はじめてのPCを買ったのが中学に上がった12歳の時なので、かれこれ21年もディスプレイに向かってはキーボードを打ち続けている。旅行などを除けば、ほぼ毎日向き合っていたと思う。
そして、Justsystem社の日本語変換「ATOK」はこの21年来のパートナーである。月額定額サービス「ATOK Passport」がはじまって以降は、毎月300円程度の利用料を払いつづけている。
現在の最新バージョンはATOK2015。
2013ぐらいまであった変な引っかかりも無く、日本語変換のレスポンスはすこぶる快調、Macに乗り換えた2010年以降から蓄積した僕の癖を覚えてくれており、変換精度も恐ろしく高い。(ほぼ第1候補だけで変換が済む)
ATOKなしでは、ブロガーや物書きとしての僕の活動は成り立たないと言っても過言ではない。(会社でもIMEじゃなくてATOKが使えればどれ程素敵だろう)
■突如姿を消したATOK
ところが、である。
MacOSのアップデートを実行した翌日、ブログでも書こうかとMarsEditを開いたところ日本語が全く思うように打てない。
PCと打とうとしたら、何か絵文字が出てくるし、F10キーを押しても大文字半角アルファベットになってくれない。
らいふは」まで打ったら「ライフハック研究会」をリコメンドしてくれるぐらい気の利いたATOKは一体どうしてしまったってんだ!?
おそるおそるメニューバーを開いてみると・・・
ナンテコッタ、ATOKがいない。「ことえり」はMarvericksで終了して、Yosemiteからは「JapaneseIM」に変わったんだけど、僕にはこの「JapaneseIM」がどうもあわない。
「ことえり」に比べると確かに変換精度は上がってる気がするんだけど、そもそも文節区切りはそこじゃねぇ!!って変換が多く、先に挙げたF10キーでアルファベットの大文字小文字まで調整できない(MS-IMEですらできるのに)、Shift押しながらアルファベット入力しても日本語になっちゃう・・などなど、操作感の面でちと厳しい。
ATOKがないと生産性が劇的に下がる事実を改めて痛感したところで、とりあえず復旧を試みることに。
■再インストールであっさり復活
ということで、早速「Just My Shop」からATOK2015の無償試用版をダウンロードし、再インストール。
インストールはあっさりと進んで、
設定は残っていたらしく、全部引き継がれーの、
複数の端末(PC・スマホ)のATOKで辞書を同期するATOK Syncその他、ATOKクラウドサービスの設定が行われ、
Macのカレンダーや連絡先と連携する設定まで行えば、セットアップ完了。そうか、ATOKはやたら人名の変換精度高いと思ってたら、アドレス帳と連携してたのね。
再起動後、あっさり復活。設定も無事引き継がれたので、以前と全く変わらない働きを見せてくれております。
■最後に
当たり前のことかもしれませんが、ブログにせよ物書きにせよ、文章を書くという作業を行う人間にとって、日本語変換はかなり重要なファクターであることを痛感させられました。
MacOSのアップデート契機でなんでATOKが吹っ飛んだのかは気になるところですが、今回そのおかげでATOKの存在の大きさに気づくことが出来たので、良しとしますか。JapaneseIMとの落差に惚れ直しました(笑)
ということで、文章を書く生産性を高めたい人は、ATOKめっちゃオススメですよ。
今回紹介したソフト
単品のATOKであれば、Amazonや楽天からも購入可能です。
ATOK PassportはJust my shopから申し込めます。最大10デバイス分ATOK Syncで同期可能です。
ブログを書くならMarsEdit、ブログを書くならマーーーズエディット
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 仕事効率化
販売元: Red Sweater Software