2月3月はかなりアレな勤務状況だったこともあり、自著の告知をすっかり忘れておりましたが、7冊目となる著書「できるポケット スマートフォンでEvernoteを使いこなす本」を刊行致しましたので、告知させて頂きます。
昨年のEye−fi本と同じく「できるポケット」シリーズでの刊行です。
■スマホに特化したEvernote本
巷にはEvernote本が溢れかえっている昨今ですが(と、Evernote本を2冊書いた人間が言うのもアレですが)、今回刊行致しました「できるポケット スマートフォンでEvernoteを使いこなす本」はスマホでEvernoteを使いこなすためのノウハウをぎゅぎゅっと詰め込んだ一冊となっております。
今時の学生さんはパソコンなんて使わずに全部スマホで済ませてしまうという話もあるわけですし、iPhoneもAndoridも性能良くなって、通信もLTEでさっくさくだし、そろそろ「パソコンありきのEvernote」という固定観念は捨て去ってもいいんじゃないか?なんて意図も込めて、パソコン版のEvernoteには全く触れていません。それはもう、潔いぐらいにスパッと切り捨ててやりました。
最初、スマホだけでどこまでできるんだろう、なんて色々試してみるとこれが結構使えるんです。確かに大量の情報をさばく(整理する)ためにはPC版のEvernoteがあった方が良いのですが、こまめにアプリを立ち上げさえすれば、キャッシュのダウンロードも時間掛からないし、この頃はサードパーティー製アプリを組み合わせればかなりかゆいところに手が届くので意外に快適だったりします。(FasteverとかPosteverとかMoveEverとか)
■「できる」なんだけど、読みごたえはあるはず。
昨今Andoridを買ったら必ずEvernoteが入っていて、ドコモユーザならプレミアム会員がついてきたりもするので、「Evernoteに興味はあるんだけど、どう使ったら良いかわからない。」というスマホユーザな方が結構いるんじゃないかなと思います。
こういった方々がまず「Evernoteってこんな風に使える」というイメージを持ってもらえる様、「できる」シリーズの丁寧な操作説明だけでなく、利用シーンや情報整理の概念についてかなり詳細に述べています。「できる」シリーズとしてはかなり異色な”読み応えある一冊”に仕上がったと思います。
それから・・ごめんなさい、初級者向けを謳いながら、言葉をやわらかくしてインボックスゼロや週次レビューなんかをぶち込んでしまいました。ライフハック色全開です。普段僕の記事をお読み頂いている方なら「オイオイ、できるにこの内容ぶち込むか、普通。」とニヤニヤしてしまうこと請け合いです。
でも、情報整理の概念としてこれらが優れているという自信があったからこそ、なるべく平易な言い方でこれらのことを伝えたかったというのが本音で、何も趣味(ライフハック)に走ったというわけではないという点は強く主張しておきたいと思います。
■「ところで、いつ書いてたの?」と聞かれますので
本書の発売日後、TwitterやFacebookに第一報を投げたのですが、その時に頂いたコメントに「いつ書いてたんですか?」という問い合わせが多数含まれていたので、ここにそれとなく種明かしを書いておきます。
実は原稿自体は昨年中に書きあげていたのですが、EvernoteのiPhoneアプリがメジャーバージョンアップをしてみたり、年末年始を挟んでみたり、振り返ってみたら色々リライトがあったりで、校了が2月末、発売が3月15日となった次第です。
仕事がデ×マっぽくなってきたのが年末頃からなので、まだちゃんと週末休めていた時期に一気に原稿を書き上げることに成功した、というのが実情です。(週末しか書く時間が取れないから書く速度は遅々としていたわけですが。。)流石にデス○の最中に本を執筆する余裕なんて御座いません(^^)
ちなみに、☆スマ真っ最中のリライトやら著者校やらは気合いで乗り切りました。何か特別な時間管理術やら、アウトプットを高める工夫を期待された方は申し訳ありませんが、まぁ、人間追い詰められるとなんとかやれるものですよ。
というわけで、7冊目の拙著「できるポケット スマートフォンでEvernoteを使いこなす本」宜しくお願い致します!