先代のFitbit ChargeHRが壊れて、すぐさまFitbit Charge2に乗り換えてから既に4ヶ月が経過した。
ChargeHRの不満点が改善されていて、Charge2には概ね満足している。
- 壊れやすかったベルトが着脱式に替わった
- 外れやすかった充電ケーブルにクリップが付いて外れなくなった
- 画面が大きくなって着信や予定の表示が見やすくなった
- 電池の持ちが良くなった
カタログスペック上は違いは無いが、電池の持ちが明らかに良くなっている点は特筆すべきだろう。常時装着をするアクティビティトラッカーにとって、電池の持ちと充電時間の短さは最も重要なスペックなのだ。
さて、今頃になってCharge2の紹介記事を書こうと思ったのは、Fitbitのアップデートによって大幅に機能強化された「睡眠記録」にとても感動したからだ。
■「PurePulse®」を睡眠記録に活かすことで「睡眠ステージ」の解析が可能に!
Fitbitの睡眠記録と言えば「目覚めた状態」「寝返りを繰り返す状態」「睡眠状態」の3つが計測できるだけであった。特に「睡眠状態」の睡眠深度が測れなかったことがちょっと不満だった。
今回Fitbitでは従来の加速度センサーを用いた自動睡眠記録に「PurePulse®」で計測した脈拍情報を組み合わせることで、「目覚めた状態」「レム睡眠」「浅い眠り」「深い眠り」といった4段階の睡眠ステージが計測できるようになった。
今現在(2017年5月7日時点)で「PurePulse®」で脈拍を計測できるモデルは、Charge2の他、AltaHRというスリムタイプがある。
Charge2だとスマートフォンのGPSと連動してペースなどをリアルタイムに把握したり、ガイド付き呼吸エクササイズができたりする以外、AltaHRも基本機能は変わらない。(買い換えのタイミングでAltaHRがあったら良かったのに・・)
■自分の平均・ベンチマークとの比較
睡眠ステージ毎の記録が取れたとして、それぞれが
今日を選択すると、自分の睡眠記録だけが表示される。
30日間の平均を選択すると、過去の自分の睡眠記録の平均との乖離を見ることが出来る。あくまで割合の話なので、睡眠時間が短かったり長かったりすると乖離が大きくなる。
で、そもそも睡眠ステージの割合的に良いのか悪いのか判断が付きかねると思うので、そういうときにはベンチマークと比較すると分かりよい。
僕の場合は、全般的にちょっと睡眠浅め。目覚めてる時間が短めなのと、情報を脳で処理・統合するレム睡眠がちゃんと取れてるのはいいことかなと。
■最後に
Fitbitとの付き合いは割と古い。
ほぼただのクラウド同期型万歩計だった昔のfitbitから、自動睡眠記録が出来る様になったり脈拍情報を活用して運動時の有酸素運動レベルを計測してくれたりと進化を遂げてきて、今回は脈拍情報を活用することで睡眠ステージの計測ができるようになった。
勿論競合だって似たような事もできるかもしれないが、fitbitはいち早く僕が欲しいと思っている機能を世に送り出してくれるパイオニア企業である。計測データの精度も、それらを活用して意味あるKPIを生み出す技術も、アプリでのデータの見やすさも素晴らしいと思う。
そして何より、僕のここ数年のバイタルデータはfitbitのクラウド上にガッチリ握られていて、今更他に行こうという気が起きない、というのが一番大きい
心拍データが取れるアクティビティ・トラッカーで一番良い物を問われれば、僕は迷わず「Fitbit Charge2」か「Fitbit AltaHR」をオススメする。
ちなみに・・・心拍データ取れなくていいなら、Misfit Rayあたりが小さくて、電池の持ちがすこぶる良いのでオススメ。Apple Health Kitと連携できるし。
Fitbitのセットアップや脈拍情報を用いた詳細な運動記録に関しては「ChargeHR」の紹介記事をご参照
お知らせ
5月27日(土)に東ラ研vol.17を開催します!テーマは「チームで成果を出すタスク管理術」、講師はばんか(@bamka_t)さんです。チームで一緒に仕事をする際のタスク共有に課題を感じて折られる方は是非ご参加ください!
5月27日13:30〜
東京ライフハック研究会vol.17
チームで成果を出すタスク管理術
6月17日(土)に佐々木正悟さんと共催で横浜のきばトーク01「自分のためのミニ企画(温泉小旅行)」を開催致します。家族旅行や長期休みの企画を立てる際に役立つテクニック等の紹介ができればと思います。
6月17日17:00〜
横浜のきばトーク01
「自分のためのミニ企画(温泉小旅行)」
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