週のはじめに元気がチャージできる名言を紹介するコーナー「月曜の名言」。2週間ほどおやすみを頂いていましたが、これからまた毎週更新していきたいと思います。
今回は、日本人発のNBAプレイヤー田臥勇太さんの言葉です。
何回も能代弁で叱られ、何回も英語でも怒鳴られ、そのうち何回かは理解できなかったけど
何回も小さいから無理だと言われ、何回も大男が落ちてきて怪我をし、何日も眠れない夜を過ごし、何回も人の言う事に耳を塞ぎ、何回も逃げ出そうと思った
けれど
何万回もパスをし、何万キロもドリブルして、何万回も相手をフェイクし、何万回も速攻を出し、何万本もシュートを打って、何十足もバッシュを履き潰し、僕はアメリカのコートに立った
でも僕の旅は終わりじゃない、これは始まり・・・
田臥選手は2003年〜2008年にNBAへ挑戦し、2004年にNBAフェニックス・サンズでNBAデビューを果たします。2008年、能代工業高校時代の指導者加藤三彦が率いるJBLのリンク栃木ブレックスに入団し、国内に復帰、現在もリンク栃木ブレックスで活躍されています。
NBA挑戦時代は、NBAチームと契約するもプレシーズンで解雇を言い渡されたり、下位リーグで虎視眈々とNBAを狙ったりと、決して順風満帆だったわけではありませんでした。しかし、その逆境にも挫けず、NBAに挑戦し続け、遂には日本人初のNBAプレイヤーとなったその雄姿に、多くの人が勇気づけられました。
私たちは、ついつい目の前の出来事に一喜一憂してしまいます。人間ですから、厳しい状況に追いやられれば弱気の一つも出てくる方が、むしろ自然というものです。
しかし、苦難や逆境に対して不安を抱くだけでは、状況を変えることができません。いつかは不安を乗り越え一歩を踏み出し、自分に何ができるかを考え、努力を重ねることで道を切り拓く必要があります。
不安を乗り越え一歩を踏み出すというのは口で言うほどには簡単なことではないと思います。田臥選手の言葉や生き様ほどには勇気は与えられなくとも、願わくはこのブログも一歩を踏み出すお手伝いをしたい、そんなことを考えながら日々ブログを書き続けています。