最近余り使っていなかった我が家のマイクロフォーサーズ機「LUMIX GF3」。もう少し街撮りなんかで気軽持ち歩きたいと思い立ち「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」を購入しました。
もともと標準ズームの14-42mmは持っていたのですが、サイズが大きく取り回しが効かず、撮れれる画も凡庸なので、ほとんど20mm/F1.7のパンケーキレンズしか使わなくなっていました。(凡庸なのは僕の腕であることは否定しません)
■「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」とは?
電動ズーム搭載の沈胴式レンズで、最大の特徴は電源OFF時のコンパクトさです。
電源OFF時はほぼパンケーキレンズと同じサイズで、電源ON後0.5秒で胴体が表れるギミックは男心をくすぐって止みません。個人的には、フォルムも気に入っています。
標準の14-42mmズームレンズとのサイズを比較すれば、違いは一目瞭然ですね。
その他、レンズ内に手ぶれ補正用のジャイロがあるとか、レンズがXレンズというちょっと賢いやつだとか、静音設計だからビデオを撮るのに適しているとか色々と標準ズームよりパワーアップしています。
レンズとしての基本性能は変わらないので、その為に28000円の投資は高いかな・・とも思ったのですが、普段から持ち歩く様にするならサイズはやっぱ重要だよなーってことで、購入を決断した次第です。
■どんな感じの画が撮れるのか?
とりあえず、一番引いた状態の画がこんな感じ。f値3.5だと、夜の室内はさすがに暗い。
一番寄るとこんな感じです。
ちょっと分かりづらいので、花を色々撮り比べてみましょう。
14-42mm F3.5-5.6で一番引いた状態で撮るとこんな感じ。部屋の照明をさっきより明るくしたので、割と明るく映ってますね。光大事!
20mm/F1.7だとこんな感じ。真ん中の花にピントが当たって、奥や手前が割とぼけてます。
iPhone5で撮影。明るいのと、くっきりしてますな。案外iPhone4S以降のレンズは侮れないというか、下手なコンデジよりいい画が撮れる・・気がする。
ちょっと分かりづらかったので、もういっちょ。
14-42mm F3.5-5.6がこんな感じ。ちょっと暗いけど、割と手前の花にピントがあって、後ろがいいかんじにぼけてるかなと。
20mm/F1.7はもう、手前の花以外はみんなぼけぼけーって感じ。こういう写真を撮りたいときには凄く良いレンズなんです。
で、iPhone5のレンズ。明るくてくっきり。もう少し寄ってマクロ接写で撮れば背景ぼかすことも出来るんだけど、同じ条件で撮らないと比較になりませんからな。
14-42mm F3.5-5.6の図。明るい環境で撮るなら、割といいかんじに撮れてるかなと。
20mm/F1.7。個人的にはこういう突きつけたレンズ嫌いじゃないです。
■標準ズームより「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」の方がいい。
標準ズームがひと世代前のものなので、単純な比較はできないのだけど、今買う場合でも標準の「LUMIX G VARIO 14-42mm」よりもXレンズかつ電動ズームが付いている「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」の方が良いかなと。
現行モデルのGF6のレンズキットは、「LUMIX G VARIO 14-42mm」の現行モデル+望遠レンズが付いてくるタイプと「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」が付いてくるタイプの2種類があるんですが、オススメは後者ですね。これに「LUMIX G 20mm II」を別購入するのが組み合わせ的にはベストかなと。
また、今回は光量が足らない室内の写真だけだったので、今度また外で撮った写真なんかも紹介しますね。
今回紹介したグッズ
Eye-Fiカードもお忘れ無く!