夢へのアプローチ手法を3つのポイントにまとめたLT版「Beck’s strategy」をシェアします

少し時間が空いてしまいましたが、去る6/21に東京ライフハック研究会プレゼン練習会第2回を行い、そこで「Beck’s strategy」というLTをやらせてもらいました。

せっかくなので、プレゼン動画やスライドをシェアしつつ、話した内容を記事にまとめておきたいと思います。

ちなみに、次回東ラ研は今週末(7/26)です。まだ残席ありますので、ご興味あれば是非ご参加下さい。

7月26日 東京ライフハック研究会Vol.13「なぜLifehackが必要なのか?」(東京都)

■プレゼン動画、スライド

実際に行ったプレゼンの動画はYoutubeの「東ラ研公式チャンネル」にアップされています。まだまだ拙いですが、練習を重ねてプレゼンのスキルを高めていきたいです。

 

スライドはSliedShareにあげていますが、何枚か写真が欠落しています。
PDFバージョンはこちらからダウンロードできます。

 

 PDF版DL:https://drive.google.com/file/d/0BxIDF8uuB04QZEhXUjY5dkoyeTA/edit?usp=sharing

■このプレゼンの狙い

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今回は「Beckがこれまで夢にアプローチするためにやってきたこと」をテーマにLTしました。とはいえ、持ち時間10分のLTでしたので、話す内容としては大きく三つに絞り込みました。

  • 夢を描くことから始めよう
  • 良い目標を立てよう
  • 戦略を立てよう
ということで、一つずつ見ていきましょう。

■夢を描くことから始めよう

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学生時代であれば「夢を語ること」はそれほど違和感のない行為だったのではないかと思います。

しかし、社会人になり、地に足ついた生き方をせねばと自らを戒め、会社と社会の倫理やルールの中で生きる内に、どこか「夢」を遠ざけ、「夢を語ること」がタブーであるとすら感じるようになりました。

確かに、どんなに頑張ってもできることに限界はあるし、どんどんと大きくなる責任をほっぽりだし、自分の事だけ考えて生きるという訳にはいきません。しかし、だからこそ、僕たちは限界と制約を組み込み、「夢」をよりリアルなものへとアップデートする必要があるのです。

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もしも、「夢を持つことが恥ずかしい」という感覚が払拭できないのであれば、先人の言葉に頼ってみましょう。

近代日本における資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一氏は次の様な言葉を残しています。

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何かを為したいと願うとき、夢見ることが全てのはじまりであり、「夢は叶わない」のではなく「夢見たことしか叶わない」と捉える必要があります。

夢があるから理想像が明確になり、理想像が明確になるから現状とのギャップを分析して目標を立てることができるのです。

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また、目標が立てられているからこそ、その目標を達成する為の行動を計画することができ、行動を行った結果、目標に向かって正しくアプローチできているかを確認することができるのです。

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夢<ヴィジョン>から目標、行動へと落とし込んで行く手法として有名なのが「7つの習慣」です。

 

僕は基本的に「7つの習慣」の考え方にのっとり、目標策定⇒週次計画⇒日次計画⇒行動⇒日次レビュー⇒週次レビューというワークフローを回すことで夢へとアプローチしています。

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もう一つ、夢について大切な考え方があります。

それは「夢は求めつづけるモノ」であるということです。

以前「ウォルト・ディズニー・カンパニーはディズニー兄弟の「夢」から始まった」でも紹介したウォルト・ディズニーの言葉と、その生き様を例に取ってみましょう。

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ウォルト・ディズニーはアニメーション製作、ディズニー・ランド開業と次々夢を叶えていきました。しかし、そこで満足すること無く、次々と夢を広げ追い求めていった結果、最期はディズニー・ワールドという巨大な夢の半ばで寿命に追いつかれてしまいました。

果たして、この場合、ウォルト・デイズニーは夢を叶えることができなかったのかと言えるのか?

大切な事は、夢は「叶う/叶わない」の二元論で捉えるのではなく、「求めつづけるもの」と捉えるべきものだということです。

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夢見るだけでは何も変わりませんが、夢を見ないことには何もはじまりません。

まずは夢を描き、次に夢を求めて行動を起こしつづける。
そうすることで確実に夢に近づくことができます。

そうして夢に近づくほど、夢が更に広がっていきます。知識と経験を蓄え、できることを増やし、自信を培い、社会的に基盤を築いていく中で、夢は段々とリアルに成、リアルの先にまた別の夢が見えてくるのです。

■良い目標を立てよう

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次の話題は目標の立て方についてです。

よく「SMARTな目標が良い目標だ」という話を聞くのですが、果たしてそうなのでしょうか?

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確かに、SMARTな目標は良い目標であると思います。

しかし、僕が最も良い目標だと考えるのは「今の自分の行動に変化を与える目標」です。

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その目標を達成するために何をすべきかを考え、それを実行し、結果が変わる。そういう思考や行動、結果に変化を与える目標こそが最も良い目標なのです。

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ひとつには、先に挙げた「目標を達成する為にアクションを起こし、さらにその結果目標にアプローチできているかを振り返る」ことができる目標はとても良い目標です。

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もう一つ、一般に高すぎる目標は悪い目標と思われがちですが、その「高い目標が思考と行動を変え、結果を既存の延長以上のものにする」のであれば、それは良い目標だと言えます。

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一般の企業でストレッチ目標などと言われて設定される高い目標はこれにあたりますが、恐らく、多くの企業では「努力目標」として捉えられていて、達成/非達成が評価されているのではないかと思います。(努力目標達成:◎、必達目標達成:○ みたいな評価の仕方)

繰り返しになりますが、大切なことは「別次元の視点」を与えることで「思考と行動、結果を変える」ことであり、その事を社員間で共有出来ていなければストレッチ目標を設定する意味などありません。ストレッチ目標を「気合いと根性と努力で達成する(現状の延長で頑張ってどうにかする)」ものだと勘違いしてはいけないのです。

絶対達成マインドという本が、この辺りの考え方を分かりやすく、且つ安易な根性論に陥ること無く腹に落ちる形で紹介されているので、是非ご一読下さい。

 

■戦略を立てよう

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最後のトピックは戦略についてです。

ファミコンやPC-9801と生まれた年が近い僕は、小学校低学年の頃から最新のテクノロジーと娯楽であるTVゲームに熱中していました。「自分ならもっと面白いゲームが作れる!」と中二病を患って以来、夢はゲームプログラマーでした。

自分の人生を大きく決定づける衝撃の出会いは「新・電子立国ニッポン」というNHKのドキュメンタリー番組の中にありました。恐らく中学1年の時だったと記憶しています。

Windows95発売直後、日本でIT革命が流行語になる5年前、ビル・ゲイツやスティーブン・ジョブズといった時代の寵児が現役バリバリで活躍し、まだ何者でも無かったGoogleがドットコムバブル前夜のシリコンバレー代表選手として紹介されていて、めちゃめちゃその世界に憧れを抱いたことを覚えています。

シリコンバレーやスタートアップではなくとも、今現在、モバイルキャリアビジネスのある領域に関するシステム開発の最先端で戦ってる訳ですから、夢を追い続けることって本当に大事だなと思います。

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ただ、スタートアップを立ち上げたいという、大学の頃から抱きだしたもう一つの夢は、なかなかに難しいです。今まで色んなことをやってきたけど、まだ道筋が見えていないというのが実情です。

ここ数年やってきた感じで、フリーになって物書きで食いつなぐことはできるかもしれないけど、僕の夢はスタートアップを立ち上げることなので、フリーランスになっても意味がありません。また、なれるとも思っていないのですが、プロブロガーを目指す気もありません。

これは僕の性格もあるかもしれませんが、これまで夢や目標に対するアプローチは「こうしたら良いんじゃないか?」という仮説を複数立て、いくつかの道を同時並行に辿りながら進めてきました。

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この作戦が奏功したのは、思いもよらない成果や出会いが得られた事です。例えば、書籍を出版してみたり、ブログや勉強会つながりで沢山の人と知り合えたり、活動を通してビジネススキルもかなり向上したなどなど・・・。

反面、自分のリソースは分散され、結果何かしらの活動が犠牲になります。作ろうと思っていたWebサービスは未だ形にならず、大好きだったバレーボールもここ2,3年は殆どやれず、書籍の執筆中は家族にも多大な迷惑を掛けました。

恐らくは、最初から夢に向かって最短ルートを一点突破しに掛かっていたら既に何らかのアウトプットはでていただろうと思います。代わりにこのブログが皆さんの目に触れる事も無かったと思いますし、僕がこの4年ほどの活動の中で出してきたアウトプットも培ってきたビジネススキルも無かったろうと思います。

どんな形で夢にアプローチするのが正解かは分かりませんし、そんなものは結果論でしかないので考えても意味はないと思います。ただただ、自分がやってきた事の成果と反省の上に、粛々と新しい道を描き直し、そこを歩むのみです。

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先にも述べたとおり、僕の夢や目標に対するアプローチは「こうしたら良いんじゃないか?」という仮説を複数立て、いくつかの道を同時並行に辿りながら進める、と言うものです。

このいくつかの道にあたるのが、以下の6つのペルソナ(外部世界に相対する自分)と、1つのパーソナル(自分が捉える自分自身)であり、これら毎に目標を立てたり、やるべき事を洗い出します。

  • ペルソナ:本職・SE
  • ペルソナ:プライベートな自分(家族、友人)
  • ペルソナ:ブロガー
  • ペルソナ:ビジネス書作家
  • ペルソナ:勉強会主催
  • ペルソナ:個人的なシステム開発
  • パーソナル:自分自身のスキル、身体、精神

これを大きく分類すると「今現在の中心」と「夢への投資」に分類されます。「今現在の中心」というのは、少なくとも今この時点では最重要なことであり、「夢への投資」はこれらの前に二の次という扱いになります。

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今の仕事は、現在の経済基盤であると同時に、実践的なビジネススキルを磨く格好の場でもあります。加えて、今の仕事も僕の夢の一つであり、誇りを持って仕事に臨んでいますし、それなりに成果も出しているという自負があります。故に、今現在ここが僕のメインステージで有り、ここの手を抜くと言うことはあり得ないわけです。

同時に「家族」も最重要であり、家庭を犠牲にはしたくないし、そういう消極的な捉え方ではなく、僕は家族と笑顔で幸せな時間を過ごすことは、仕事を含むあらゆる事柄に優先すると考えています。

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ブロガー、ビジネス書著者、勉強会の主宰者というペルソナは、半分は「他の人の役に立ちたい」という想いをもって活動していますが、もう半分は超個人的な「夢への投資」という目的の為にやっています。(100%他人の為ですと格好つけても仕方が無いので正直に言います。。)

これらのペルソナの活動は、一見「起業」という夢とは関連しない様に見えますが、これまでの活動の結果得たものを鑑みれば、何も持たずにいきなり「起業」というルートを選ぶよりも「死なない確率」は高められているだろうと感じています。

ただ、「起業」という一歩を踏み出さなければ「死なない確率」をいくら高めても意味が無いわけで、そういう意味でも直接的なアプローチである「個人的なシステム開発」のアウトプットをもっと増やさねばと、最近はリソースの再配分を行っています。

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さて、僕自身の話が長くなってしまったので、ここらへんで「ペルソナ毎に目標ややるべき事を洗い出す」具体的なやり方を見てみましょう。

例えば僕は、「夢への投資」側のペルソナのやるべき事を洗い出すために、マインドマップを用いました。先に挙げた「間接的なアプローチ」「直接的なアプローチ」の2つのペルソナグループに「能力」の3つの観点で目標とやるべき事を洗い出します。

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直接的な取組としては、サービスを作るという話もありますし、仲間を集めたり、資金を調達することも考える必要があります。それらを行う為に何が必要かというアクションまで落とし込みます。(間接的な話は先に述べたので割愛)

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また、自分が担う役割や自分たちがやろうとしている事に対して必要なスキルセットを洗い出し、それらをどうすれば効率良く身に付けられるかを考えます。マイルストーンとして資格やアウトプットを定義すると尚良しです。

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戦略パートが長くなってしまったので簡単にまとめておきます。

夢の実現や目標の達成は一本道とは限らないため、いくつかの道筋を立ててリソースを上手く配分する「戦略」が重要となります。

例えば、僕の場合、6つのペルソナ(外部世界に相対する自分)と、1つのパーソナル(自分が捉える自分自身)毎に目標を立てたり、やるべき事を洗い出しています。ペルソナを大きく分類すると「今現在の中心」と「夢への投資」に分けられます。

この「夢への投資」側のペルソナの目標とやるべき事を洗い出すために用いているのがマインドマップで、「間接的なアプローチ」「直接的なアプローチ」「能力」の3つの観点から洗い出しを行っています。

■最後に

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今回は、夢へのアプローチ手法として以下の3点を紹介しました。LTなのでかなりはしょった部分がありますが、この3つのアプローチ手法が皆さんの夢実現に役立てば幸いです。

  • 夢を追い続けることで夢に近づく
  • 行動を変える良い目標を立てる
  • 自分の人生に戦略を持つ

リクエストがありましたら、今回説明を省いたクラウドや手帳を用いた目標・行動管理の手法なんかも交えたフル版の「Beck’s strategy」もプレゼン可能ですので、お気軽にお声かけ下さい。(1時間ぐらいは尺がいりますが ^^;)

それから最後に、繰り返しになりますが、次回東ラ研は今週末(7/26)です。皆様ご参加頂ければ幸いです。

7月26日 東京ライフハック研究会Vol.13「なぜLifehackが必要なのか?」(東京都)

長文にお付き合い頂き有り難う御座いました。
それでは、また。

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