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今の僕はあの頃の僕が思い描いた自分に少しでも近づけたか?

ここ最近引越しの準備等々でBLOGの更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
(誰も楽しみにしてねーよってなツッコミはなしの方向で ^^;)

ついに明日、関東に出てきてから約4年お世話になった横浜は上大岡から巣立ちます。故郷・大阪の次に長く住んだ場所だったので、なんだかさびしい気もします。
新居も同じ横浜市ではあるのですが、もっと北のほうに住まうことになります。アパートながら新築オートロックつき。すぐ近くにブックオフがあってかなりHAPPY(笑

住環境も去ることながら、大きな変化は新居が「2人の住まい」となることです。さる9月21日に入籍、来年の3月21日に結婚式を挙げる、新婚ほやほやな僕です。BLOGに書くときは、今まで彼女と表現していたのですが、これからは奥さんと表現することになりそうです。(未だ人に紹介するときになんと言えばいいか困ります。)

4年間お世話になった街と家に別れを告げ、文字通り新生活を迎える今こそ、僕が社会に出てからの4年間を振り返るのにうってつけの機会であると考え、記事にまとめてみました。(引越しの片付けそっちのけで ^^;)

■この4年間で僕は成長したのか?

4年という月日を長いと見るか、短いと見るかは人それぞれですが・・・僕はまだ右も左もわからない「新入社員」から「若手社員」と呼ばれるようになりました。

あの頃思い描いていた理想像とは違いますが、色々成長できた部分がある事も確かです。

まだまだ未熟ですし、未だに周りに迷惑をかけ、教えられ、自分の無力さに打ちひしがれることも多い僕ですが・・・それでもこの4年間で、多くのことを経験し、多くの人と出会い、多くの学びがあり、多くの変化と、それでも変わらない部分を発見し、汗と涙を垂れ流しながらスマートとは言いがたくも、着実に泥臭く成長を遂げてきました。

そう言い切れる背景には、自分が今仕事の中でそれなりに責任ある、重要な仕事を担わせてもらっている等の実感もあるのですが・・・もうひとつ形に残っている重要な証拠があります。

言わずもがな、この「Hacks for Creative Life!」です。

■Blogをやっていてよかったなと思うこと。

このBLOGは大学4年生の頃にバレーボールのコーチをはじめたことをきっかけに「コーチングダイアリー」という名前で生まれました。横浜から大阪にバレーを教えに帰っていた日々も今ではよい思い出です。(バレーを教えたみんなは今でも僕の誇りです。)

途中中断したり、テーマを大きく変えたりもしましたが、それでもこのBLOGにはこの5年間の僕が生きてきた軌跡、成長してきた軌跡が確かに記録されています。僕の喜びや、悲しみ、考えていたこと、興味関心、試行錯誤の跡・・・すべてがすべてではないですが、500を超えるPostには僕という人間のSnapshotがたくさんつまっています。

人は時として、すごく大事なことであっても忘れさってしまう生き物です。大切にしていたこと、夢、目標、情熱、人との絆、大切な思い出、悲しみ、悔しさ、喜び、感動・・・。絶対に忘れないと心に誓っていたことでさえ、僕たちはいとも簡単に忘れ去り、見失ってしまうものなのです。

僕にとって、このBLOGと手帳は、そんな見失われた大切なことを思い出させてくれる重要な装置なのです。例えば、精神的に参っているとき、自信を失いかけているときに、コーチ時代の記事を読むと、昔の僕が今の僕に語りかけてくれるのです。

「自分の失敗やあかんところを反省するのも悪くないけど、ちゃんと自分のええところとかできるようになったところも評価したりや。悪いところばっかりに目が行って見落としてるだけで、ほんまは君にはすごいところがいっぱいあるんやで」

身長はなくとも、すばらしい瞬発力と運動能力の持ち主で、何度もチームのピンチを救ってくれたプレイヤーがいました。ものすごくマイナス思考なのか、いつも凹んでばかりいた彼女に自信を持ってもらいたくて、僕はこういった言葉をよくかけていたのでした。

社会人になってから、仕事がもらえなかったり、逆に忙しくなりすぎたり、仕事で失敗したり等、何度も心が折れそうになったことがありました。その度にいつも
『「がんばれ!」「負けるな!」とあの子らに言っている自分が頑張らないわけには行かない』と気持ちを強く持って、踏みとどまることができたのです。

そのほかにも、本当に努力をして成長をとげ、すばらしい試合を見せてくれた彼女らから勇気や元気ももらいましたし、たくさんの感動とかけがえのない想い出を得ることができました。

日々、普通に生活しているだけだと思い出すこともないのですが、確かに僕にはそのような瞬間があったことを、このBLOGを読み返すことで当時の記憶と感情も含めて思い出すことができるのです。

バレーコーチの話はあくまで一例ですが、僕が積み重ねてきた経験、学んだ知識、様々な感情や記憶、出来事、考えてきたこと・・・RPG風に言えば「経験値」がこのBLOGに沢山詰まっているのです。(もちろん、手帳にも)

■今後僕がすべきこと

今の僕はあの頃の僕が思い描いた自分に少しでも近づけたか?

この問いに対しての答えはYesであり、Noでもあります。。

Yesの理由としては、あの頃の僕よりも今の僕の方が成長し、より理想像に近いであろうことは容易に想像がつくからです。また、Noの理由としては、今の僕はあの頃とはまた別の理想像を描いて、そこに到達することを目指して努力しているからです。あの頃との違いは、

1.多くの社会経験を積めたこと
2.多くの人と出会い、関係を築けたこと
3.多くの本を読み知識を得たこと(習慣、Lifehack、仕事術等)
4.手帳やノート、BLOG、iPhoneやTwitterといったツールがあること

そして

5.結婚し、自分ひとりの人生ではなくなったこと

でしょうか。

環境も違えば、前提となる知識も違います。打てる手も増えました。そういった変化を鑑み、今後僕がしなければいけないことは、

・第一に家族の幸せを考えて行動できるようになる(家庭も仕事も犠牲にしない)
・情報に溺れず、情報を活用して成果を出せるようになる(情報収集/整理/活用術の確立)
・人生の方向性を定め、戦略的に進められるようになる(目標策定、遂行、習慣形成)
・時間とタスクをコントロールし、効果性の高い日々を送る(手帳術の確立)
・自分の不足しているスキルの向上に取り組む(わかりやすい説明、マニュアル化・平準化)

といったところです。

これだけ見ると、なんだか「?」と思われるかも知れません。

これらは「成果を挙げる」とか「何々を達成する(ゴールに到達する)」といった結果ではなく、「よりよく生きるため、継続して成果を出し続けるための仕組みを作る」ことを目指しています。少し遠回りに見えるかもしれませんが、「成果を出し続ける仕組み」を先に構築しておく方が、長い目で見ればより多くの成果を出すことができると考えています。

■3年後の僕は今の僕が思い描く30歳の自分になっているだろうか?

僕は3年後の11月30日に30歳になります。やはり大きな節目の年ですので、少なくともそこまでには先ほどあげたことができるようになっていたいと思いますし、その頃には「○○と言えばbeck」ぐらいの二つ名が貰えるぐらいの専門性は身に着けたいところです。

そして、願わくばその時の理想像が、今の自分が思っているものを遥かに凌駕するものとなってくれていればと考えています。

1 COMMENT

虹の父

なんだかかっこいいエントリーでした。一挙に読んでしまいました。いつかお会いする時に渡す個人用の名刺に、その時も書いてあるであろう、好きな言葉をプレゼントします。
Life is what happens to you while you are making other plans.
私も27で結婚しました。今度の記念日で、なんと20回目です!

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