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Ulyssesがサブスクリプションモデルに移行。はじめるなら今がお得かも?

Ulysses画面

つい先日執筆環境を全面的にUlyssesに移行したわけですが、


そのUlyssesがなんとサブスクリプションプランへの移行を発表。

Ulysses Switches to Subscription | Ulysses Blog
Why we’re switching Ulysses to Subscription – Building Ulysses – Medium

ちょっとビックリしましたが、救済プランが用意されていたので、当面コスト面での大きなデメリットはなさそうです。

Ulysses運営のブログなんかを読んでいると、割と「これ、Ulyssesに興味あったけど、イニシャルコストが高いからって躊躇してた人には良い施策ちゃうのん?」と思えて来たので、新しい料金体系や既存Ulyssesユーザへのオファー等の紹介も含めて、今回の買い切りモデル⇒サブスクリプションモデルへの移行について取りあげたいと思います。

新しい料金体系

新しい料金は月額550円、或いは年間4400円。この年間サブスクリプションにはMac版、iOS版の両方の利用権が含まれています。学生さん向けに1300円/6ヶ月で使えるプランも新設されました。

Ulyssesのプライスリスト

Ulyssesのプライスリスト

過去Ulyssesを使っていたユーザであれば2017年10月31日まで、25%オフの3300円で年間サブスクリプションが購読できる様です。

Ulyssesのオファー

Ulyssesのオファー

今申し込めばずっと25%引きになるみたいなので、既存Ulyssesユーザの方でサブスクリプションモデルへの移行を検討されている方は10月31日までに申し込んだ方が良いようです。(スクショでは50%オフとなっていますが、恐らく元々年間プランが25%オフで、今ならさらに25%オフということかと思います。)

買い切りモデルからサブスクリプションモデルへ移行するというのは、どうも値上げっぽく見えるわけですが、メジャーアップデートの際にアプリの買い直しやアップグレードライセンスの購入を求められることはままあることなので、常に最新バージョンを使うユーザであれば損な話ではないかと思います。(後述しますが、サービス継続性の面からも悪い話ではないですし。)

最近買った人の救済プラン

僕はつい最近Mac版を5400円、iPhone版を3000円で購入したのですが、僕の様な人の為に救済措置が用意されていました。

直近2ヶ月(多分、2017年6月、7月)に購入したユーザで、Mac版を買ったユーザは12ヶ月、iPhone版を買ったユーザは6ヶ月間の無料期間が付与されるとのこと。だいたい550円×18ヶ月で9900円と考えれば損はなしってことですかね。

Ulyssesの救済プラン2

なので、2019年1月まで無料で使えるんですが、その頃には永年割引のオファーも終わっているので、年間4400円の支払いが必要となります。(何かチョット損した気分)

これからはじめる人には良い施策かも?

これからUlyssesを使ってみようかと考えていた方にとっては、このサブスクリプションモデルへの移行は良い施策と言えるかも知れません。

サブスクリプション版では、無料お試し期間が2週間分ついてきますので、無料でUlyssesの使い勝手や、Mac版/iOS版の連携機能などを試せるようになります。

Ulyssesが気になっていたものの「本当に8400円の価値があるか?」と躊躇していた人にとっては、まずは無料で試せる様になった価値は大きいかも知れません。

また、今まではイニシャルコスト8400円であったところ、550円/月や4400円/年で使えるようになりますので、イニシャルコストは抑えられますし、必要な期間だけミニマルコストで使用する、みたいな使い方も可能です。

例えば、3ヶ月で使うのを止めてしまっても1500円 or 4400円の投入コストで済みますが、買い切りの場合は8400円が必要となります。

ということで、Ulyssesに興味をお持ちの方は、まずは無料2週間からお試しあれ!

サブスクリプション版に移行しない場合

既に買い切り版の配布は終了しているみたいです。

買い切り版についてはMac OS SierraとiOS11への対応は行い、それ以降はアップデートを打ち切るとのことなので、とりあえず1年ぐらいは持つのではないかと思います。

既存Ulyssesユーザな方で、今の機能で満足 & 25%の永年割引なくてもいいやーという方は、使えなくなるギリギリまで買い切り版を使い倒して、どうしようもなくなったらサブスクリプション版に移行するのも手かも知れません。

最後に

執筆環境としてのUlyssesにはとても満足しており、個人的にはアプリの開発とサービスを継続して欲しいという想いが強いです。

サブスクリプションモデルへ移行することにより、Ulyssesの事業継続性が高まるのであれば、年間4400円の購読料は喜んで支払いたいと思います。

また、サブスクリプションモデルへの移行によって、Ulysses導入の敷居自体は低くなったと思いますので、これを機にもっと普及して欲しいところです。いくらサブスクリプションモデルに移行したとしても、ユーザ数が少ないとサービスが成り立ちませんので。

ブログや論文など、日常的に何らかの執筆を行われる方であれば、試す価値のあるアプリだと思います。サブスクリプション版であれば無料で2週間試せますので、是非一度お試しあれ!

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カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: Ulysses GmbH & Co. KG

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