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回復のための奥の手をいくつか持っておくと良いという話、或いは意識高いだけ系のマイクロアグレッションについて

うつ病と付き合うようになって2年ほど経った今、かなり自分のメンタルに対する理解が深まっていると実感している。「あ、そろそろ落ちるな」と予兆を捉えることもでき、体調不良の兆候を見逃すことなく活動モードから回復モードへと移行できるようになった

いや、かっこよく言ってみたが「疲れていると感じたら、とりあえず寝る」というだけの話で全く大した事ではない。ただ、今まで「無理をしてこそ成長がある」みたいなワケのわからない理論を信奉し、「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」みたいなことを真に受けて自分を追いこむ愚挙からは脱却できたことは実に喜ばしい。

今なら言える「まじで憂鬱なら、環境変えるか逃げるかしないと死ぬよ」って。いや、まぁ、憂鬱の定義も人それぞれ何できっと僕の思う憂鬱は、エライ人(この場合はビジネス上の権威の意でアカデミックという意味ではない)のいっている憂鬱とはまた違うのかもしれない。

さて話がそれたので本題に行こう。今日のテーマは「回復のための打ち手をいくつも持っておくと良いよ」って話について少し今の自分の考えを述べておきたいと思う。

メンタルが弱い人が壊れると思ってる意識だけ高い人達の罪(マイクロアグレッション)

本題に行くと言った2秒後にいきなり脱線して申し訳ないが、僕は「メンタルが強い人はXX、弱い人は○○」みたいなことを断定口調で言う専門知識があるわけでもない意識だけが高くて中身が伴っていないタイプのアカウントのことが心底嫌いだ。

このタイプのツイートを視界から抹消するフィルタ設定について紹介したいところだが、それはまた今度。Twitterのクソアルゴリズムのせいで、メンタル強くする方法(コピペ)をマジでガチでと呟く有象無象を目にする機会が増えたが、瞬殺でミュートしてやったぜコンチクショウ

今時、まともな理解と感覚を持っている人であれば「メンタルが壊れる」原因は、九分九厘「環境」である事を理解している。そして、ある程度の精神的ダメージを負った人は、通常の人が受け流せる口撃ですら深刻に受け止めてしまい、最悪「自分は無能だ」「死にたい」ループに陥ってしまう。

メンタルが弱い人がどうの、と言ってる意識だけが高い人は、所謂マイクロアグレッションを行っている自覚がなく、自分の偏見と思い込みから無自覚に人を傷つけている。質が悪いことに、マイクロアグレッションを行っている本人は、人の役に立つ良いことをした気になっていることである。

いっぺんメンタルがぶっ壊れた人間から言われて貰えれば、セカンドパワハラされてるようなものであり、ある程度回復した今だから「怒れている」が、休職に入る頃はこういうツイートを見る度に「メンタルが弱い自分は生きる価値がない」と、物の見事にに打ちのめされていた。

だから僕は、この手のツイートを心底嫌悪し、憎悪し、駆逐したいと心から願っている。ここまで読んでくださったあなたであれば、以下のリンクのツイートを読んで嫌悪を抱くのではないだろうか。それこそが、この数パラグラフの目的なのでご容赦頂きたい。

https://twitter.com/search?q=%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%8C%E5%BC%B1%E3%81%84%E4%BA%BA&src=typed_query

メンタルが弱い人がいるのではなく、弱らされてしまった人がいるのだ

もしも「死にたい」と思っているなら、まずは率直に「死にたい」と周りに言ってみて欲しい。なんなら僕に言ってくれても良い。死ぬべき人などいないし、あなたが生きていることはそれだけで素晴らしい。大丈夫、絶対によくなる道があるから、心配せずに誰かに相談して欲しい。

と周りに言ってみて欲しい。なんなら僕に言ってくれても良い。死ぬべき人などいないし、あなたが生きていることはそれだけで素晴らしい。大丈夫、絶対によくなる道があるから、心配せずに誰かに相談して欲しい。自分で行けるなら、今すぐ心療内科を受診して欲しいけど、無理なら誰かに打ち明けるだけで良い。きっと周りの人はあなたを助けてくれる。

僕は自分では白旗を揚げられなかった。いや、これは白旗なんかではない、勇気ある撤退であり、自分と周囲が正常化するための偉大なる一歩であった。それでも、僕はその一歩を踏み出す際に「迷惑をかけたくない、僕はまだいける」と自己暗示を掛けていた。毎日微熱と頭痛に襲われて、大きなストレスが掛かると起き上がれなくなっていたにも関わらずだ。

客観的に自分がどうなっているかも分からず、どう考えてもおかしくなっているのに、完全に正常な判断ができなくなっていた。僕がラッキーだったのは、周りが(特に妻が)それに気付いてタオルを投げ込んでくれたことだ。

だから、今すぐ病院に行く勇気が湧かないなら、周りに一言だけでいい自分の気持ちを打ち明けて欲しい。「死にたい」ならその一言で十分だ。それを口にするだけでも周りは状況をよりよく理解し、あなたの為に動いてくれる。

「迷惑をかけたくない、僕はまだいける」とあなたは思っているかもしれない。気にすることなど全くない、あなたはそんなになるまで十分に頑張った。迷惑なんて気にする必要はない。あなたが弱いとか、悪いとかそういうことでは全くないのだ。

誰かかも知れないし、過剰なプレッシャーかもしれない。あなたがそこまで自分を犠牲にしなければならなかった何かが、あなたをそうさせたのだ。あなたのメンタルが弱かったのではない、あなたのメンタルは外部の何かによって弱らされただけだ

メンタル不調との向き合い方と回復術

はじめて心療内科の戸を叩いてから2年が経った。2020年のGW、つまに襟首を捕まれたあの日のことを、僕は今でも良く覚えている。

2年という歳月の中で、僕は多くの解決策や、自分の傾向と対策を知ることが出来た。僕のメンタル不調は大体次のレベル分けができる。

– Level1 : 倦怠感と頭痛

– Level2:微熱

– Level3:不眠や悪夢

– Level4:最後に起きれなくなる

Level1を感じたら、速攻でストレス発散の方向に舵を切る。妻に「ちょっと今アカンわ」と言って、その時打てる手を打つ事の許可を得る。

– Level1程度

– まずは「散歩」と「寝る」

– 元気ならサウナに行く

– 元気ならキャンプ or 焚き火をする

– 吐き出したかったらメルマガやポッドキャストにぶつける

– 悶々としていて発散したい程度に元気なら一人カラオケに行く

– Level2以降

– インプットとアウトプット、習慣等を放棄する

– 外出がキツいなら近所を「散歩」をする

– 歩くのもキツかったら兎に角「寝る」ことに注力する

– 2,3日寝ても治らなかったら、無理矢理にでも休暇を取る。

– 休みは特に何もしない。(手ぶら)キャンプに行ったり、地元に帰ったり、田舎に行ったりして生きていることを実感する。

– Level4だけはどうしようもないので、寝る一択

これは万人に使える方法ではないと思う。一つ言えることは、メンタルが落ちたときに出来ることなんて、せいぜい「散歩」と「寝る」ことぐらいということだ。「火を見る」はお薦めだけど、都会暮らししてると焚き火は結構な贅沢品なのだ。

僕は家族がいるので、「誰かに相談する」というのは日常的に行っているが、一人暮らしの人であれば、「誰かに相談する」は大いに有効な対応策となる。

瞑想」や「日記」、或いは「日常的な運動」はメンタルに蓄積する疲労やダメージを回復するためには良いかも知れないが、落ちてしまった後の対策としてはあまり効果はないと感じている。

一点注意が必要なのは、所詮この手の小手先の技術は「寝る」ことも含めて、周期的に来るメンタルの浮き沈みや、ある程度コントローラブルな状況でのストレス下での回復術でしかないということだ。

パワハラ上司や、どブラック労働環境をどうにかせずに、小手先だけの技術で切り抜けることは難しいし、ましてや意識高いだけ系ツイッタラーが言うように「メンタルが強くなる」ことなどあり得ない。

うつ症状は、ストレスや疲労により脳の神経伝達に異常が出ている状況であり、ストレスや疲労の改善なしには根治は不可能だし、脳の神経伝達を正常化する投薬治療はやはり効果がある。今回紹介した小手先の技術は、それでもやってくるメンタルの好調不調の波と付き合うための方策である。

変身を2回残していると言えるぐらいが丁度良い

僕にとって、岡山の田舎に引きこもることとや、グランピングやデイキャンプで焚き火見ながらChillすることは割と「奥の手」であり、「奥の手に至るまでのエスカレーションパス」を自己認識しておくことで「まだ打ち手はあるから大丈夫」と不安になる自分を励ますことができる

メンタル不調と付き合っている方は多かれ少なかれ似たようなことをやっているのではないかと思うが、メンタル不調と付き合っていくことに不安がある方は是非この考え方を取り入れて欲しい

最初のフリーザ:いい人を止めて負荷を落とす

僕は休職から復帰して、いい人でいることを放棄した。仕事を丸投げしたり、仕事中にふらっと散歩に出かけたり、定時以降は極力働かないようにした。管理職だったから、裁量をある程度発揮しやすかったのもあると思うし、休職した僕に対して上位上司が大変配慮してくれたこともありがたかった。この定常状態が「最初のフリーザ」である。

フリーザ第一形態:とりあえず散歩して寝る

体調が悪いなぁと感じたらとりあえず「散歩」を意識的に行い、さっさと「寝る」ことにしている。すぐに改善はしないが、「寝る」ことで概ね悪化を防ぐことが出来る。このモードが「フリーザ第一形態」であり、この時点で僕は「私は変身を後2回残している」と言える状態なのだ。

フリーザ第二形態:リフレッシュデイを設けて儀式を行う

仕事の戦略的サボタージュ(有給)を行い、横浜の「スカイスパ」でサウナとマッサージをキメ、晩ご飯を食べながらブログを書いたりと充実の時間を送ることもある。後は、デイキャンプで焚き火してChill。このリフレッシュデイ作戦がフイリーザ「第二形態」で、最強のナメック星人をボコすぐらいの戦闘力がある。

フリーザ第三形態:まとめて休んで奥の手を繰り出せ!!

いよいよどうしようもなくなってきたら「ひたすら寝る」しかないのだけど、人間性の回復を図る必要があると判断すると「長めの休み」を取ることにしている。

キャンプやグランピング、或いは実家や岡山の田舎に引きこもって、自然の中で仕事の事を完全に忘れ、人間性の回復に励む。どんなに調子が悪くても、2,3日ぐらい仕事から離れると「なんであんなことで気を病んでたんだか」と、少し正常な考えを取り戻すことができる。

心の癒やしのために岡山に引きこもったり・・

自然豊かな場所に訪れて回復にいそしんだり・・

この「フリーザ第三形態」はおいそれと発動できないし、発動する前にLevel4まで言ってしまうとそれどころではない。しかし、まとまって休みを取ることは、休職ほどでないにせよ非常に強力なリカバリー効果がある。今年のGWも初日/二日目は「人間性の回復」が必要な状況であり、GWが明ける頃には割と元気になっていた。

最後に

今までメルマガやYoutubeで最近の体調について語る事が多かったのだが、復職してから1年と4ヶ月、心療内科に通い始めてから丸2年が経過したこれまでの経験から、メンタル不調にどう向き合えば良いかをブログにまとめることが出来たのはよかったなと。

まだまだ、寛解したと言える状況ではないが、それでも着実に症状としては改善しており、今後も大崩れすることなくやっていきたいと考えている。

今後も別の切り口から「うつと付き合っていく」ための考え方やテクニックをお届けできればと思う。

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