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もっと動画編集を快適にすべくM2 MaxのMacbook Proを購入した話

1月18日に発表されたM2 MaxのMacbook Proをその日のうちに購入しました。配送は2月4日〜11日の間なのでまだ手元にはないのですが、手元に届いたらM1 Macbook Airと比較したいところ。

M1 MacbookAirからM2 Max Macbook Proに乗り換えた理由は「動画編集/書き出しの効率化」のため。本記事ではM1との性能比較も含めて、購入の判断に至った理由等を述べたいと思います。

Youtube/Podcastでもお話ししているのでこちらもご視聴頂ければ幸いです。

M2 MaxのMacbook Proへ乗換えた理由

M1 Macbook Airだと性能が物足りない

M1 Macbook AirからM2 MaxのMacbook Proに乗り換えたのは「動画編集/書き出しの効率化」のためというのは前述の通りですが、言い換えると「M1 Macbook Airでは性能が物足りない」と感じていたということです。

Nikon Z9を購入してから4K60fpsの圧縮形式ファイルをガリガリと編集することが常になりました。動画単品のカット作業であれば問題無いのですが、モーショングラフィックスのテキストやアニメーションを載せると途端に重たくなってしまいます。また、画像や映像をオーバーレイさせても同様に重たくなってしまいます。

じゃあ、ProResHQとかで撮ればええやん、プロキシを使えばええやんって話もあるのですが、今も2TBの外付けストレージ2本使っていても容量に悩まされるので、できれば圧縮形式の4K動画を元素材のままガリガリいじりたいわけです。また、そんな状況なのでZ9の8K動画編集にもまだ挑戦できていません。

特に、去年の年末に3日ぐらいかけて動画を4本編集→書きだそうとした際に、編集/書き出しに時間が掛けられずに、泣く泣くテロップやビットレートを諦めたという苦い過去もあります。

動画編集以外の面ではそれほどM1 MacbookAirに不満はなかったのですが、これからもFinal Cut Proでガシガシ4K動画を編集するのであれば、「2倍以上速いM2 Max Pro」に乗り換えるのは悪くない投資であろうと判断した次第です。

スペック的にM1より2倍以上速いM2 Max

M2 Maxは流石ハイエンドCPUということだけあって、GeekBench5の結果で見てもM1と比べるとCPUで2倍、GPUだと4倍位の差があります。

また、M1とM1 Maxで実際にFinal Cut Proの書き出し速度の比較を起こったサイトでは以下の様に述べられており、

ProResで撮影した4K動画を4つ並べて、8K動画として書き出したときの時間については、かなり高速でした。M1のMacBook 13の4分の1程度の時間で終わっています。(The比較

XAVC Sの4K動画の書き出し時間を下に掲載します。32コアGPUのM1 Maxであれば、従来のM1の半分近い時間で書き出しすることが出来ました。(The比較

M1MaxはM1と比べてProResの8K動画で4倍、XAVC Sの4K動画で2倍の書き出し速度が実測値として紹介されています。

Appleの公式アナウンスではM2 MaxはM1 Maxの30%速いと言われている他、ProRes用のメディアエンジンが新たに追加になったとのことで、ProRes動画の編集であれば更に快適かつ書き出しも速くなることが期待できます。

編集のスピードは倍にはならないにしても、今までFinal Cut Proの処理待ちだったり、数秒固まって動かなかったり、重たすぎて細かいエフェクトを諦めたりしていたりしたので、今まで以上に快適に凝った動画が作れるようになるのではないかと期待しています。

また、20分超の動画を描き出そうとすると何時間もかかっていたのが半分の時間で済むのも大きいです。夜動画の書き出しをセットして、朝起きて投稿する・・みたいな待ち時間が短くなるのは有り難いです。

今回購入した構成と狙い

14インチのMacbook Proの吊るしモデルはM2 Proなのですが、今回は動画編集の効率化を最大の目的としているのでM2 Max(GPU38コア)にグレードアップしています。

CPU性能だけで言えばM2 ProがM1 Maxに肉薄するという情報もあるのですが、私の目的はあくまで動画編集と書き出しの効率化なので、GPUコアがPro(GPU19コア)の倍あるMax(GPU38コア)を選択。

メモリはM2 Maxの標準である32GB、400GB/sのメモリバスが使える且つ、M1 Macbook Airに搭載していた16GBの倍の容量になるので、かなり快適になるんじゃないかと期待しています。

ストレージは2TBをチョイスしましたが、これも動画編集のため。現在1TBの内蔵SSDで、動画編集は全て外付けSSD2TB(Thunderbolt接続のm2 SSD)を用いていたのですが、現在編集中の物は内蔵ストレージで作業、編集待ちの物を外付けストレージに置いておくという運用に変える予定です。

また、8K動画などのようにピーキーにストレージ性能を求められる動画編集にも対応出来るように内蔵ストレージの容量はアップグレードしておきたかったのです。

お値段はApple Careを入れて総額57,1600円。M1 MacbookAirをメルカリやラクマで売って、恐らく15万弱ぐらいになると思うのですが・・かなり痛い出費ではありますが、動画編集/書き出しに掛かっているストレスや時間を考えると、悪くはない投資ではないかと思います。

おまけ:Apple製品をお得に購入する方法

Apple製品は基本割引がないのですが、購入に際してApple Gift Cardのクレジットを用いる事ができ、Apple Gift Cardはキャンペーンやセールなどで安価に買えるorポイント還元が高くなることがあります。

私は楽天のApple Gift Cardショップで、ポイント還元率が20%になるセールの度に少しずつ買い足しており、今回の購入でも約24万円分はApple Gift Cardのクレジットで購入しています。

つまり、通常割引がないApple製品の購入に際して約5万円分のディスカウントを得ていることになります。仮に、今回購入したMacbook Proの全額をApple Gift Cardのチャージで賄えていたなら、約11.4万円分のポイントバックがあった計算になります。

ただし、Apple Gift Cardには期間当たりの購入上限(多分、15日で5万円?)があるため、新製品が発売されてから慌てて全額分クレジットを購入することはできません。(今回、私は発売時期を2ヶ月見誤りました。。)

Apple製品を定期的に購入する可能性がある方は、Apple Gift Card積立を是非試してみてください。

さいごに

ということで、今回は動画編集/書き出しを効率化するためにM2 MaxのMacbook Proを購入したという話でした。Final Cutで動画編集をやる人であれば、Mac以外にマシンの選択肢がないので、M2 Maxは現状取り得る最上の「動画編集を快適にする」ための投資になるんじゃないかと思います。

何はともあれ、大きな出費には違いないので元を取れるよう、頑張って動画を一杯出して行きたいと思います。(Youtube収益化できてないですがw)

Apple Store(Mac)


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