子供が生まれてから、かなりの枚数の写真を撮っているのですが、初孫と言うこともあり、親族間の写真共有が割と重要な問題になりました。
ということで、今回奥さんの実家と自分の実家にiPadを配置し、各拠点でiCloudで写真を共有しつつ、Facetimeによる電話会議の仕組みを構築することに。
- 奥さんの実家と、自分の実家にiPadを配置
(手元のiPad/iPad miniの他、中古のAirを調達) - D800で撮った写真をeyefi mobiで写真をバンバンiPhoneに送る
- その場でiCloudで写真共有をかける
- ついでにFacetimeでテレビ会議も出来るように
- AppleTVを導入して写真やFacetimeの映像を液晶テレビに映す
今回は写真の話メインでFacetimeについてはまた別記事で触れたいと思う。
■両親のITリテラシを考えるとApple製品で固める方が楽
今回デバイスと写真共有サービスをApple製品で固めたのは、両家の親のITリテラシを考慮して。
(後1台iPadを買い足すだけでよかったというのもある)
奥さんのお母さんを除けば、全員ガラケーで、パソコンも時々インターネットで調べ物をする程度に使えるぐらいで、OneDriveやDropbox共有は厳しそう。パソコンで受信できるメールアドレスにiCloudの写真共有用のURLを送ったけど、そもそも「お気に入りの登録の仕方がわからない」と自分のの母に言われた。
iPadなら、とりあえず余計なアプリを全部削除して、写真とFacetimeをトップ画面に持ってきておけば起動に困ることはない。写真アプリを起動してしまえれば、後は共有をタップするだけだ
上記はiPhoneでのイメージだが、iPadでやってみせた時の「これなら分かる。」がうちの母の言葉。奥さんのお母さんは既にiPadを駆使して(?)家に訪れる親族に過去の写真を披露しているようだ。
実体の見えないWebサービスより、物としてそこにあるiPadの方が実感が湧きやすいようだ。元々テレビやパソコンが触れている位なので、3タップの操作ぐらいまでなら、特に「抵抗」もないようだ。
■iCloudメインに据えるなら、Eyefi mobiは凄く相性がいい
Eyefi mobiが発売された時に、以前のEye-fiカードで言う「ダイレクトモード」という、スマホやタブレットへの転送機能に特化したことに正直戸惑いを覚えていた。(PC転送用のソフトウェアも用意されているが、スマートデバイスと排他である)
しかし、いざ使いだしてみると、Eyefi mobiでiPhoneに取り込んでしまえば、
- Macへの写真転送はPhotoStreamで自動的に行われる
- D800で撮影した動画はUSBで手動転送
- 家族への写真共有はiPhone上の写真アプリで行う
- SNSへの投稿もiPhoneから各種アプリを起動して行える
と、非情に流れがスムーズなのだ。図示するとこんな感じ
更にEyefiクラウド(年5000円)に入っておけば、ifttt経由で色々と写真のハンドリングを行う事ができる。詳しくは別の機会に書くことにするが、Eyefiクラウドでやろうとしている事は以下の通り
- カメラ+iPhoneで撮影した写真の全自動バックアップ
- Eyefiクラウドにアップロードされた全ての写真をifttt経由でEvernoteへ
- Eyefiクラウド上で「Flickr」とタグ付けされた写真をifttt経由でFlickrへ
年5000円は安くはないが、自動で全ての写真がバックアップでき、iftttで写真の流れを自動化できる点を加味すれば決して悪くはない投資だと思う。ifttt連携はまだやれることが色々ありそう。
また、Eyefiクラウド自体にも写真共有の仕組みがあったり、iPhoneアプリ/iPadアプリ/Webといった各種デバイスからEyefiクラウド上の全ての写真(則ち、カメラとiPhoneで撮影した全ての写真)にアクセス可能なので、iPhoneのローカルストレージから消してしまった過去の写真を閲覧したい時になにげに助かったりもする。
■最後に
ということで、今回はEyefi mobiとiCloudで写真を共有する仕組みについて、主に流れの部分を取り上げた。個別の設定や、操作方法などは機会があれば別記事であげたいと思う。
今回紹介したプロダクト