最近は随分絞り込んだが、割と色んな事をやっている方だと思う。
仕事以外のプロジェクト、則ち、自分が何らか書いたり、誰かと一緒に何かを進めたりする活動だけでもぱっと数えて、7個ぐらい平行していて、そこに日常的に「やりたい」と思っている新たな試みが入ってこようとする。
過去振り返ってみれば、不思議と全部が回るときと、恐ろしく全部が回らないときがある。
今は仕事もクソ忙しいと言うほどでは無いし、自由な時間もそこそこにとれる状況にあると思う。なのに、色んな事が回らない。やりたいと思っていることの半分程度しか実行できず、例えば、ブログを毎日でも更新したいと思っているのに、叶わない。
■思考の隙間がなくなると、マルチタスクが崩壊する
仕事が割と楽しい方向に向いているため、思考が断続的に仕事の事を考えている、というのは一つの理由かも知れない。
今までは風呂に入りながらブログに書くことを考えたり、行き帰りの電車でとある企画について考えたりしていた時間が、どうも仕事に関する思考に全て持って行かれている感がある。
マルチタスクに物事を進めようとすると、必然的に時間を分割して当たる必要があるが、何かで頭がいっぱいになると、途端に時間を分割してあれこれ考える事ができなくなる。
勿論、脳が仕事のことで頭が一杯になってあれこれ思考を巡らす事自体は悪くないし、それが本分であるとも思う。だけれども、それではやはり、色々と回らなくなって、色んな人に迷惑を掛けてしまう。
■思考ドリブンからタスクドリブンへ
今までは、あれこれ考えて、そこで導き出された答えを元にアクションを行っていた。そういう意味では僕が行っていた思考は主には「何をすべきか」を考える行為で有り、色々なシミュレーションを行った上で、ベストだと思う行動を選択するために思考は必須だったのだろう。
しかし、その思考が、その時時の興味関心に引きずられてしまう以上、自分がコミットした全体を上手く回すためには、思考から行動を導き出すのでは無く、思考それ自体をタスク化、もしくはスケジュール化する必要があるのかもしれない。
ただし、過去の経験上、思考を完全にスケジューリング化するのは難しい。恐らく、結論(行動)を導き出すまでに必要な時間は見積もれない。
そこで、イメージとしては、「ずっと考え続ける」のではなく「時間を区切って考える」。もしくは「xxxについて考えるという時間を明示的に自分に課す」、みたいなアプローチが必要になるのだろうと思う。
まずは、自分がやるべき事を洗い出す際に併せて「xxxについて考える」という考える時間をタスク化し、スケジューリングしてみようと思う。今までは何となくそのタスクが見えていれば「そのタスクについて勝手に考えていた」のだけど、何かに集中してしまうとだめだなぁ・・っと。
簡単ではないと思うが、まずはあれこれ試行錯誤してみようと思う。
■横浜百景No.014 黄金町、大岡川沿いの桜まつり
大岡川沿いの桜は今年も綺麗でした。桜まつりは、弘明寺〜蒔田、黄金町〜日ノ出町ぐらいで川沿いの町の商店会が屋台や臨時店舗を出店して盛り上げる、ハンドメイドなお祭りです。日曜日の昼間っから皆楽しく酔っ払っていて何だか楽しげデス。講演でお花見も良いですが、川沿いをプラプラ歩きながら屋台で買い食いしたり缶ビール飲んだりってのもなかなか良いモノです。
日々考撮とは?
日々考撮は、日々の風景と共にその日考えた事を思いついたまま自然体で綴る、プロトタイプ思考のアウトプットです。日々の「プロトタイプ」の地層から新たな着想と発展的アウトプットを生み出すことを目的としています。