B4と表記すべき所をB5と書いてたので修正しました。。(2015/03/09 22:30)
最近仕事でPCを持ち歩くことが多くなり、仕事鞄の小ささと重さに少し不満を覚えていた。3年ほど使ってきて大分くたびれていたこともあり、そろそろ鞄を買い換えようと思い、色々調査した結果「Peter Scott」のブリーフケースに落ち着いた。
今回鞄に求めていた要件は次の通り
- 13インチのノートPCと付属品、ほぼ日カズンを収容できるギリギリの厚み(12.5cm程度)
- A4サイズのクリアファイルが余裕ではいるサイズ
- 手持ちと肩掛けのどちらでも使える
- キャリーバッグとドッキングできる
- 堅牢性を備え、安っぽくないこと
だいたい、この要件だと「TUMI」あたりが良いのだけど、如何せん「TUMI」は高い。
ということで、色んなサイトで調べ回った結果、日本ではあまり知られていないイギリスの「Peter Scott」というブランドの鞄が、程々の値段で要件を完璧に満たし、且つ見た目もかなりよい事が判明。
Peter Scottって初めて聞いたんだけど、世界的にはニットでは結構有名どころらしく、タイガーウッズも愛用しているとか。鞄はメーカーサイトでも表示がなかった。
■書類+PCを運ぶのに絶妙なサイズ
この鞄のサイズは29cm×40cm×12.5cm。
ブリーフケースとしては大型で、PCも15インチのモノが入る大きさで、書類はA4なら余裕、B4サイズも入る大きさ。
客先に資料を持参したりする場合、9分9厘A4サイズ(或いはA3で冊子化)なので、A4サイズのクリアファイルがギリギリ入る大きさの鞄だと折れや汚れが付く危険性がある。つまり、書類を持ち運ぶ可能性がある時点で、鞄のサイズはB4サイズ(25.7cm×36.4cm)程度が候補となる。
特に今回拘ったのは、厚さ(マチ幅)。
会社のPCが結構厚みがあるのと、ほぼ日カズンで使っている「BASE」というカバーも恐ろしく分厚いため、最低でも12cmは厚みが欲しかった。それでいて、14cmまで行くと途端に鞄がずんぐりして見えてしまうため、行っても13cmまでと考えていた。
結果としては、12.5cmで大正解。鞄がずんぐりしすぎず、必要な厚みを確保することができた。
■高級感ある素材
この鞄を選んだ大きな理由の一つが素材。
元々は防弾/防刃チョッキなんかに使われるバリスティックナイロンという素材が使われており、2520デニールとかなり高密度なものを使っている。(耐久性や耐水性が高いが、その分重い)
ナイフで切りつけられることもないので、耐久性自体はこだわりはないのだけど、ナイロン生地の触り心地や見た目の高級感はかなりのもの。勿論、書類やPCは紛失すると大変なことになるので、堅牢であることに越したことはない。
また、縫製がインステッチなのもGOOD。
また、持ち手が本革で、作りもしっかりしているし、スティッチも美しい。
好みの分かれる所かもしれないが、僕はこういうファスナーの金具一つにこだわれるメーカーには好感を持つ。黒字に赤文字という配色のおかげで、黒一色の鞄にごく僅かだが差し色が生まれる。
今までちょっとしたこだわりがあって、ビジネスバッグは肩掛けストラップを使わない主義だったのだけど、ここ最近の鞄の重量(推定5kg程度)だとストラップがないときつくなってきた。(パソコン、もっと軽くて薄いのに変えて欲しい。。)
で、この鞄を気に入ったポイントの一つが肩掛けストラップ。作りもしっかりしていて、滑りどめ+クッションもついてて実に使い心地が良い。何より安っぽくない。ここ大事。
ちなみに、結構芸が細かくて、Peter Scott Identification(ピータースコットの本物である証明)とか、少し前に独立騒動があったスコットランドの国旗が隠れてたりする。
■充実の大容量。入れすぎ注意。
メインの荷物入れスペース。あまり広く開かないので見えづらいですが、色々ぶっ込んでも余裕です。
本来ならPCとかを入れるスペースらしいですが、水筒、ペンケース、手帳、Moleskine、ブリーフケース、クリアファイル、Kindleなんかを入れようとすると、このスペースが丁度良かったのでこのまま使いたいと思います。
がばっと開くこちらのスペースは、本来は書類用らしいですが、丁度PCと付属品を入れるのに適していたのでPCはこちらに入れる事に。
ポケットにはケータイ充電用のケーブル、ワイヤレスマウス、電源タップが入っています。
前面ポケットは名刺入れ、会社携帯、メモ帳とその時々読んでいる本を格納。会社携帯はだいたいスーツのポケットに入れてるんだけどね。空いてるときはボールペンでも指しとくか。
前面ポケットの更に内側にポケットがありました。いざという時のために風邪薬でも入れておくかな。
もう一個、鞄の下の方にポケットが付いてたんだけど、予備の名刺入れとかに使う感じかな。
そして、こんだけ一杯入ると、鞄の重量がやばいことになるので、余計なモノは持ち歩かないように注意しないとだ。
■キャリーバッグとドッキング!!
バッグ背面にはベルトがついているので、ここにキャリーバッグの持ち手を通してやれば、キャリーバッグとドッキング可能。ビジネスバッグだと珍しくない仕様だけど、前に使ってた鞄でこれができなくて、出張の時に痛い目を見たので。。
(ちなみに、ベルトの下にももう一つ隠しポケットがあるあたり、本当に芸が細かい鞄だと思う)
キャリーバッグとドッキングの図。キャリーバッグは「T&S LEGEND WALKER BLADE」。見た目良し、機能性良しの素晴らしいキャリーバッグなので、今度紹介記事書きます。
国内1泊だとキャリーバッグもいらないぐらいだけど、2,3泊ぐらいならこれぐらいで余裕。海外出張は今の所ないけど、業務内容的にその内行きそうなので、備えあれば憂い無しと。
昨年、先輩の結婚式でハワイに行ったときはこのキャリーバッグ一つで行って4泊したのも良い思い出。
■最後に
ということで、Peter Scottのブリーフケースは
- PCや書類を持ち運ぶのに丁度いい
- 厚みはそこそこだけど、ずんぐりむっくりじゃない
- 堅牢性が凄く高いし、機能性も高い
- 素材や作りが細部まで行き届いてて良い
- 高級感あるのに、結構安い
- 勿論、キャリーバッグともドッキングするよ
などなどの点から、かなりお奨め。
もっと色んな鞄作って、日本でも本格的に売ってくれたら良いのに!!
今回紹介したアイテム