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僕がこのBlogで提供できるValueとは

実は先週の日曜日、R-Styleシゴタノ!で活躍中の@rashita2さんとお会いする機会があり、その中でとても重要な気づきを得たのでメモ代わりに書いておきたいと思います。(rashitaさんとお話しした内容というよりも、話した後に考えたことのメモです。)

■僕はコンプレックスの塊だった

いきなりのカミングアウトで申し訳ありませんが、僕はこれまでの人生で一日たりともコンプレックスを感じなかった日は無いといっても過言ではない人生を歩んできました。運動も、勉強も、見た目も、しゃべりも、性格も、そして仕事も・・・本当にあらゆることが上手くできない要領の悪い人間でした。

ただ、幸いなことに、そういったコンプレックスをある程度は乗り越えてくることもできたという実感も持っていいます。例えば、運動であれば、中学高校とバレーボールを続け、今でも週に1回程度の練習しているぐらいなので、昔に比べればずいぶん運動に対する苦手意識がなくなったとおもいます。

そうやって、歩みは遅くとも少しずつ乗り越えてきた山を振り返るにつけて、何かに取り組み続けることの大切さを感じずにはいられません。

もう少し正直なところを述べておくと、普段から懇意にさせて頂いているFind the meaning of my life@kazumotoさんrashitaさんなどと比べて、何とも自分の考えが浅く、文章が稚拙で、コンテンツの魅力に欠け、アウトプットの質量共に全く足下にも及ばないことに少なからずコンプレックスを抱えていました。そんなことを考える内に僕はいったいどんなValueをこのBlogを読んでくれる人に提供することができるのか分からなくなってしまったのです。

■スマートではないビジネスパーソンであるメリット

僕は人並み程度に本は読むものの、別にスーパーサラリーマンでもなければスーパーライフハッカーでもなんでもない普通のビジネスパーソンです。むしろ、社会に出てから沢山の失敗を重ね、その度にどうしたら良いのか分からず試行錯誤を繰り返し何とかここまでやってきた泥臭いタイプの人間です。(勿論、現在進行形で泥臭いことをやっているわけですが・・・^^;)

ただ、この”スマートではないビジネスパーソン”という視点や経験というのは、同じ悩みを抱える人たちが求めているであろう情報を提供する最大の武器になるのではないかということに気がつきました。元々このBlogで仕事術やLifehackについて書き始めたのは、社会に出て壁にぶつかり、それを乗り越えるために色々試行錯誤する過程を残したいと思ったからであり、そう言った記事を通して誰かが楽になってくれたら素敵だなと思ったからですので。

これからも、自分の持つ課題を克服するために本を読んだり勉強したり、答えを求めて思い悩んだり、それらを身につけようと実践してみたり、といった試行錯誤を重ね、ビジネスパーソンとして、自分の等身大の声で情報を発信していきたいと思います。

原点に立ち返る

僕にとってこのBlogは凄く大切な場です。この数年間の積み重ねの中で、着実に力を付ける助けになってくれましたし、このBlogを書いていたからこそ、多くの人との出会いやgihyo.jpでの執筆などの得難い機会を得ることも出来ました。今僕が置かれている状況は間違いなくこのBlogを続けてきたことによるものなのです。

そんな大切な場であるBlogの更新がここ最近滞おりがちなのは、公私ともに忙しかったり、執筆業があったりとそれらしい理由もあるのですが、実際の所はスランプに陥っていたからです。書きたい衝動には駆られるのに、いざ書き出してみると頭が混乱して言葉が続かないのです。ネタはいくつもあるのに、何をアウトプットすればいいのか分からなくなっていたのです。

スランプに陥ったのは、先に述べた「自分が提供できるValueが分からなくなってしまった」というのが主原因だと思うのですが、どこかで「もっといい記事を書かなければいけない」「期待を裏切るような記事を書いてはいけない」という変な気負いを持ってしまっていたのかもしれません。背伸びをして、自分をよく見せようとしていた節もあったのではないかと思います。

一度原点に立ち返って、普段試行錯誤を重ねていることを等身大の自分の声で伝えていくことを意識したいと思います。僕がこのBlogで提供できるValueは未だ漠としていますが、それも結局はこのBlogを更新していく中でしか見つけることはできないと思いますので。

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