6月中頃〜7月一杯、文字通り昼夜を問わず、休みの日もいくらか返上して仕事に没頭しておりました。その間、ブログの更新等々も途絶えていたわけですが、その結果・・
という状況に。
ええ、俗に言うスランプという奴です。
書くネタが無いわけじゃないのだけど、ブログを書くという行為をある程度自然に行える様にプログラミングされた「ブログロボット」がぶっ飛んだために、
- 意識しないと日々の生活の中でブログを書くアクションが起こせない
- 意識して何かを書こうとしても型を忘れてしまっていて筆が進まない
- あれこれ複雑に考えすぎて、アウトプットよりも思考に走りがちになる
などなど、ただでさえ貴重な執筆時間(個人として自由に使える可処分時間)に、アウトプットが全く出せなくなってしまいました。コレはマズイ。
ロボットについては次の本を参照していただくとして(中古でしか手に入らないのが残念ですが)
仕事がまだまだ高負荷な状況且つ、息子ちゃんと過ごす時間は大切にしたい身の上としては、少ない可処分時間を有効活用するためにブログ執筆の効率向上、則ちブログロボットの再構築は急務であります。
ということで、今回はスランプから脱し、xxロボットを再構築する方法を考えてみたいと思います。
■スランプから脱するたった一つの冴えた方法
こういう状況自体は、過去に何度も経験しています。かれこれ8年ぐらいブログ書いてますし、SE10年選手ですから修羅場・炎上・デスマーチからのカムバックはお手の物です。
こういう時に採るべきたった一つの対策は「兎に角何でも良いから書いてみる」です。
何度も使える手ではありませんが、その瞬間の悩み事をネタにしてしまうのは一手です。スランプなら「スランプになったこと」をネタにするもよし、「スランプからの脱法」を書くも良しです。或いは「炎上した仕事で学んだこと」なんてのも良いでしょう。
誰かの役に立つとか、ウケるとか、良い文章にするとか、そういうのは二の次です。まずは兎に角アウトプットを出すこと、その一点に集中する。
ひと言で言えば、「スランプによって阻害されている事実を強制的に変えることに集中する」と言うことなんですが、このアプローチ自体はブログに限らずあらゆるスランプに対して有効な手だったりします。
例えば、スポーツなどでも「上手く出来ない」ことをアレコレ悩んでしまっているときには、まずは基本に立ち戻り「出来ない」状態に対して一点突破をはかり、徐々に難易度をあげて「上手く」していくアプローチが有効です。
私はバレーボールをやっていたので、スランプに陥ったらまずは壁に向かってパスや打ち込みを行いフォームのチェックから取り組んでいました。
■ベイビーステップからはじめ、続けることに集中する
スランプというのは「以前はもっと出来ていたのに、今は上手く出来ない」という状況認識なのですが、裏を返すと過去に上手く出来ていたイメージをもっているという事でもあります。
先に挙げた「出来ないことへの一点突破」でいきなりスランプを脱することができるのですが、今回の自分の様にロボットがぶっ壊れた場合は「ロボットの再構築」が必要になります。
ロボットの再構築とは、つまるところ繰り返し作業による習慣化です。新しいことを習慣化する際のポイントは、
- 日々の生活の中でどう取り組むかを計画する
- ベイビーステップからはじめる
- 続けることを目的にし、記録を取り続ける
計画が重要なのは、日々の生活の中で「新しいこと」を組み込む余地を探し、既にそこにある「今やっていること」を止める必要があるからです。
「空いてる時間にxxをやろう」と思っても、それが必要な作業であれ、悪習であれ、妄想に耽っているのであれ、既に空いていると思っている時間には既に何かが入り込んでいるものなのです。
今回は再構築なので、完全に「新しいこと」ではありませんが、習慣が崩壊した理由の一つが可処分時間の変化ですので、かつてと同じ取り組み方(時間の使い方)では恐らく上手くいきません。今の自分の状況に合わせた取組み方を模索する必要があります。
ベイビーステップというのは、所謂小さな一歩という奴です。
例えば今回の場合はブログを書くロボットの再構築なので、1日1本短い記事を公開するとか、毎日EVERNOTEやMarseditに20分程度向かうとか、毎日続けることが苦にならない目標を立てて、日々その目標の達成/被達成を記録していきます。
本来であれば、狙った記事を書きたいし、クオリティの高い記事を書きたいし、できればそういった記事を毎日更新していきたいという想いはありますが、まずはブログを書くロボットの再構築が最優先、ということで小さな所からコツコツと積み上げていきたいと思います。
■最後に
今回はスランプから脱する「できないことへの一点突破」と「ロボットの再構築」について取り上げました。
例題はブログ執筆でしたが、僕個人としてはこれまで仕事や趣味の(?)バレーボールなどで、繰り返し行ってきた方法なので、汎用性は高いと思います。
ちなみに、この記事は毎日2,30分ずつ時間を掛けて3日で1時間ほど掛けて書き上げました。体系立った内容でもないですし、図表や写真もなく、文字ばかりで決して読みやすい形で書けていないのが申し訳無いのですが。
まずは記事を書いて公開するという営みを、自然に日々の生活の中で行える様、まずは小さな一歩を積み重ねて行きたいと思います。
参考書籍