フリーランスとして独立して1周年で思うこと、これからの情報発信について

Newsletterの方ではちょろっと触れましたが、

0253 : 独立1周年を祝う間もなく過ぎ去った体力の衰えに悩まされた7月のまとめ – by 北真也(beck)

昨年7月に会社を辞め「モバイル系の運用支援システムのスペシャリスト」という超絶ニッチなフリーランスエンジニアとして独立して1年が経過しました。

色々思い悩むところはあるのですが、まずは1年立派にフリーランスとして生き抜けたことはしっかりと誇りたいと思います。偉いぞ、俺。

1周年をすっかり忘れていてなんですが、この1年やってきた経験と反省からこれからどう生きていくか、情報発信どないしてくねんってあたりを記しておきたいと思います。

フリーランスとしてやっていける自信がついた1年

本職のことはあまり細かくは書けないのですが、1年間「モバイル系の運用支援システムのスペシャリスト」という良く分からない専門家として活動をして参りました。

この領域で20年、更に某R社という”精神と時の部屋”で血を吐き心身を削って磨き上げたスキルと経験をひっさげて勢い余って独立したわけですが、当初はそりゃもう「本当にやってけるのか」と不安に苛まれまくりだったわけです。

この1年を振り返れば

知識と経験を遺憾なく発揮して割とすげー活躍できた
自分でも「凄い仕事」をやれている実感がある
某R社ですり切らせた心身が大分回復した
今はとても「心穏やか」に働くことが出来ている

某R社時代の最後の1年は「後どれぐらい心が持つだろうか」と日々怯えていたし、頭痛と胸の奥に鎮座する鉛の様な不安感に悩まされ、週に2，3日は涙が止まらない日があったわけですが・・この1年はそんな不安に押しつぶされそうな夜は1日たりとも無かったわけです。（全精力を掛けて資料を作成したり、トラブル対応で土日潰したりはあったけど）

心穏やかに、自分の専門性を発揮して良い仕事が出来ている。

これに勝る幸せはないだろうと思います。

ただ、フリーランスとして業務委託でやっている以上、R時代の様に仕事の主体者・責任者として「自分の成果」をアピールすることはできません。今は誰かの成果を支えることで大きな対価を得ているのだから、然もあらん訳ですが・・プレイヤーとして戻りたい気持ちがないかと言えば嘘になります。（どこかの通信会社で運用支援システムの開発を率いるチャンスがあれば・・）

まぁ、何はともあれ、自分がフリーランスとしてこの領域で価値を提供でき、活躍でき、求められているということは大きな自信となりました。当面の間は仕事はなくならなさそうですが、慢心すること無く研鑽を積み、継続的に仕事ができるように営業努力も怠らずにいこうと思います。