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【雑記】ブロガーであるということ/責任を持つということ

ここ最近の雑記で、仕事に関する僕の心の有り様を書いたところ、ある先輩ブロガーから「会社の人が見ている可能性もあるから、書く内容には注意をした方が良い」旨アドバイスを頂きました。

なるほど、確かに僕が「悔しいことがあったけど、頑張る。」という文意で書いていたとしても、会社の人、特に今回の件に関わりのある人がそれを読んだときに「悔しいことがあった、理不尽だ。」と当事者や会社組織をdisっている様に見えてしまうこともあるなと反省した次第です。

このことで、僕は改めて2つの事柄について認識しなおすことができました。

ひとつには、ブロガーがその多寡は関係なく不特定多数の人へ情報を発信する行為を行っているのだという大前提があるということ。もう一つは自分が伝えたいと思ったことがその通り伝わるとは限らないと言うこと。

この2つを常に心に留め置きながら情報発信をしなければ、誰かを傷つけることになるかもしれないし、場合によっては自分に酷く不利益な事態を招く恐れもありえる訳です。

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少しだけ視点がずれますが、僕は1冊目の本「EVERNOTE情報整理術」を刊行したあたりから「僕なんて」という言葉を使和無い様にしています。僕も日本人なので放っておけば自然と謙遜してしまう癖がついているので、これを封じる努力をしています。

僕は書籍を刊行し、非営利とはいえ勉強会やセミナーを開催し、お金と時間という貴重なリソースを割いて貰っているわけですから「僕なんて」という謙遜はむしろ無礼であるとすら思うわけです。「全然たいしたことない」なんて言い訳をする暇があれば、少しでも役立つ情報を発信する方が随分と意味があります。

ブログを書くときには誤字脱字は拾いきれなくても、コンテンツとして自分が納得した物以外は出したくないという想いもあります。(最近はお試しで未完成でも出すようにしていますが・・。)実際、このブログを立ち上げて1年経った頃(2009年6月)ぐらいから自分に課していたノルマは「ビジネス書の1セクションに相当する記事を書く」でしたし、その縛りの元で記事を書き続けた結果書籍の執筆ができる程度の文章力や構成力は身についたとも思います。

プロ意識というよりも、ちょっとした美学なのかもしれませんが、こういう自分の活動に対して「責任を持つ」事で相応にレベルアップはしてこれたのかなと思っています。

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簡単にまとめておくと、ブログを書いている人や勉強会を開催している方は

・不特定多数の人に情報発信をしていることを念頭に置く
・自分が思った通り伝わるとは限らないことを念頭に置く
・自分の 活動に対して責任を持つ

あたりを是非お試し頂ければと思います。