ったのは、こののぼりのおかげ。日本遺産って何やねんって思いますよね。
「道の駅・近つ飛鳥の里・太子」は道の駅としては大変コンパクトです。
道の駅の店先は、どこかの商店と見まごうばかりです。日本各地に作られた気合い満点の道の駅とは雲泥の差です。ポジティブに表現すれば、とても親近感が湧きますよね。
朝イチの野菜はむっちゃ安いです。感覚的にはうちの近所のスーパー(横浜市)の1/4〜半額程度。物価がそもそも安いってのと、直販なのでマージンも殆ど乗ってないですからね。
まぁ、電車乗り継いで帰る身としては、買いだめとかできないんですけどね。
基本太子町産の野菜が並ぶので、概ね露地物です。太子町でハウス物といえばブドウ(デラウェア)ですから。
太子町には太子ワインという地産地消な感じの赤ワインがあります。お隣の羽曳野市では河内ワイン、飛鳥ワインという本格的なワイナリーが作るブランド物もあって、道の駅ではそういった地場のお酒を買うことが出来ます。
ちなみに、チョーヤ梅酒の本社も羽曳野市の駒ヶ谷という所にあります。割に酒造りの盛んな地域なんです。
ちなみに、たいしくんグッズも道の駅で買えるので、こちらもよろしく!!
道の駅は先に挙げた「竹内街道」沿いにあり、ここから先は山を越えて奈良県にはいる・・みたいな所にあります。つまりは、ほぼほぼ山の中ということです。
植物の繁殖力は人のメンテナンス能力を遥かに凌駕し・・・
駐車場内の気に立派なカブトムシがいる程です。
なかなかの大物。。
住所:〒583-0992 大阪府南河内郡太子町山田2265−1
ホームページ:http://kkr.mlit.go.jp
TEL:0721-98-2786
■最後に
地元を出たとはいえ、僕は地元が大好きです。
奥さんは東京の人で、虫が駄目なので絶対うちの地元には住めないとは思いますが・・・まぁ、地元に戻れるもんなら戻りたいなぁっていう願望がないと言えば嘘になります。
まぁ、今の所戻れる目処もないので、まずはこうやってブログやSNSに情報を載せつつ、ちょっとでも地元の応援ができればと思います。
参考リンク
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