僕にとってのライフハック

すみません、本当はもっと延髄反射的に書ければ良かったのですが、色々と立て込んでしまいえらくタイミングを逸した形で本記事を挙げさせて貰います。この話題についての元々の発端はこちらの記事

仕事術ネタ、しばらく止めます。 | Find the meaning of my life.

人生の残り時間を考えた時、「クオリティ・オブ・ライフ」という視点で全体を考えた時、枝葉のテクニックを使って遊んでいる時間はありませんし、枝葉のテクニックで人生が変わるとも、どうしても思えません。

本記事に書かれていることについて、特に異論はありません。仕事術というのはあくまで道具であるわけですし、新しいモノに次々と飛びついて仕事術ジプシーになることに何の意味がないことは明々白々です。特に締めの部分にあるこの一文が全てを物語っています。

しばらく、師走の手帳狂想曲や、タスク管理奇想曲、知的生産狂詩曲とは、距離を置き、あれもこれも手を出すのではなく、本当に有効なツールのみに絞って、人生のルートへ戻るためのヒントを探す努力をしていきたいと思います。

本当に有効なツールを見つけることが出来たのであれば、その相棒と共にしっかりと歩を進めていく段なのだと思います。Kazumotoさんが信頼の置ける相棒と出会い、自らの「クオリティ・オブ・ライフ」をしっかりと見つめながらご自身の歩むべき道へと力強く”軌道修正”される様はうらやましくもあります。私も早くこの綻びだらけの生活を正さねばと、唯々身につまされる思いです。

そして、このKazumotoさんの秀逸な記事と同時期に公開された堀さんの記事もこれまた秀逸。

ライフハックと仕事術で本当に「仕事」ができますか? | Lifehacking.jp

一方、いわゆる「ライフハック」と私が考えているのは「人生を変える小さな習慣」です。それ自体はつまらない習慣に過ぎなくても、繰り返すことで大きな意味をもつ、たとえば Evernote やモレスキンへの大事な記憶の保存などといったものです。

堀さんの「ライフ・ダイエット」と「人生を変える小さな習慣」はこれまでの堀さんの記事、そして処女作の「情報ダイエット仕事術」で一貫して主張されていることです。僕も抱え込みすぎることについて、大いに反省するところがあり、「減らす技術 The Power of LESS」と「情報ダイエット仕事術」を読み直しているところです。

Hacks for Creative Life! »今一度、原点に立ち返るー「素振り」そして「応募」

お二方の記事共に素晴らしい内容であり、特に私が付け加えることも議論を挑むところもありません。ライフハックや仕事術そのものの効能を認めつつも、使い方や向き合い方を間違えると本末転倒な結果になることについて警鐘を鳴らすことはとても大切な事です。今一度、僕自身のライフハックや仕事術に対する向き合い方、そして、僕がこのBLOGで発信する情報について見返してみる良いきっかけになりました。

少し前置きが長くなってしまいましたが・・本記事の目的である、僕に取ってのライフハック、仕事術とは何か?そして、僕がこのBLOGや書籍の執筆という活動で一体何がしたいのかという点について考えてみたいと思います。

■ライフハック/仕事術への想い

僕にとっての仕事術やライフハックというのは、僕が困難に陥った時に僕を救ってくれたものです。以前も記事にしましたが、僕がかつて新入社員〜2年目にかけて何も出来ず無力感に打ちひしがれる中で僕の拠り所となったのが仕事術であり、ライフハックでした。

Hacks for Creative Life! » 僕が本を書き、BLOGを書いている理由ー全ては挫折からはじまった

あのときの僕には漠然とでも自分の課題が見えており、このままではまずいという焦りと、それ乗り越えたいという想いに日々駆られていました。悔しくて泣いたこともありました。眠れず毎日緊張のバロメーターが振り切れた状態で仕事をしていたこともありました。胃が食べ物を受け付けなくなり、僅かばかりの自尊心は微塵も残っておらず、自分という存在と世界の境界を見失いかけもしました。

その状態の中で、僕はシゴタノ!Lifehacking.jpに出会い、藁にもすがる思いで書かれていることを実践し、紹介されていた本を手に取ってがむしゃらに読み進めました。その時には何が正解かもわからない状態でしたし、すぐに正解にたどり着くことは出来ませんでした。試行錯誤と実践の日々の中で、もがきながら前に進む僕は決してスマートではなかったでしょう。

そんな中出会ったある本に次の様なフレーズがありました。

試してみることに失敗はない

ご存知の方も多いと思いますが、「仕事は楽しいかね?」という本に出てくる珠玉のワンフレーズです。この言葉に出会った僕は、比喩表現ではなく、憑きものが落ちたようにすっと楽になったことを覚えています。色々やってはいるのに中々前に進めなかった為に「僕はなんてダメなんだ」「失敗だ」という想いに囚われていた僕は、この言葉によって暗中模索の不安から解き放たれることができました。

そして時は過ぎ、歩みの遅い鈍ガメな僕でも少しずつ前に進みつつ、今では人並みには仕事が出来るようになったのではないかと思っています。ですので、仕事術やライフハックで仕事ができるか、という問いに対しては僕は明確に「Yes!」と答えたいと思います。

■仕事術の知識だけでは仕事はできない

ただ、課題や改善したいというニーズがないところで仕事術をこねくり回してもあまり効果は得られないと思いますし、知識として収集して語るだけならなおさら意味のないことだと思います。仕事術やライフハックというのはあくまでも道具であって、私たちは達成するために道具を手に入れるのであって、手に入れること自体は目的にはなり得ないのです。

あふれんばかりの情報量に押し流されそうになったり、アイデアを出さなければ仕事にならない状況にならない限り、情報整理術の知識も発想術の知識も全く役には立たないでしょう。他人のタスクもある程度管理しなければいけない立場にない人に取って「Waiting List」は未知の領域でしかないのです。

仕事術で仕事ができるようにるためには、その仕事術が必要となる局面に遭遇するか、もしくは何らかの要因で自分自身がその領域に対して改善したいと望む必要があります。更に言えば、その仕事術を実践し自分の行動に組み込まなければ、役立てる以前の問題になってしまうのです。

■僕は何がしたいのか?

だから僕はただ知識としての仕事術を語るのではなく、僕が困ったことに対してどう対処してきたか、という僕の経験をBLOGなり本なりに書きたいと思っています。そもそも、僕はビジネスパーソンですから、今目の前の仕事をやり遂げるために必要と思う装備を調え、訓練し、実際に戦い、その結果から改善することを今後も止めることはないわけです。

その結果良かったモノをBLOGなり書籍なりでSHAREするライフワークは、我ながら何とも魅力的なミッションであると感じています。

例え万人に受けなくても、僕の記事を読んで誰か一人でも辛い想いから解放されるのであれば、それ以上望むことは何もありません。かつての僕がシゴタノ!Lifehacking.jpに救われたように、今将に苦闘している人々、これから先そういった状況に置かれるかもしれない人々の助けに僅かでもなれればと想い、僕はBlogや書籍を書き続けたいと思います。

■僕にとってのライフハック

最後に、僕にとってのライフハックとは何かを記しておきたいと思います。

僕にとってのライフハックというのは”物事の通りを良くすること”に他なりません。求めるのは効率化ではなくて、物事がごく自然に流れるようにするということなのです。ライフハックを実践していくことで、一切の無理が存在せず、僕が僕として自然体でいられ、僕が大切な人といつまでも笑顔で暮らせる日常を獲得することができるのです。

実際問題、当たり前に自然体に生きるというのは凄く難しいことだと思います。色々なしがらみがついてきますし、欲も出てしまいます。恨み辛み羨望、そういった感情と無関係で居られるほど僕は強くありません。ライフハックとは魔法の言葉ではなく、そういった自然体でいられない要因を一つ一つ地道に潰していく作業に他ならないのです。

まだまだ道半ば・・しかし、僕は僕の大切な人々が笑顔でいられること、ひいては僕自身が笑顔で得られることを諦めるわけにはいきません。これからも、地道に僕の自然体を阻害する要因を潰していきますし、その過程をBlogでshereして参ります。

参考図書

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