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オーディオブックの「febe」が「audiobook.jp」にリニューアルされたので全力解説します!(広報さんからコメントも頂きました!)

オーディオブックの「febe」がaudiobook.jpという分かりやすい名前のサービスにリニューアルされた。

忙しいあなたも 耳は意外とヒマしてる audiobook jp と オーディオブックの febe が Audiobook jp という分かりやすい名前のサービスにリニューアルされました

パッと見た感じデザインはかなりシンプルなものに変更されたが、オーディオブックを購入して、ダウンロードorアプリで聴くという従来のサービスは健在である。最大の目玉は「聴き放題」サービスの登場であろう。

その他、サービス内容やアプリの仕様に色々な変更があるので、簡単に紹介してみたいと思う。

■変わった点をご紹介

■「プレミアム会員」がなくなり「月額会員」ができた

febe時代に「プレミアム会員」という、月額料金に応じてオーディオブックと交換できるチケットが貰えるという仕組みがあった。だいたい、1300円でチケット1枚ぐらいの値頃感、さらにこれに毎月600ポイントが付与される。

これが以下の様な「月額会員」という枠組みに置き換えられた。

会員区分 料金(月額) 付与ポイント  
月額会員 300 324円 400ポイント (76ポイントお得)
月額会員 500 540円 600ポイント (60ポイントお得)
月額会員 1000 1,080円 1,200ポイント (120ポイントお得)
月額会員 2000 2,160円 2,400ポイント (240ポイントお得)
月額会員 5000 5,400円 6,300ポイント (900ポイントお得)
月額会員 10000 10800円 13,000ポイント (2,200ポイントお得)
月額会員 20000 21,600円 27,000ポイント (5,400ポイントお得)
月額会員 30000  32,400円  40,500ポイント  (8,100ポイントお得 )

月額会員プランとは – audiobook.jp – よくある質問・ヘルプより引用

プレミアム会員と同じ価格帯(1300円、2500円)だと、月額会員よりプレミアム会員の方がお得感があるが、5000円以上の月額会員だと月額会員の方がお得感があるかもしれない。

それと、チケットは単品のオーディオブックでしか使えなかったが、ポイントであればセット販売の購入にも充てられるし、チケットでは購入する気が起きなかった1300円以下のオーディオブックを買う場合でもお得感はある。

ちなみに、旧プレミアム会員ユーザはそのまま契約が維持される。4月1日に無事チケットが2枚付与された。僕の購買の傾向的に、必ず月に2,3冊は欲しいオーディオブックを買うことになるので、しばらくはプレミアム会員を継続したいと思う。

忙しいあなたも 耳は意外とヒマしてる audiobook jp

■カートが無くなって、商品を1つずつ購入する形態となった

細かい仕様の変更であるが、オーディオブックを購入する際、カートの仕組みが無くなり、商品ページからダイレクトに決済されるようになった。

商品ページで「購入手続きへ」を選択すると

逆説の日本史 3 古代言霊編 平安建都と万葉集の謎 のオーディオブック audiobook jp

購入を確認するダイアログが表示される。以前は、ここで何ポイント使うかを選択する必要があったが、リニューアル後はポイントがあれば自動でポイントを使用して決済される仕組みとなった。

細かい事だが、ポイントがあるときに全額現金決済をして残念な気持ちになることがなくなったのは大変有り難い。

逆説の日本史 3 古代言霊編 平安建都と万葉集の謎 のオーディオブック audiobook jp

ちなみに、旧プレミアム会員がチケットで購入する場合は、購入したいオーディオブックの商品ページで「チケットを使う」を選択する。

LIFE SHIFT ライフ シフト のオーディオブック audiobook jp

無事、チケットを使用して購入できた。

 

LIFE SHIFT ライフ シフト のオーディオブック audiobook jp

■「聴き放題」プランが新設された

「聴き放題」プランの新設は、今回の目玉ともいえるアップデートである。

月額750円で聴き放題ではあるものの、全てのオーディオブック(約2万3000作品)が対象では無くその中の1万作品。新刊はないが、それなりにメジャーなタイトルが取りそろえられている。

Audiobook jp

後で、広報の佐伯さんからのコメントを掲載しているが、4/6から『夢をかなえるゾウ』と『世界から猫が消えたなら』の2作品が期間限定で聴き放題プランで配信されている。

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リニューアル後、作品数が徐々に増えてきているので、今後もラインナップは拡充or入れ替えられていきそう。

魅力的なのは、かつて有料のポッドキャスティングとして配信されていた「藤沢久美の社長Talk」や「宮本武蔵」「三國志」などのシリーズ物があって、セット購入すると数千円するこれらのシリーズを聴き放題で聴きまくれるのは有り難い。(他にも、オーディオマガジン東洋経済なんかも一つずつ購入するとバカにならない)

僕は既に600冊以上オーディオブックを購入していて、聴き放題プランのラインナップも結構購入済みのものが多く、加入するかは思案中。(比較的平易な英語の文学作品も充実しているので、ヒアリング強化に使ってみるのもありかな)

■アプリの使い勝手はかなり良くなったが改善の余地あり

アプリの使い勝手はかなり良くなっている。自分が購入したオーディオブックは「ライブラリ」に表示されるのだが、そのトップ画面からして、すべての項目(未ダウンロード、ダウンロード済みも含む全て)、ダウンロード済み、最近追加した項目、最近再生した項目と、欲しい入り口を全て押さえてくれている。

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すべての項目のリストは、購入した作品が全て表示され・・

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色々絞り込みを掛けられるのはもちろん、追加した日、再生した日でのソートが掛けられる。また、作品情報を検索することも可能で、作品名以外にも、作者やナレーターの名前で検索を掛けられる。

絞り込みとソートの機能はfebe時代のアプリに存在せず、常に購入した作品追加した日順に表示され、過去作品へのアクセスが非常に悪かった。これが改善されたことで、使い勝手は格段に向上したと言える。

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プレイヤー機能は、再生、30秒の巻き戻し、スキップの基本機能の他、再生速度の調整が0.1倍速単位で可能。リピート機能や、リストから再生したいパートを選択することもできる。

以前あった、メモ機能は無くなっており、代わりにスリープタイマー機能やお気に入りに登録(お気に入りで絞り込めるようになる)する機能が追加された。

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最初、再生速度をあげると音が割れていたが、アップデートで解消された。再生されていない状態でアプリをバックグラウンドにしてしばらくすると、再生速度が等倍速に戻ってしまう仕様は、きっと近いうちに改善されると信じている。

■広報の佐伯さんにコメント貰いました

以前、イベントに登壇させて頂いたよしみでaudiobook.jpの運営元であるオトバンク社広報の佐伯さんにコメントを寄せて頂きました。

写真は佐伯さんのTwitterアカウントより拝借。皆audiobook.jpの公式アカウントと共にフォローしよう!

①750円聴き放題サービスの狙いは?

オーディオブックをまずは体験していただきたい!という想いからです。

目で見える商品でもないので、体験していただくのが 一番その良さを感じていただける近道だと思うのです。

750円で聴き放題、さらに入会から30日間は無料となったので 「オーディオブックって最近聞くけど、どんなものなんだろう?」という方にも まずは気軽にお試しいただけたら嬉しいです。

②今後、こういうコンテンツを配信していきたいとかってあります?

ちょうど本日から期間限定での配信、という企画もスタートしました。 5月3日まで『世界から猫が消えたなら』『夢をかなえるゾウ』を聴き放題でお聴きになれます。

この2作品、「オーディオブックにハマったきっかけの作品です!」という声をいただくことがとても多いんです。 聴き放題に追加されたことでさらにたくさんの方に楽しんでいただければ。

個人的な話ですが、私もお気に入りの2作品なのでみなさまからの反響がとても楽しみです…!  

③個別コンテンツとの使い分けのヒントがあれば

基本的に最新作品は個別での販売となっています。

なので、まずは聴き放題でオーディオブックを体験していただいて、 使い方や聴き方などに慣れてきたら、個別販売で気になる作品もお聴きいただけたらと思います。

あとは、短い移動時間のときには聴き放題でパットきになった短編のストーリーや落語などを聴いて、 30分以上電車に乗るときや家で片付けするときなどまとまった耳の隙間時間があるときには個別で購入した長編の作品を聴いたり…という使い方もしています。

そんな風に、利用シーンでそれぞれ使い分けるのもおすすめです。

④その他、お伝えしたいことがあれば

本を読み聞かせてもらえる体験は、大人になるとなかなか無いのではないかと思います。

まずは気軽な気持ちで、誰かに本を読み聞かせてもらうような感覚でオーディオブックを試して楽しんでいただけたらうれしいです。

■最後に

febeあらためaudiobook.jp、リニューアルしてこれから益々パワーアップしていって欲しいころです。オーディオブックジャンキーの僕としては、febeがどしどし新刊をオーディオブック化してくれないと読書量が激減するので。

オーディオブックに興味がある方は、とりあえず30日無料の聴き放題プランで雰囲気を掴んで、気に入ったら個別購入するという、広報佐伯さんのオススメルートに乗ってみては如何でしょう?


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