【雑記】負けてたまるか

PhoTones Works #384
PhoTones Works #384 / PhoTones_TAKUMA

ここの1週間の忙しさというか、切羽詰まり具合は生半可ではなかった。

始業の2時間前に会社に着いてすぐに仕事を開始し、 終電間際まで情報を集め、分析し、議論し、資料を作って、レビューを受けてを繰り返していた。そして、ほぼすべてのレビューで僕は蹴散らさられ続けた。

僕の考えの至らなさ、浅さをレビューのたびに痛感させられた。これまでいかに物事の本質を探すべく考えを掘りさげることができていなかったかがよくわかった。

今までは自分のよく知る領域の知識とよく知る人とのつながりのなかで仕事をしていたので、それなりに上手く仕事が回っていた。しかし、一歩自分のよく知る領域から踏み出した途端、僕は無力な自分と向き合うという事態に陥ってしまったのだ。

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完膚なきまでに、打ちのめされ続けながら、これならいけると自信を持って臨んだ資料がぶった斬られたとき、僕の心にヒビが入る音が聞こえた。

半泣きになりながら、フロアを抜け出し、気持ちいい青空の下でスターバックスラテを飲みながら気持ちを落ち着ける。

完全に頭が真っ白になってしまった僕を見かねたチームメンバーが 「今日は早く帰りましょう。」と帰宅を促すので、その日は20時に会社を出た。帰りにビールを買って飲む気すら起きないぐらい胃は荒れていたし、寝床に入っても不安で眠る事ができなかった。

資料一つまともに作れない自分が、情けないやら悔しいやらという気持ちで一杯だった。

僕が踏ん張らなければ、しっかりしなければ僕と一緒に作業をするパートナーさんたちにも迷惑をかけてしまうし、アウトプットが出ないことで色んな人に迷惑を掛けてしまっているという事実が重く僕の両肩にのしかかった。

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5年ほど前、入社3年目の時にも同じような状況に陥っていた。

あの頃に比べれば、僕自身強くなってもいるし、いくつか心の拠り所となる成功体験もある。奥さんがいるから帰っても一人で悶々と悩むこともない。BLOGやTwitter/Facebookを通じて多くの人とつながってもいる。

自信を喪失しながらも、それでも僕はつぶれない、やりきれるという想いがあった。答えが見えず悶々と悩んでいる時でさえ、前に進み続ければこの事態は必ず打破できるという根拠のない自信がある。

この部分が5年前の自分との明確な違いなのだろうと思う。

今現在無力感に打ちひしがれている僕の背中を、過去の僕が、奥さんが、沢山の仲間が支えてくれている。それを実感する度に「負けてたまるか」という気分になる。

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ライフハック・仕事術関連のブログをやっていてこういうことを言うのも何だけど、仕事ができるようになるためには、今目の前の仕事に対して一所懸命に取り組むしかない。この文脈で言えば、心身の健康を害さない程度の失敗や苦労は、むしろ最高の修練と捉えることもできる。

ただし、これは心の持ちようなどと軽々しい言葉で片付けて良いことではないし、辛いと感じることを心の弱さなどとはき違えることは絶対にしてはいけない。

個人的な信条であるが、仕事術やライフハックというのは、平常時には仕事を多少なりとも効率化する効果が得られ、追い込まれた局面に於いては問題解決の糸口を見つける手助けをしてくれる存在なのではないかと思っている。どうしていいか分からず途方に暮れる状態と、まずは自分の知識と経験を動員して解決策を模索できる状態には雲泥の差がある。

僕はまだまだ学ぶべき事が多く、研鑽を積まなければいけない青二才でしかない。しかしながら、僕が仕事に取り組む中で悩み、もがき苦しんだ過程で得た事柄をシェアすることができるというのは、一つ大きなアドバンテージでもあると思っている。

人生は綺麗事だけでは済まされないし、楽しくないこと、辛い事も一杯ある。でもその中でも諦めず前を向くことで必ず道は拓けると僕は信じているし、そうであることをここで目一杯にもがきながら生きている姿を敢えてさらしていくことで証明したい。

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最後に一つ付け加えておきたい。

東京ライフハック研究会やアシタノレシピもやりたいことは同じで、問題解決の糸口(東ラ研は特にアウトプットに重きを置いて)を提供すると共に、仲間を見つけることで精神的な支えをえてほしいという想いがある。

誰かとつながり、励まし合えるということはそれだけで力になる。時に切磋琢磨しあい、時に励まし合う。そういう仲間ができることは人生にとって本当に大きなプラスになると確信している。

僕は今日も、奥さんや会社の先輩、そしてTwitterでゆるくつながっている遠く離れた仲間たちに助けられながら、支えられながら生きている。負けてたまるか。

 

 

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