僕は普段からGoogleChromeを好んで使っているのですが、時々ものすごーーーくMacが重くなることがあり、あるときアクティビティモニタを見て愕然としてしまいました。
「なんじゃ、このChromeのプロセス数は!!この空きメモリの少なさは!!」と。
GoogleChromeがタブ毎にプロセスを立ち上げるとか、メモリをバカ食いする代わりに速いとか、一応一通りの知識は持ち合わせていたのですが・・まさかこれほどとは思いもよらず・・。
■なにはともあれ、原因調査
で、ちょっと実験してみようと、適当に8個ぐらいタブを開いた状態でアクティビティモニタを眺めてみました。(図は最近はまっているOZPAの表4というBLOGです。オススメ☆ ^^)
空きメモリ31MBって、Windows95時代かよw
Chromeを落としてみると、1.27GBぐらいメモリが増えるとかw
これは早急に対処が必要ですよ(><)ノ
GoogleChromeにはタスクマネージャという機能があって、ここでプロセス毎のメモリ使用量やCPU使用量を見ることもできます。で、開いて愕然としたのが、Extensionの数とそいつらが食いつぶしているメモリ量。
正直に言うと、Extensionが個別にプロセスとして動作していて、それぞれにメモリを確保しているなんて知らなかったわけで・・要するにExtention50個ぐらい入れた状態でChromeを立ち上げると、アプリケーション51個同時に立ち上げる様なもんだってことです。タブを開く毎に更にアプリケーションが1つずつ増えていくわけだから、そりゃメモリ食いつぶしますよね。(エクステンション1つあたり、おおよそ20MB〜30MB程度のメモリ使用量なので50個だとそれだけで1GB!)
更に詳しいメモリの使用状況を見たいときには「about:memory」をアドレスバーに打ち込んでみてください。見づらいですがタブを「about:memory」以外開いていない状態で既に1GBメモリを食いつぶしています。
■ということで、対処
何はともあれ不要不急のExtensionは片っ端から落とすことが急務なわけです。
僕はが絞り込んだエクステンションは以下の通り。
(TaberarelooがあるからShereaholicは不要かなあ・・などと考え中。 )
- AutoPatchWork
- Better Gmail
- Create Link
- Evernoteにクリップする
- Postponer Adder
- RSS Subscription Extension(by Google)
- Shareaholic for Google Chrome™
- Speed Tracer (by Google)
- Taberareloo
- Universal Search & IE8 Accelerators
- Xmarks Bookmark Sync
- はてなブックマーク GoogleChrome 拡張
ちなみに、アンインストールしなくても無効化するだけで効果は得られるので、後で使うかも・・というExtentionについては、無効化で留め置くと良いのではないかと思われます。(※12:16 追記)
効果は抜群!
8個程度タブを開いた状態でも430MB程度空き容量が増加しました。
プロセス毎の使用状況を見てみると、Evernoteクリッパーが同じサイトからクリップした記事を検索/表示してくれる機能のおかげでやや重たい用です。オプション画面からこの機能を止めることもできるので、不要な人は設定を外した方がいいかもです。
ちなみに、同一ドメインのページは同じプロセスで処理されるみたいですね。
メモリ使用量は積算っぽいですけど。
■結論
GoogleChromeを快適に使いたい場合は
1.不要なExtentionは入れない!
2.タブを開きすぎない!
この2点につきます。Extentionとタブの数だけプロセスが立ち上がりますからね。
そんなこと考えながら使うのめんどくせーよって方はメモリを増強する必要がありそうです。メモリ4GBな僕の環境でこれなので、節約なしで快適にMacを使いたい場合はメモリを8GBに増強した方がいいかもですね。
【編集後記】
2日連続でBLOGを更新中。GWはランニングとBLOGを中心に習慣形成強化キャンペーンを実施中。サボりを発見した際にはお叱り頂ければ是幸い(><)ノ