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34歳、充実の日々と”Connecting dots”となんやかんやと

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気がつけば34歳です。
(注:1982年11月30日生まれです)

良くも悪くも無常を感じずにはおれません。

相変わらず人生という迷路の中で右往左往の毎日ですが、それでも公私共に充実していると実感できる状態であることは大変有り難くも有り、喜ばしくもあります。

仕事は難易度的にも稼働量的にも余裕なんてこれっぽちも無いですが、それでも社会に出て10年あまり培ってきた経験と知識をフル動員して全力投球する毎日は、将に”Connecting dots”の連続で、大きな手応えを感じています。

■フロンティアを切り拓き、新たなステージへ

今現在、僕は仕事のある一領域で”フロンティア”にさしかかっていると感じています。

その領域に於いて「まだ誰も見たことが無い世界」を描き、人を動かし、経営資源を動かし、その世界の実現に向けて前進を続ける日々です。

11年前、システム屋になるべく上京した僕は、まさかこんな領域(分かる人少ないと思いますがOSS/BSSという領域)で自分が一線で働くことになろうとは想像もしていませんでした。

正直、これまでのキャリアパスはほとんど自分の希望らしい希望は通らず、会社組織の都合というか成り行きに任せて決められてきた会社員人生であったと思います。

組織も上司も変化が激しかったので、僕個人のキャリアパスに会社としての戦略があったとは思えません。ただ置かれた現場で、目の前の課題をクリアするために全力を尽くしてきました。

それぞれの現場で得た知識と経験、人脈、或いはブログや勉強会などで磨いてきた個人のスキル。それらが標準やベストプラクティス、最新の業界動向などと組みあわさることで、新たなアイデアが生まれ、それを形にすべく現実世界を動かします。

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”知識や経験”など寄るべきものと、材料となる情報収集や発想のスキルがなければアイデアは生まれません。また、アイデアを現実のものとする”実現力”がなければ、それはただの画に描いた餅で終わってしまいます。

”実現力”とは、理解しやすくパッケージングする能力で有り、人を動かすプレゼンテーション力や交渉力であり、時に政治力であり、根回し力で有り、現実化するための開発力であり、それを構想する企画力と遂行するマネジメント力であります。

僕の中で発生した数多の”Connecting dots”が、僕に「まだ誰も見たことがない世界」を見させ、フロンティアを切り拓く力を与えてくれているのです。

既にいくつか海外出張の機会が与えられるなど、今までにない動きが出てきています。恐らく34歳の1年で、新しいステージへと向かうことになるだろうと予感しています。

■学び続けること、歩み続けること

先に挙げた”Connecting dots”の内、本を読み、学習を重ね、ブログを書き、勉強会を開催してきたことも多くの点を形成しています。

8年ほど前、上位上司に提案書を破り捨てられ、説明の下手さを糞味噌にけなされた事がありました。もちろん、僕が至らないせいではあるのですが、3年目の若造にしてみれば中々にセンセーショナルな出来事でした。

そんな僕が、今では顧客に新たな価値を提供する提案や、人を動かすプレゼンができるようになったのは、業務経験にプラスして、ブログや勉強会といったアウトプットを重ねて来たからだと確信しています。

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このブログを2007年頃から本格的に書き始め、更新頻度は遅くともこれまで続けてきたこと。2年のブランクは空いたとは言え、2010年から勉強会を開催し続けてきたこと。

或いは、本を年に70冊程度読んできたこと(冊数を追ってるわけではないですが)や、本を7冊ほど執筆したり、シゴタノ!で書いたり、アシタノレシピを主宰したりしてきたこと。

直接仕事とは関係なくとも、これらのインプット/アウトプットの積み重ねが、仕事で成果を挙げるスキルを形成してきた事は間違いありません。

加えて、プライベートで見聞きしていた一見関係なさそうな情報が、自分の仕事の専門領域とつながったり、発想のヒントになることも決して珍しくはありませんでした

学び続けること、歩み続けること。

ここ数年はこれらの効果を強く実感しています。何歳になろうと、僕は学び続け、歩み続ける人生を選択していきたいと思います。

■そして、親になる。

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最後に、32歳で子供が生まれ、34歳になった今思う事。

それは、子供が生まれたら親になるのではなく、子供と共に成長して親になっていくということです。特にこの1年で随分親らしくなってきたかな、と感じています。

考えてみれば当たり前で、はじめての子が生まれた瞬間から、完璧におむつや食事(ミルク⇒離乳食⇒普通食)、お風呂、あやしたり寝かしつけたりが出来る訳がないんです。最初はおむつ一つ替えるのに苦労して、ぎこちない抱っこをして、段々と上手くなるわけです。

子供は今1歳10ヶ月なので、この1年は歩き回ったり、保育園に通い出したり、風邪を引きまくったり、玩具やお菓子が欲しいと泣かれたり・・と、去年とはまた違った大変さがあったわけですが。

それでも日々、子供の安全を想い、子供の健康を想い、子供の将来を想い、今できる最善を尽くしています。1歳10ヶ月の我が子と過ごせる時間は、今を逃せば二度とは訪れませんので、とても大切に過ごしています。

まだまだこれから、大変なこともしんどいことも起こるのだろうと思います。そして、その都度それを乗り越えて、僕は親になっていくのだろうと思います。

■最後に

そろそろ30代も半ばの34歳。

公私共に充実した日々を送ることができています。

とはいえまだまだ未熟者。仕事人として、一個人として、そして親として更なる成長を遂げられるよう、学び続け、前に進んで行きたいと思います。

追伸

誕生日過ぎてしまいましたが、プレゼントはいつでも大歓迎です!

去年頂いた本のレビュー記事もまだ書けていない状況ですが・・頂いたものは書評やレビュー記事の形で紹介して参る所存でございます。

去年までの誕生日エントリ

 

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