ゲーテ「涙とともにパンをかじった者でなければ、人生の本当の味はわからない」 – 月曜日の名言

週のはじめに元気がもらえる名言を紹介するコーナー「月曜の名言」。久しぶりに再開していきたいと思います。

今回紹介するのは、ドイツの詩人、小説家、その他色々やっていたかの有名なゲーテの名言です。

Goethe (Stieler 1828)

涙とともにパンをかじった者でなければ、人生の本当の味はわからない

If you’ve never eaten while crying you don t know what life tastes like

–ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)

人生三十数年も生きてくると、そういう経験も幾度と無くあったので、はじめてこの言葉に出会った時には凄く共感を覚えたことを覚えています。

その後、出典が気になって調べたところ、以下のサイトで、ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』の第2巻の第13章らしいのですが、どうも原典とこの英文、和訳共に全然違うっぽいですね。

名言、格言というのは得てしてそういう側面があるものですし、個人的にはこの英文も和訳も凄く好きなので「まぁいいんじゃない」という所感ではあります。(こういう事があるから、名言・格言の類は出典の確認が重要だったりします)

さて、名言の中身に話を移しますが、この言葉の私なりの解釈は「涙ながらに食事する程の大変な経験を経たものでなければ、人生の本当の意味は分からない」です。

私もつい最近、結構な崖っぷちに立たされて、それこそ涙ながらにパンをかじったりもしていたわけですが、こういう時って、食欲もないし、パンも全然味分かんないし、別に食いたいわけじゃないんだけど、食わないと元気も出ないしで、無理矢理食うわけです。

何度「もう駄目だ、諦めよう」と思ったか知れませんが、それでも折れずに苦境を乗り越えて今も元気にやれてることは、本当に有り難いことです。家族をはじめ周囲の皆様に感謝しか有りません。

で、ふと思ったんですが、「涙とともにパンをかじる」経験って、これまで何度かあったんですが、それぞれちょっとずつしんどさも違ったし、そこを乗り越えた時に得たものも違ったなぁって。

自分の能力不足への悔し涙だったり、自信を打ち砕かれたショックだったり、理不尽なことに対する憤りだったり、辛い出来事に完全に打ちひしがれて精根尽き果てたり、などなど。いや、今思い出しても胃が痛い。

時にはゼロから再出発をして、時にはなんとか苦境を乗り越えて。その度出来ることが増えて、精神的にもタフになって、家族や友人のありがたさに気づいて、多少は人に優しくもなれたようにも思います。

まぁ、これからもきっと理不尽や悲しいこと、辛いことは一杯あるんだろうけど、これまでの経験からきっと乗り越えていけるんじゃないかって漠然と思ってはいるし、やっぱり一児の父としては、そう易々と倒れたり、心折れたりもできないわけです。

これから何度「涙とともにパンをかじる」かは分かりませんが、その先に開ける新たな世界(或いは人生の意味)を信じて、なんとかかんとか苦境を乗り越えて行ければと思います。

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