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モレスキン「伝説のノート」活用術のファーストインプレッション

すっきりすっかり遅くなりましたが、我らが(?)Lifehacking.jp堀(@mehori)さんがあのモレスキナリーYoko(@YOKOnotes)さんと最強タッグを組んで出版された「モレスキン「伝説のノート」活用術」を拝読致しました。久々に一冊の本で押さえきれない興奮を覚えたので、熟考を抜きに思うがままのファーストインプレッションを書き綴りたいと思います。 (もう少し読み込んだら詳細なレビュー書きます!)

モレスキン「伝説のノート」活用術
堀 正岳, 中牟田 洋子
ダイヤモンド社 ( 2010-09-10 )
ISBN: 9784478013267
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

ちなみに、この本は編集者様よりご献本頂き、発売日の1週間弱前にはうちに届いていたのに、クロ×コなにがしのメール便があまりにも融通が利かずなかなか受け取れなかったという悲しい経緯があります。このような素晴らしい本を発売日前に読むことができる好機に恵まれながら、発売日前に紹介できなかったことは痛恨の極み。とはいえ、過ぎたことを悔やんでも始まらないので

全力で、愛を込めてこの本を紹介します!!


■そこに愛があるから

この本を読んでいて感じたことは「Moleskine愛」とも言うべき、Moleskineに対する圧倒的な想い入れの強さです。Moleskineにまつわる逸話やノートの各部に対するこだわりが綴られた前半部分を読んでいると、Moleskineというノートの魅力に引き込まれ、どんどんとファンになっていきます。そして、隣にいる見ず知らずのサラリーマンにすらMoleskineの魅力を語りたくなるのです。

「このつややかなハードカバーは・・・」ってね。

ノートは書ければ何でもいいという意見を否定する気はないのですが、同じ使うなら、使っていて楽しい物の方が絶対いいし、その方が生産性も上がるし、継続もするし、有意義な記録が残せるんじゃなかろうかとも思うわけです。Moleskineというノートには不思議なところがあって、なんだか使っていて楽しい、むしろ使っていること自体が娯楽になるんですね。

少しネタバレになってしまって申し訳ないのですが、チャットウィンとモレスキンの逸話を読んだ瞬間に僕はこう思ったのです・・・「あぁ、僕も、Moleskineと一緒に世界を旅したい!」と。 かの紀行作家がMoleskineと共に歩んだ道程とそこで見た景色、感じた風情に想いを馳せるとき、冗談でも現実逃避でもなく、僕ももっと世界を見て回り、多くのことを学び感じ、Moleskineと共にそれらを丁寧に記憶していきたいと感じたのです。

この本は、そしてMoleskineというノートは、読む人のライフスタイルに大なり小なり影響を与えるのではないかと思います。これまで記録することよりも面倒さが勝っていた人は、記録する行為の意味や価値に大きな変革を受けるでしょう。今現在ノートや手帳が好きな人であれば、Moleskineのある生活、Moleskineと共に歩む人生に想いを馳せて思わずうっとりするでしょう。

■日本初ユビキタスキャプチャの指南書!?

この本の前半部で、ユビキタスキャプチャの考え方や方法についてかなり詳しく書かれていたのですが・・・これがまた凄い!もしかしたら僕が知らないだけかも知れないのですが、ここまでしっかりユビキタスキャプチャについて書かれた本というのはこれまで日本に存在しなかったのではないかと思います。

何を記録するか、どういった形式で記録するか、いつ記録していつ見返すか、続けるためのコツは何か、記録することで何が得られるか等々、かなり事細かに書かれているので、この部分だけでも十分に1500円の元が取れると言っても過言ではないですね。正直、読みながら自分のノート術についてかなり再考しましたし、恐らく今後、自分のノート術を大きく再構築することになりそうです。

僕も自分の記憶を書き出し記録に残すこと、また、それらをいつでも引き出せるようにするということにかなり執着しているタイプの人間です。自分が思ったこと、感じたこと、行動したこと、大切な思い出・・・この様な記憶を残すためであればどんな手でも使いたいと思いますし、自分の記憶が詰まったノートというのはこの世で何者にも代え難い価値を持ったものだとも思っています。それだけ大切なものを預けるのだから、Moleskineの堅牢性や機能性はむしろ、その価値(ポケットサイズで1500円程度)以上の意味があると思っています。

■イマジネーションを刺激する活用法

僕自身もMoleskinユーザーなのでその辺はよく分かっているつもりなのですが、Moleskinの最大の特徴はその自由度の高さにあります。(自由という点では僕の関心事であるほぼ日手帳やEvernoteなんか共通していると言えます)

口絵からしてかなりイマジネーションを刺激されるのですが、この本の後半部分はこの自由度を活かした様々な活用法が紹介されており、実に多くの学びと気づきを得ることが出来ます。圧倒的ボリュームとクオリティ、ビジネスからホビー、文字でびっしりから見開きで1枚の絵まで、実に多種多様な活用法がつまっており、自分の使い方のなんと”普通”なことよと、少し悲しくなるぐらいです。

こういった活用事例は、ノートはこうあらねばならない、みたいな固定観念を間違いなく吹き飛ばしてくれます。自分にはアーティスティックな才能はないかもしれないけど、ちょっと絵の一つでも描いてみようかという勇気を貰えます。自分は毎日同じような生活を生きているのだけど、時にはモレスキン一つもって旅にでもでてみようかという何だかワクワクした気分を味わうこともできるのです。

■9/16「モレスキン「伝説のノート」活用術」出版記念イベントに行こう!

日付の上では明日(16日)と差し迫ってはいますが、Lifehacking.jpの主宰で モレスキン「伝説のノート」活用術・出版記念イベントが東京・六本木の豚組にて開催されます。

まだ席の方には若干の余裕があるようで、本日15日(水)23:59まで参加受付をしているとのことです。東京近郊にお住まいの方で、モレ本買ったぜ!という方は是非是非参加をご検討下さい。堀さんの濃ゆいお話を聞いたり、堀さんを質問攻めにしたりと楽しい時間がまっていること請け合いです♪

勿論、かく言うBECKも参加するので、知らない人ばかりでちょっと躊躇してますという方もどうぞご安心を。

さぁみんな、会場で僕と握手だ!!

モレスキン「伝説のノート」活用術
堀 正岳, 中牟田 洋子
ダイヤモンド社 ( 2010-09-10 )
ISBN: 9784478013267
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


■おまけ

献本時にMoleskineもセットで送付頂きました。多謝!
せっかくなので、ユビキタスキャプチャにチャレンジしてみます♪

DSCF2622.JPG

そういえば、Yokoさんって僕と同い年らしい。
すごいなぁ、僕も頑張らないとなぁ(^^;

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