Apple LiveのまとめとApple Pay、LTE関連など気になった点解説

ここ2ヶ月ほど、本職の方でドハマリしてたんだけど、Apple大先生がその案件の締め切り翌日(休みを貰う予定だった)にイベントをやってくれるというから、久しぶりに2:00からリアルタイムにKeynoteスピーチを追いかけてみることにしました。

折角Keynoteを聞いたので、ちょっと出遅れ感満載ですが、記事をまとめておきたいと思います。iPhone6とApple Watchの記事はいっぱい上がってると思うので適当に流しつつ、本記事では特に個人的に気になった「LTE関連」と「Apple Play」を詳しく紹介します。

とりあえず発表内容をざっくりまとめておくと

  • iPhone6:薄くなったよ、2サイズ出すよ。性能色々アップしたよ。すげーランドスケープ推し。
  • iOS8:前半Game開発用の開発PF「Metal」と「Health Kit」について。中盤、全体的に。
  • LTE対応:LTE CATEGORY 4、VoLTE対応、TD-LTEバンド41対応!
  • カメラ:センサーが新しくなったのと、顔認識やらAFが良くなった。下手なコンデジより良い。
  • Apple Pay:ついにNFC対応やけど、思ってたより垂直統合くさい。おサイフケータイとは違う。
  • Apple Watch:デザインは思ってたより普通。サイズは2種類、ラインナップは3つ。

みたいな感じでした。細かい点は割愛。ということで、一つずつ見ていきましょう。

■ とりあえず、iPhone6

事前のリーク情報通り、4.7インチと5.5インチ。Androidっぽいラインナップになっちゃいましたね。

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とりあえず、サイズはざっとこんな感じだけど、5.5インチサイズまでいくと流石に片手操作は厳しそうですね。6plusが1920×1080のFullHDってあたりはちょっといいなって思いますね。写真とか動画とかめっちゃ綺麗やろうなぁ。

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厚みも5Sよりちょびっと薄くなりますが、0.5mm、0.7mmの体感は難しそう。全体的に丸みを帯びたデザイン(iPad miniやAirに近い)になりました。

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CPUはA7より25%アップして、初代換算50倍速く。7年たつもんねー、初代から。

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グラフィックはA7より50%早くなって、初代の84倍に。
ムーアの法則ぶっちぎってますな。

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お値段はiPhone6でざっと2万1千円〜4万2千円ぐらい。(1ドル106円換算)

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iPhone6Plusで3万2千円〜5万3千円ぐらい。(1ドル106円換算)

iPhone6plusの128GBだと、多分月々の実質負担額2200円ぐらいになるんじゃないかな?

iPad Miniを新調しようか悩んでいたから、もしかするとiPhone 6 Plusの128GBを買えば・・と思ったけど、今年の5月にiPhone5を紛失してiPhone5Sに買い換えたばかりなのでちと厳しいかな。

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予約は各社9/12(金)から、販売は9/19(金)からです。
僕は今回は見送りかなと思ってますが、また下取りキャンペーン的なのがあれば考えてみようかな・・ 

■iOS8をざっとおさらい

前回のイベントで既にiOS8については取りあげられていましたが、今回のイベントでもサラッと機能が紹介されていましたね。とりあえずざっとおさらいしてみましょう。

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iOS8にはデベロッパー向けに様々な開発環境が提供されています。

ゲームデベロッパー向けにはSpriteKit、SceneKit、そしてMetalが提供されるとされていますが、今回のイベントではこのMetalを利用したゲームタイトルを開発している会社がデモを行いました。

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Metalを用いたゲームタイトルは今後続々と提供される予定とのことで、果たしてどれ程の進化を遂げるのか、とても楽しみです。

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また、iOS8ではTouch ID、PhotoKit、Camera API、HealthKit、HomeKIT、CloudKitなどのAPIが公開されることがアナウンスされていましたが、今回のイベントではiOS8にはApple製のHealth appが載るとアナウンスされました。

あくまでThird-partyとの連携を謳ってはいたものの、Apple自身がHealth系の中核部分、つまりユーザーの健康データそのものを押さえておきたいと考えるのであれば、FitbitやUP、Withingsらの領域を食う可能性もあるかもしれません。

HealthKitによって中小のデベロッパは自分たちでクラウド側のリソースを持たなくて良くなる(=アプリに専念できる)というメリットがありますが、既にクラウドサービスを提供している事業者とどう共存関係を結んでいくのか、今後目が離せない領域です。

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その他、音声や動画、現在位置をメッセージで遅れるようになったりとか、

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キーボードの予測変換が賢くなるとか、

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各アプリからの通知エリアの使い途が拡張されるとか

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Touch IDが他のアプリからも使えるようになるとかとか、目白押し名感じです。

iOS8、楽しみですね!

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リリースは9/17とのこと。
iPhone6を買わない人も、要チェックや!

■LTEのカテゴリ4対応!TD-LTEバンド41対応!VoLTE対応!

LTEのカテゴリ4対応!

今回LTEのカテゴリ4に対応したことで、ドコモやauが展開する150MbpsのLTEサービスが利用できる様になります。ソフトバンクは112.5Mbpsですね。

The NSBorderlessWindowMask style makes this title bar go away と NTTドコモ エリアマップ

各社の対応状況としてはキャリアアグリゲーションをスタートしているauが、2Ghz単体で20Mhz帯or2Ghz+800Mhzで計20Mhzを確保する形で150Mbps化で先行しています。

ドコモが1.7Ghzの東名阪バンドと、東名阪以外で15MHz幅が許されている1.5Ghzで150Mbps(あるいは112.5Mbps)を形成しているため、1.5GhzをiPhoneがサポートしてくれなかったのはちと痛い感じです。今年度中にサービス開始予定のキャリアアグリゲーションで2GHz/800Mhz/1.7Ghzを組み合わせて150Mbpsエリアが増えるんじゃ無いかなと。

ソフトバンクはまだ112.5Mbpsのエリアが殆ど無い状況です。2015年度以降にキャリアアグリゲーションが入る頃には、2Ghz+700Mhzで併せて20Mhz帯確保できるようなエリアがそこそこできあがっている・・と信じています。(僕はどうせiPhone6買えないから、別に112.5Mbpsエリアが増えても・・・)

TD-LTE バンド41対応!

それよりも何よりも、今回一番熱いのは「TD-LTE バンド41対応」。これによって、auならUQの「WiMAX2+」を、SBならWCPの「SoftBank 4G(AXGP)」を相乗りさせることが可能となります。

首都圏であれば、どちらのサービスもかなりのカバー率を誇りますので、特にカテゴリ4で出遅れているSoftBankにとってAXGPが使えるメリットは大きいですね。WCP買収のメリットがこんな所で見えるというのも実に興味深いです。

Android端末での対応を見ている限りだと、auもSoftBankも追加料金は取らず、優先して「WiMAX2+」と「SoftBank 4G(AXGP)」を掴ませるオペレーションをやるんじゃないかと思います。LTEと併せて通信料制限は掛かっちゃいそうですが。

VoLTE(Voice over LTE)対応!

ちなみに、ここまでの話はKeynoteの中では殆ど触れられていません。「iPhone 6 has faster LTE than iPhone 5s. It also has more LTE bands than any other smartphone for better roaming.」と一言あったぐらいです。そりゃまぁ、日本市場固有の事象ですもんね。

Keynoteの中で述べられたのが、LTEネットワークの上で音声通話ができるVoLTE対応についてでした。

Apple Live September 2014 Special Event

これはこれでちょっと驚きでした。まだ世界的に見てVoLTEに対応したキャリアって少なくって、日本でもドコモだけなんですよね。

余談ですが、VoLTEに対応していないLTE端末は、パケット通信はLTEでやって、電話するときだけ3Gに切り替える「CS Fallback方式」を用いています。これの具合が思いの外良かったので、世界的に「VoLTE別に急がなくて良いじゃん」ムードになってたんだけど、もしかするとiPhone6の影響で、各国のキャリアのVoLTE対応が早まるかもですね。

で、なんでこれが大事かというと、

VoLTE普及する⇒LTE専用端末増える⇒3Gが早めに縮退する⇒LTEが使える帯域が増えるから快適になる

という構図があるからです。20Mhzの周波数帯の内、10MhzずつでLTEと3Gが運用している状態から、5Mhzを3Gに15MhzをLTEに割り当てる運用に移行できれば、1.5倍速くなる(もしくはユーザを収容できる)訳です。

こういった技術のキャッチアップはAppleよりもAndroid端末メーカーの方が速いんですが、各メーカーがバラバラに動いているってだけで、どうも大きな動きにならないんですが、今回巨人Appleが動いたことが大きな地殻変動を引き起こすんじゃないかと密かに期待しています。

■カメラはセンサー類が進化したって感じ

今回、iSightカメラが進化した点は画素数でも無ければレンズでも無く、センサー。「Focus Pixels」を搭載した新しいセンサーでは、より速くより正確なフォーカスが可能となります。iPhone6のカメラには光学式の手ぶれ補正が搭載されています。

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また、ソフトウェア面でも進化していて、顔認識が近くの人、遠くの人を見分けられるようになったり、露出を手動でコントロールできるようになったり、4枚連続で写真を撮って自動手ぶれ補正をかけたりとかなりのものです。

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動画も強化されていて、60fpsのHD動画をはじめ、スローモーションムービーやタイムラプスムービーまで撮れてしまいます。タイムラプスムービー、面白そう!!

■Apple Payはおサイフケータイとは違うのだよ

NFCが搭載されることは概ね予想通りでしたが、これをただのセンサーとしてSDKと一緒にThird Partyに出さないところがAppleっぽいですね。Apple Payは色んな意味で僕らの想像を裏切ってくれたサービスでした。

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要するにこういう事(↑)なんですが、

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この映像を流した後にTimが「It is so cool!!」と興奮気味に話すのを見て、多くの日本人は「おいおい、そんなの日本のガラケーが7年前にやってるよ」なんて冷ややかな反応を示したことでしょう。

ただ、おサイフケータイとは以下の点で違いがあり、

  • クレジットカードorデビッドカードのみ
  • 使用するクレジットカードをPassbookで選択する
  • 認証、決済の部分を全部Appleが隠蔽する
  • 使用時にはTouchIDで生体認証を行う

イメージとしては、Visa TouchやiDに近く、これらに比べればTouchIDでの生体認証がある分だけセキュアだったりします。認証や決済をAppleが隠蔽しちゃってるので、セキュアと言えばセキュアですが、今のスキームだと電子マネーへの対応は無理そうです。(サーバ側を牛耳っているAppleがその気になればやれなくもないでしょうが)

おサイフケータイは元々端末のFelicaやらアプリ基板のマシンプラットフォーム提供モデルなので、サーバサイドの処理まで行うApple Payとは似ても似つきません。また、Apple PayはAppleのサーバ上に暗号化された状態で登録される、元は非接触IDでもなんでもないタダのクレジットカード情報を決済に用いれる点も実にユニークです。

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個人的には、これまでAppleのエコシステム内での決済に閉じていたiTunesアカウントが、NFCを介して外の世界に進出してきた、というイメージです。(クレジットの手数料を考えれば、Apple PayでのAppleの取り分はそれ程多くないとは思いますが・・)

■AppleWatch

思っていたより分厚い感じはしてたけど、なんだかんだスマートウォッチの大本命ではあるのできっと買います、AppleWatch。

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色々できそうだけど、とりあえず

  • 時計の盤面は色々差し替えられる(きっと色んな人がデザインできる)
  • WatchKitを用いれば誰でもアプリ開発が可能
  • 脈拍を測れる
  • GPSはついてそう(加速度センサーはなさそう?)
  • 活動量計として使えそう
  • 文字入力はできなさそうだけど、音声での検索とかは対応してそう
  • Twitterとかメッセージも閲覧やfavなんかはできそう

などなど。他にも色々ありそうだけど、まぁ、一通りスマートウォッチらしい機能はあったかなと。良くも悪くもiPhoneとの親和性が高いことを除けば普通のスマートウォッチという印象でした。

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タイプは3種類あって、それぞれ素材が違ったりします。価格は349ドル(1ドル106円で3万7千円)スタートなので、印象としては高いなぁ・・っと。発売時期は2015年の早い内ですね。

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個人的にはランニング時にも着けたいのでスポーツタイプがいいなぁ。

■最後に

ということで、今回の目玉は「iPhone6/6+」と「Apple Watch」だった訳ですが、個人的にはそれよりも「Apple Pay」と「LTE関連」が気になった次第です。

今回、休みが重なってくれたおかげで初めてAppleイベントのKeynoteをリアルタイムで見れたのですが、思っていたよりも楽しかったです。今後も仕事に支障が出ない程度にKeynoteを視聴していきたいと思います。

iPhone – 新しいiPhone 6とiPhone 6 Plus。 – Apple Store (Japan)
by カエレバ

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