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つながり過ぎるこの時代だからこそスマホ&ネットとの付き合い方を考えよう

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既に2記事ほど旅行記をupしているのでご存知の方も多いと思いますが、6/7(土)〜6/12(木)の間ハワイに行っていました。

遅ればせながら、ハワイに行っていました – Daily Beck in Hawaii 6/7号
ハワイ・オアフ島でドライブを満喫するのだ! – Daily Beck in Hawaii 6/8号 

その間、一切のタスク管理を止めて、ブログ更新もストップしていました。カロリー管理もお勉強も、習慣系も旅行中は全部投げ捨ててしまいました。(毎日英語の勉強みたいなもんでしたが)

ネットは友達のグローバルWi-Fiに相乗りするか、ホテル、HISラウンジ以外ぐらいしか接続できなかったのと、初日にiPhoneを紛失するというアクシデントがあったので、日本にいるときに比べれば随分と”つながっている”時間は短かったと思います。

■ネットにつながらなくても実はそんなに困らない

ハワイ出過ごした5日間の内、ネットがつながらなくて困ったことは、

  • 現地で行動を共にした4人の同僚たちと自力でLINEをやりとり出来る場所がホテル、AppleStore、HISのラウンジに限られたこと
  • ちょっと道に迷った時に咄嗟にGoogleマップが開けない事

ぐらいです。1つめは事前にちゃんと時間と待ち合わせ場所を決めておけば、どうにでもなりました。2つめは地図持ち歩けばどうにかなる問題ですね。

僕らはある意味で”つながる”ことに慣れすぎ、甘えすぎているところがあるのだろうなと感じました。ある種の退化と言ってもいいかもしれません。

■むしろ、僕らは少し”つながり過ぎている”

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今回スマホが手元から無くなり、ネットから断絶された世界に立ってみて、改めて自分が如何にスマホやネットに依存していたか思い知らされました。

  • 素晴らしい景色を目の当たりにするやいなや、感動に浸ることなく写真をTwitterやFacebookに投稿する
  • 外を流れる景色をゆっくり眺めること無く、スマホのゲームに興じたり、SNSのタイムラインを追いかける
  • 一緒に旅をする家族や友達との会話をそこそこに、Facebookについたコメントへ返信する

これらの事に、思い当たる節はありませんか?

もしも、心当たりがあるなら、あなたも相当にスマホ&ネットジャンキーかもしれません。

別にSNSにシェアすることやコミュニケーションが悪いわけではないと思うのですが、たいがいのことは後からやれば事足りるだろうとも思います。

今その瞬間を楽しむこと、感動を心ゆくまで堪能すること、大切な人や大事な仲間との時間を大切にすること・・・そのシェアは、本当にこれらの事柄を置き去りにしてまで今やる必要はあるでしょうか?

今回、僕も写真こそカメラやiPadで撮りまくりましたが、それらは宿に帰ってからPCに取り込んで、まとめてFacebookに投稿したり、友達が一緒にいる時に、ちょっとした待ち時間にiPadを使ってちょいちょい投稿したりすれば十分事足りました。

■楽しむときには全力で楽しむ方が良い

今回は、先輩の結婚式ということで、会社の同僚(いつも一緒に遊ぶ仲良しさんたち)と行動を共にしていました。

全員飛行機もホテルもバラバラで、常に一緒に動いていたわけではありませんが、ドライブに行ったり、ゴルフをしたり、海に行ったり、買い物をしたり・・・そして毎晩飲み明かし、浮かれた写真を沢山撮ったりと。

なので、iPhoneを落とそうが、ネットにつながらなかろうが、ビックリするぐらい最高に楽しい旅になりました。

もしかすると、スマホを落としてからちょっと凹んで思い悩んだ末、「折角ハワイまで来て、こんなことで悩んでる時間が勿体ない。こうなったらトコトン楽しんでやろう!」と思った事が良かったのかも知れません。

楽しむときには全力で楽しむ。それが一番だなと。

■スマホゲームとSNSが埋める隙間時間

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今回の旅で、僕は兎に角ワイキキの街をよく歩きました。他の友人達のホテルと僕のホテルが遠かったということもあり、遊びに出かけたり、飲みに行くときには兎に角歩いて移動する必要がありました。

その間、ネットは繋がりませんし、そもそもスマホがないので、ゲームやネットサーフィンはおろか、音楽すら聴けません。ですので、歩いている最中はワイキキビーチの波の音を聞きながら、街の様子や、街ゆく人々を眺めつつ、色々な考えを巡らすことができました。

スマホゲームやSNSは、確かにちょっとした隙間時間を埋める丁度良いコンテンツかもしれません。

しかし、本来ならゆっくり思索にふけったり、逆に頭を空っぽにしてぼーっとしたり、ちょっとした読書にも使える隙間時間を、これらのコンテンツがみっしりと埋めてしまっていることは、むしろ勿体ないことなのかもしれません。

帰国の途では、行きと比べれば明らかに読書時間が増えていたように思います。

■何もしないことは、何かをするのと同じぐらい大事

今回の旅では、スケジュール管理やタスク管理、ダイエット、勉強、ブログ・・などなど僕がこれまで詰め込んできたあらゆるものを放り出して、兎に角楽しみむことを最優先にしました。

おかげで、割とタイトな行程の中でも、ぼけーっと海を眺めたり、ちょっと散歩したり、ジョギングしたり、月を見ながら一人でビール飲んだりと、有意義な「何もしない時間」を持つことができました。

すげー楽しんだし、すげー頭の中空っぽに出来たし、なんかめちゃくちゃリフレッシュできたなぁって思ってたら、「何もしないことは、何かをするのと同じぐらい大事」と、ある友人が教えてくれました。

3 北真也

ほんと、それ。

■最後にー要は付き合い方だろうと

と、ここまでなんだかスマホとネットをdisってばかりなので、最後に補足しておきます。

スマホが手元にあって、ネットにいつも繋がっていることは、確かにとても「便利」です。困った時の助けにもなります。僕自身これからもスマホもネットもガンガン活用していくつもりです。

例えば、旅に出る直前でこんなやり取りがありました。

 3 北真也

当初、500ドルを用意しようと思っていたのですが、海外旅行エキスパートの皆さんのアドバイスを受けて、もしもの100ドルだけを用意することにしました。現地で割り勘をするときに困ったりもしましたが、「円建てで割り勘」などの策をとることで解決でき、結局本当に当初用意した100ドルだけで間に合わせることができました。

これなんかはネットの「便利」な一例だと思います。要は、付き合い方の問題なだけなんだろうなと。

スマホやネットの「便利」さは大いに活用しつつも、SNSで得られる反応に依存したり、スマホのコンテンツで有意義な隙間時間まで埋めてしまわない様にする。そういう適切な距離感がすごく大事なんだと思います。

皆がスマホを持っていて、いつでもどこでもネットにつながるこの時代です。もしかすると、知らず知らずの内にスマホ&ネットジャンキーになってしまっているかも知れません。

思い当たる方は是非一度、ご自身のスマホ&ネットとの付き合い方、距離感を考えてみて下さい。

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