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Meta Quest Proを使ってみたらいつでもどこでも持ち運べる超実用的な外部ディスプレイだった件

遂にこの時がやって参りました・・・本記事ではいつでもどこでも持ち運べる外部ディスプレイとしてMeta Quest Proを購入したので、色々検証した結果をまとめていきたいと思います。

YouTubeもあげているので是非ご視聴ください

今Meta Quest Proを購入する理由

今回、色々思うところがあり、MetaQuest Proを購入しました。

Apple Vision Proが発表された直後にMetaQuest Proを購入するなんてタイミングが悪いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

Apple Vision Proを待たずにMeta Quest Proを今購入すると決めた理由は以下の3点です。

  • Apple Vision Proの日本での発売は来年末の上、価格は50万超え
  • 外部ディスプレイとしてMeta Quest Proより優秀か分からない
  • Meta Quest Proが値下げして射程圏内に入ってきた

日本での発売前にUSに行って買うことはできますが、ただでさえ高額なApple Vision Proを買うために、航空券だけで往復で20万を超えるUSに渡航することを考えると、費用対効果が見込めません。ということは、来年末まで待つことは確定です。

僕が主にVRゴーグルに求めている最大の価値は、いつでもどこでも持ち運べる外部ディスプレイとしての実用性であり、例えApple Vision Proが優れた外部ディスプレイであったとしても、来年の年末まで待たないといけなかったり、 買うとしても50万円の対価に見合う外部ディスプレイかどうか分かりません。

対して、Meta Quest Proを外部ディスプレイとして実用に耐えると発信されているYoutuberさん、とりわけドリキンさんやトバログさん、そして瀬戸弘司さんもドリキンさんにほだされて購入されており、試してみる価値があると考えました。

しかもつい最近、Meta Quest Proは値下げが発表されされ、価格がだいぶこなれてきた感があります。昨年発売されたときには226,800円だった価格が今は大体159,500円位であり、かなりの値下げ幅です。

ちなみにですが、僕はじゃんぱらの新品未使用品134,800円で購入し、楽天ポイントが25,000ポイント位付いているので、実質約11万円位で購入することができた計算です。 発売時から見ると半額以下ですね。

11万円でいつでもどこでも利用できる外部ディスプレイが手に入り、少なくともApple Vision Proが発売される来年末までの間生産性が向上するのであれば、それで十分元は取れるでしょうしMeta Quest Proを使っていればこそApple Vision Proの価値も正しく計れるというものです。

今後の戦略としては、Meta Quest Proをしばらく使い続けApple Vision Proなりその後継なりの値段が落ち着いてくるか、或いは明確に外部ディスプレイとしてMeta Quest Proの性能を超えてくるVRゴーグルが現れたらそれに乗り換えていこうと考えています。

Meta Quest Proについて

ここでは簡単にMeta Quest Proについて紹介していきたいと思います。

Meta Quest ProはいわゆるVRゴーグルと呼ばれるもので、完全に目の周りを覆ってしまい周囲や手元は肉眼で確認できなくなります。

Meta Quest Proには外部カメラが付いており、 ゴーグルの外の風景をパススルー映像として映し出し、VR映像と合成して映像を出力してくれます。それによってユーザはVRゴーグルを着けたままでも周囲の状況を把握することができます。

ただし、パススルー映像はあまり解像度が高くないため、パススルー映像経由でスマホの画面を読み取るとか、過度なAR(拡張現実)の期待はしない方がいいと思います。 おそらくこの辺は、Apple Vision Proの方が優れているんじゃないかと思います

ゴーグルのマウントは、前後から頭を挟み込むような形になります。頭頂部で支えるものがないので、結構強く前後から挟み込まれ、Meta Quest Proを取り外すとおでこに跡が残っていたりします

重量は722gですが、ヘッドマウントの重量バランスが大変素晴らしく重たさを感じることはありません

ただ、ゲームなどに没頭して、長時間ヘッドマウントディスプレーをつけていると、ヘッドマウントディスプレーを取り外した後に首や肩が少し張っているなと感じるので、重さは感じずとも、確実に首、肩周りには負荷がかかっている点は要注意です。

drikinさんが頭頂部で支えるためのバンドみたいなものを取り付ける改造を施されていて、それをつけてからだいぶ楽になったとおっしゃられていたので、今度その改造も試してみたいと思います。

LCDパネルは片目につき1800 x 1920ピクセルで、視野角は水平106º × 垂直96ºです。

実際につけてみてその視野角の広さに驚きました。 これぐらいの視野角があると、 没入感が素晴らしく、ゲームなどをやっていても、自分がその中の世界に入り込んだかのような錯覚を覚えます。

コントローラーを使って操作をする方が色々操作も洗練されていて使い易いなと感じましたが、ジェスチャーでもある程度操作ができ、こちらも十分に実用的なレベルでした。

前評判で聞いていた通り、充電はドッグとの接続がシビアで、なかなか正しい形でセットされず充電が始まらなくて少しイライラしますが・・まぁ、慣れの問題なので頑張って慣れます。

コントローラーの充電が特にシビアなんですよね(汗

Meta Quest Proの用途

先ほども述べた通り、Meta Quest Proの主たる用途はいつでもどこでも使える外部ディスプレイとして利用することです。

Immersedというアプリケーションを用いることで、バーチャル空間上で外部ディスプレイが映し出されている感じで作業を行うことができます。 接続にケーブル等も必要有りません。専用のソフトをMacに入れるだけで簡単に接続できてしまいます。

まさに映画などでよく見る、ホログラムで表示された画面を手で動かすような形でディスプレイの配置などを換えることができます。

以下のデモンストレーションを見ていただければ一目瞭然ですが、

実際に使用してみた感じとしては、 十分に実用に耐えうるクオリティーです。というか、むしろ没入感もあって作業効率メッチャ良いです。

やはり、 視野角が非常に広く没入感が大きい事、そして、自分の動きに合わせて3D空間上で、 視野が動くというのが非常に重要なのだと思います。 特に、奥行きの検知ができることによって、自分が仮想デスクトップ上に近づけば大きく見え、離れれば小さく見えるという、リアル世界と同という直感的方法で拡大/縮小が行えるのは非常に大きいです。

よくあるサングラスタイプのARゴーグルは、視野角が狭く120インチや、300インチ 相当のディスプレイが 10メーター先に見えるといった表現で逃げていますが、実際には23インチのディスプレイが目の前にちょこんと置かれている位の感覚であることが多いです。(僕も去年1つ買ってしまったのですが・・最初からVRゴーグル行けば良かったと後悔しました。)

Meta Quest Proに関しては、そういった言葉遊びはなく、自分の目の前にあるディスプレイは32インチのディスプレイぐらいに感じられ、近づけば拡大、離れれば縮小されます。

ただし、Meta Quest Proの解像感はそれほど優れているわけではないので、仮想デスクトップをあまり遠くに置いてしまったり、仮想デスクトップの解像度を上げすぎてしまうと、文字が読めなくなってしまいます。目の前の視界がディスプレイ1でほぼ埋まる位の近さに配置し、解像度を2.7Kぐらいに設定すると作業がしやすいです。

実際に自分の動きに合わせて奥行きも変わるため、例えばイスの背もたれに 体を預けたような体勢で、両サイドのディスプレイが周辺視野に入るぐらいの位置にディスプレイを配置し、作業時は身体を起こしてディスプレイ1で作業をする・・位の位置が個人的にはお気に入りです。

ゲームもやってみた

せっかくのVRゴーグルですので、いくつかVRなゲームを遊んでみたんですけれども、没入感がすごいなと感じました。というか、1時間位瞬殺で溶けたので、気をつけないと延々遊んでしまいそうです。

立って、周りのモノがぶつからない領域内で遊ぶのですが、ずっと立ちっぱなしで、ちょっと身体を動かしたりもするので、ダイエットにも良さそうです

正直、VRコンテンツにはそれほど興味がなかったんですが、Meta Quest Proの視野角の広さによって、 まるで、ゲームの世界の中に、入り込んだかのような感覚になり、「これがVRか」と素直に感動しました。せっかくなので、今後もゲームを購入してみて遊んでみたいと思います。

またVRチャットも無料でダウンロードしたので、今度試しに入ってみたいと思います。

まとめ

ということで、今回はいつでもどこでも使える外部ディスプレイを手に入れるべく、Meta Quest Proを購入して色々試してみました。 結論としては、Meta Quest Proは十分に外部ディスプレイとして使えるレベルにあり、今後の出先での生産性が爆上がりしそうな予感がしています。

ただし、 解像感 に関してはまだまだ発展途上なので、 仮想デスクトップの解像度を下げて、真ん中のディスプレイが視野一杯に広がるところまで近づけて作業をするなどの工夫が必要です。

まだ使い始めたばかりなので、Meta Quest Proについては今後も取り上げていきたいと思います。

YouTubeもあげているので是非ご視聴ください


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