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夢について真面目に考えた或る日曜日のこと #ashitanoWS

枝の先に書かれたキーワードとキーワードを線で結んだとき、無意識の内に身震いし、自分でもはっきりと分かるぐらいに大きな音で心臓が激しく鼓動し始めた。

そうだった、僕のやりたかった事はこれだったんだ。

そんなことはとうの昔から、わかりきっていると思っていた。分かっているけど、届かない夢。学生の頃から思い描いていたこと、社会人になって経験したことから生まれたこと、今自分がまさに取り組んでいること。

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自分の頭の中に別個に存在していたいくつかの好きなことと、その背景にある想いを書き出してみたところ、いくつかのキーワードが浮かび上がってきた。沢山ある文字の中でごく自然にそれらのキーワードを結びつけていく内に、個別に存在していたいくつかの夢と活動の間に脈絡が生まれた。

なんだ、そういうことだったのか。

妙な納得感に満たされて、僕はただ充足の時に浸っていた。

かつて思い描いた夢は死んでいなかった。まだ、今も夢への道半ばであり、あれもこれも全てはそこに向かうために必要な事だったのだと気づくに至った。そして、無意識にそれらの行動を選び取っていたことには決して小さくは無い驚きを覚えていた。

■ずっとやりたかった事、今心からやりたいと思っていること

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いくつか夢らしきことを書き出したのだけど、特にこの5つに集約されると思う。

  • 作品を創り出し「感動」を生み出したい 
  • 仲間と事を成し遂げていきたい 
  • 沢山の人が「創作」と「コラボ」を日常的に行える仕組みを構築したい 
  • 皆が情報発信者となり細やかなhackが自然とshareされる仕組みを構築したい 
  • ITの力で世の中をよりよい物に変えていきたい

僕自身は、広義の意味でのクリエイターでありたいと思っている。ただ、僕には絵心もなければ音楽の才能もない。今のところ、自分が創作という分野で勝負を掛けるとすると「書く」ことと「仕組みを創る」ことの2点だと思っている。そして、この強みを持ち寄り、他の強みを持つ仲間と一緒に「作品」と「仕組み」を創っていくことができればこの上ない幸せなのだと思う。

僕にはシステム屋としてこれまでやってきたITの知識と僅かばかりのスキルがある。大学時代、そして社会人になってからも少しずつ勉強してきた経営学の知識がある。ビジネスパーソンとしてより成果を出したいと学び・実践してきたビジネススキルがある。わずか2年ではあるけど、物書きとして世に書籍を送り出すことができる程度の企画力と文章構成力がある。

人と比べれば際だった物ではないかもしれないが、それでも自分の強みと呼べるものができたことは喜ばしい。スキルという面に於いて言えば、僕は自分の夢に向けて着実にその歩を進めているのだと確信した。

更に付け加えると、システム屋として今まで携わった仕事は勿論、ブログや書籍の執筆、東ラ研やアシタノレシピといった活動が、実は自分がやりたいと思っていた夢が一部結実した”成果”なのだということに気づくことができた。(創作系の活動は最近あまり活発ではないのだけど。。)

まだまだ道半ばではあるけれど、自分がやってきた事の一つ一つがいくつかの夢と結びついたという事実がとても励みになったし、これからもより明確に鮮明に自分の夢に向け、仕事を含めた様々な活動をブラッシュアップしていきたいと改めて心に誓った。

■今この場にいられることの幸せさを感じながら

かつて僕はバレーボールをプレーし、コーチとして指導を行う中で「仲間と事を成し遂げる」ことの難しさと、達成したときの喜びを何度も味わってきた。バレーボールの先に現れた「仲間」というキーワードがアシタノレシピの先に現れた「仲間」と結びついたとき、頭の中で「カチッ」という音が静かに鳴り響いた。

アシタノという活動それ自体が夢の形の一つであると気づいた時、猛烈にこの場にいられることを幸せだと感じた。

アシタノ及びアシタノワークショップの中でやりたいことは沢山あるのだけど、現実としてはそれほど多くのことが一度にできるわけではない。時間は掛かるかも知れないが、仲間と共に一つ一つ着実に成し遂げていきたい。

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